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MAIN TRAFFIC4  作者: 浜北の「ひかり」
Hikari Episode:1
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28/102

389列車 知りたい

「ありがとうございます。じゃあ、おやすみなさい。」

亜美(あみ)ちゃんはそう言って、私の部屋の扉を閉めた。当然、こんなことになるとは思ってなかったから、私のパジャマを着こんでいる。もちろん、下着もだけど・・・。

「ごめんね。迷惑だと思うけど。」

「いいよ。普段はこの部屋で一人だから、寂しかったりするし・・・。」

そう言ってから、

「誰かと寝るのは(ひかり)と私が小さいとき以来かな。さすがに弟でも隣に寝てると恥ずかしいからなぁ。」

「・・・。」

それに亜美(あみ)ちゃんは反応なし・・・。ちょっと反応してくれてもいいじゃん・・・。

「弟とか、兄がいるってなんか羨ましいなぁ・・・。」

ボソッと言うのが聞こえた。

亜美(あみ)ちゃんには兄弟いないの。」

「いたら、私が会社を継ぐことにはならないわよ。だから、兄弟って憧れるんだよね。なんで私の親はもう一人子供作らなかったのかしら。」

すごく兄弟への憧れが違う方向へ走っている。

「こうのとりが運んでこないと子供は。」

智萌(ともえ)ちゃんだっけ。まさか本当にこうのとりが子供を運んでくるなんて思ってないでしょうね。」

「えっ。」

「ああ、こりゃだめだ。」

私、亜美(あみ)ちゃんにすっごく馬鹿にされてる。こうのとりが子供を運んでくるんじゃないの。そんな説みたいなの無かったっけ。

「その話はここまでにしましょ。私貴方とエッチな話をするつもりはないから。でも、いずれ知ることにはなるでしょうから、問題の解決が先延ばしされたぐらいに思っときなよ。」

私もだ。亜美(あみ)ちゃんとエッチな話をするつもりはない。それよりも聞きたいことがある。

亜美(あみ)ちゃん。」

「んっ。」

亜美(あみ)ちゃんは(ひかり)のことどう思ってるの。」

違う、私が聞きたいのはどう思ってるとかじゃなくて・・・。

「・・・もし、私が(ひかり)ちゃんのこと好きだって言ったら、不都合でもあるのかしら。でも、今はそんな目で(ひかり)ちゃんのことは見てないから安心しなさい。」

いずれはそう言う目で(ひかり)のこと見るんだなぁ・・・。

「いや、ごめん。聞き方は悪かったわよ。(ひかり)とはどうやって知り合ったの。」

「・・・聞き方が悪かった以前の問題ね。さっきのは完全に問い方がおかしいわよ。」

うん、なんで私あんなふうに聞いたんだろう。

「私が憂さ晴らしにすぐそこの野洲川にJRを見に来た時にあったの。」

そんな出会い方なんだ。

「じゃあ、何で(ひかり)をライバルって思ってるの。」

「簡単に言えば、勘違いね。」

「勘違い。」

「そう。(ひかり)ちゃんと初めて私の夢の話した時彼、女の子の服着てたから。それにあの顔にあの名前でしょ。男の子だとは思わなかったの。後で男の子だって打ち明けられてビックリしたけどね。」

(・・・女の子の服って・・・それ私が勝手に着せたやつだ・・・。)

「何で女の子の服だってわかったの。多分無地のやつだと思うんだけど。」

犯人はお前かと思われてるかな・・・。

「あのね。女性の服は全部男性の服とボタンの付け方が違うのよ。そういう所注意してみればすぐに分かることよ。」

亜美(あみ)ちゃんって頭いいなぁ・・・。

「ああ、あとライバルっていうのは私がそう言ってるだけって思ってくれていいわ。私と(ひかり)ちゃんじゃあ学力相当違うし、ライバルとは言い難いからね。むしろ仲間って言ったほうが正しいわ。でも、あえてライバルっていうのは就職するときに(ひかり)ちゃんと席ひとつ争うことになるから。そう言う意味で言ってるだけだから。」

何言ってるかよく分からない。これだけ聞けば、(ひかり)亜美(あみ)ちゃんの都合に巻き込まれているだけだが、私はそうは思わなかった。


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