表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/21

ルシシアン以外は忘れても。

次の日、国は盛大に大国と小国の王族を招き入れた。

大国であるルシシアン国。

小国であるハウエイ国とバチサン国。

この三カ国が訪れた。

ルシシアンからは王と王妃、第一王子と第二王子と姫が参加し、ハウエイとバチサンからは王、王妃、第一王子とその婚約者が参加した。

どの小国の姫も、連れてくるたびにルシシアンの王子にアプローチをかけるので、相手が決まっている女性しか参加することができない決まりになっていた。


国中盛り上がり、国民が集まる前で国の代表者が踊りを披露するのが伝統となっていた。

貴族たちには席が用意され、ソフィアも円形の舞台の近くに座っていた。

マリーナはそれを一段上の王族が座る席から見下ろし、クスリと笑った。

「どうかした?」

王子はマリーナが緊張しているのでは、と心配していた。

この踊りは、国の女性を代表するもので、歓迎の気持ちを伝えるためのものでもある。

マリーナの踊りは見たことがなかったが、自信ありげな様子に期待をしていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ