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12/21

また君に

ソフィアはルシシアンの王族と共に行動していた。

「見事な踊りだった。」「プリシラの負けかもな。」

第一王子も第二王子も、ソフィアの踊りをみて感動していた。

「互角よ。負けたわけじゃないわ!」

兄二人にからかわれたプリシラ姫は反論したが、悔しそうな顔はしていなかった。

もともと芸術を重視するルシシアンであったので、王も王妃もソフィアが共に行動することに異論はなかった。


(そろそろお家に帰りたいわ)

ソフィアはなかなか言い出せずにいた。

そのままズルズルと王宮まで来ていた。

他国の王族は、王宮に泊まるのが決まりである。


門番や、城の使用人も、ルシシアンの王族に混じるソフィアに怪訝な顔をしたが、流石に物申す人間は現れなかった。

「申し訳ありません。ソフィア様のお部屋が用意できておらず....」

まさかこんな形で宿泊者数が増えるとは、予想できなかった使用人たち。

ワガママだった頃の噂を知る彼らは、

(大変なことになった....)

と怯えた。


しかしソフィアはそれをいいことに帰ろうとし、

「私と一緒の部屋でいいわ。」

といった姫に無理やり引きとめられていた。


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