この世界の魔法とは
一方その時ってやつです。
暇だ。
状況説明をしよう。
現在、我が転生理由ことローラ・カルデリオスは
お披露目会に出席中。
到着してるかは場所を知らんのでパスで行くが、
それを待っていて私が暇を持て余すのはもったいない。
ということで―――
魔法の勉強をします。
この世界における魔法の構造はいわば着火装置。
ついた火を保たせるのは環境だ。
が、多分アニメのような魔法らしい魔法もできなくはないのだろう。
てか今考えるとアニメってなぜああも魔法の考えが簡略化されてるんだ?
話を戻して、私は今いうなれば火の燃料たるオイルはあるが
やすりがなくて火が発生させられぬ状態。
なればこそ、知識を得ねばならぬのだ。
思い直せばアニメは派手な演出を出すためだったりしそうだな。
さて、勉強の時間ですね。
――ふむ。
魔法陣と呼ばれるものはいわば燃料タンク兼材料表なのか。
陣を描く際に人間のいわゆる魔力が勝手に注がれる、
故あってか機械仕掛けでは魔法陣は使えない、
ああいやものによるのか。
木を使った機械仕掛けなどでつくったらCやO…
アッ鉄を使った機械仕掛けならFeを操ると…
雑に言うなら作者によって変わるのか。
魔法陣を描くために動いた物質より元素の情報が運ばれるから操れる…
つまり無駄にごてごてした装置で作った魔法陣はその分強いのか。
この世界における元素の類は魔力を作り出すものによってくっついてる…
アッ作る魔法陣も作るために動いた魔力分大きくないとダメなのね。
魔法には名前の類はなく、基本的には『有酸素式魔法』と
『無酸素式魔法』の二つで分けられるっと。
どこでも酸素は万能だな。
周期表の類は…熱を中心に知らないものもあるがおおよそ変わらないな。
魔法陣政策の際に与えられた魔力が基本魔法陣の限界で
魔法陣から漏れ出ることを起因として魔法が発動、
その際にあれ…ピタゴラスの貪欲な杯みたいにすべて使用されるっと。
そのため魔法陣は使い捨て…だけど多分これ魔力を改めて込めれたらずっと使えそう。
ふと思ったが大概この世界の魔法も構造がわけわからんね。
「――だいたいできたかな?」
「尖った木を使って書いたから火とかのものを扱える魔法陣に成ってるハズ。」
頑張るか~。
『ぼわっ』
「着火できた!…けどすぐ消えるな。魔法陣も多分魔力切れてるだろうし…
難儀なことだなぁ。」
「おや、え~と…リスタ嬢…?ヴァリクスタ家の令嬢が何やってるんですか?
どうやら火を出してたっぽいですけど。」
「え~~~~~~~~~と…」
父が雇った冒険者的な人の…キルケログ殿…
「少々魔法の研究をば…」
「へ~?将来はどうせどっかの貴族と添い遂げるだけなんですしいらないじゃねっすか~?」
いちいち気に障る言動をしおってからに…
「知っていますか?遠くの島国では備えあれば患いなしという言葉があるそうですよ?」
「へぇ?箱入り娘が旅人によくそういえますねぇ?」
「そんなことも分からぬような者は父も雇わぬでしょう?」
「すげぇなぁ!?貴族ってのは皮肉がお好きで恐れ知らずでぇ!?」
「貴族という立場は戦闘を強いられませんしぃ!?金を出す側なもんでねぇ!?
よく知りもしない旅人を立てるような言動は育てられませんのでねぇ!?」
「へぇ貴族ってのは人への礼儀も教えてもらえないような存在なのかねぇ!?」
「教えられますよぉ!?あ・な・た・へ・の・礼節を重んじる意味を知らぬだけですのでぇ!?」
「人に命を預けておきながらよくそんなことが言えるなぁ!?お・じょ・う・さ・ま!?」
「軽い命ですから。」
「なら無駄に挑発すんなよてめぇ!?」
「こんな軽いものに乗せられるあなたが悪いんじゃないですかぁ!?」
「あぁ!?」
先が思いやられますね!!!




