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メリスロッテの場合

 宿屋の主の朝は早い。メリスは、いつも太陽が昇る前には目を覚ます。顔を洗って、歯を磨いて。ばっちり目を覚ましたら、お仕事開始。朝ごはん前に食堂や1階の廊下を掃除して、宿泊客の朝食の食器の準備と、長期滞在客の洗濯物の回収。洗い上がった洗濯物があるお客さんのかごには、畳んだ洗濯物を置いていく。


 そんなこんなで、ふと空を見上げる頃には、眩しい太陽が顔を出している。見上げた先で照りつける太陽は、いつも元気をくれる。眩しさに目を細めたあと、空気を吸い込んで、両手を高くつき出す。


「さ、今日も1日頑張ろう!」


 今日の朝ごはんは何だろうなと考えながら、弟が準備した料理を盛り付けていく。まずはお客さんの朝食を済ませてから、自分達の朝食を準備する。基本はお客さんの御飯の余りで調理したものだから、今日はあれかな? なんて考えながらテーブルに運ぶ。


 メリスにとっての太陽とは。

 1日の始まりを告げる光。




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