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エッセイ

ストラテラを飲んだ結果!!!

作者: _




『ADHD治療薬を飲むと創作がおかしくなって死ぬ』


 こんな感じの創作系の不安を聞いたことがある人はかなりいると思います、その中で創作をしていて薬を飲めない人が居ると思います。


 飲もうか? でも作品が書けなくなったら……でも今は苦しい、これで変われるなら変わりたい……という感じ。


 実際に小説を書いていて、ストラテラを飲んだそれからの小説に思うこと。これらを話してみたいと思います、これを見た人が薬を飲む誠心誠意の第一歩になるように。




 結論から言いますが、飲む前と飲む後では『変わります。』




 そもそもコンサータやビバンセではなくストラテラを飲んだのは創作に影響が出ないように考えてストラテラなのです。


『音がはっきりしてクリアが羨ましい、創作に生きろ』


 というしょうもない気持ちで選んだのですが、これは間違いでした。少なくとも12時間で切れるコンサータ類の方が常識人の時間、創作人間の時間を選べます。


 ということを置いといてストラテラを選んだ場合、ストラテラタイムの中で創作をしなければ行けません。


 どう変わるのか? ということですが、言ってしまえば何も浮かんでこないことです。想像してみてください。


 想像できません。教えてください。


 こんな感じです。なんも浮かんでこないです。発想が浮かんでこないのではなく、イメージが浮かんでこないような。


 なので想像しないで教えることは可能ですが、どんな想像をしましたか?って聞かれると現状は答えれません。


 創作する方の中で私のようなアニメを脳内に流して書いてる人はとても苦労すると思います。


 その方はダメですが、逆説的にありです。


 理由は逆に考えて感覚派の気持ちが理解できるからです。


 感覚派は基本的に速筆です。だって感覚ですから、直接的に舞台用意しませんから。


 この感覚を掴めば書けると思いますし、後先に繋がる可能性が!


 実際に今書いてる話の続きを書き始めましたが、感覚で書いてます。なれると悪くないですよ、頭疲れませんからね。


 感覚で書く流れを少し。


 花火を見た話を書くとして、花火の内容と見た人の顔を想像して書くのが想像的な書き方。


 感覚は見た人の顔を笑顔だと仮定して花火の内容を良くする。


 もしくは花火の内容を良くすれば、その人は笑顔だろうと考えて笑顔を描写。


 感覚派に助走つけて殴られても仕方ないですが、私にとって感覚です。



 文章力自体の変化はありませんが、言い回しが少し変わったりします。


 感覚というのもあるんですが、今までならしないような言い回しが浮かんだり、『こっちの方がいいな』ってなったりします。


 実際はどっちがいいのかって言えないので小さな変化。


 飲む前の作品を推敲していて感じました。



 しかし、一番の問題は発想する機会が失われることです。


 自分は物を見て常に何かを思っていたようですが、それが無くなりました。


 考えることは薬を飲んでから減っていて。



 考えるぞ!って思わないと考えなくなったということです。



 いつもプレイしていたシューティングゲームを薬を飲んでから初めてした時、これは顕著に出ました。攻撃は当てれるけど、次どう動いたらいいか?


 普段は考えていたのに、今は考えていないので前へ前へ進む、そんな感じで『どうしてそう動いたのか?』少しの間、それを考えることもできませんでした。


 だって、考えてないですからね。


 なので考える回数は減るんです。


 結果的に創作での『ひらめく』機会は減ると言えます。


 そこが致命的と考えるのも良いと思います、だったらコンサータ系でも。薬は変えることも出来ますし、いらないって感じれば無くすこともできます。


 選ばないで悩むより、選んでから悩んだ方が贅沢な悩みってもんです。


 個人的にはなろうにおいて独創性は必要ないので、ここを舞台にするなら問題ないかなって思います。


 実際、ランキング一位に寄せて書いた方が一位の作品が好きな人が集まるので人気出ます。


 飲むとそこそこ変わるが書けなくもねえし、夢は追えるって感じです。


 現状は以上です。おしまいです。





 ここからは予想になります。


 今はそうじゃないけど、今後そうなる可能性がある話をします。


 シューティングゲームの方で考えることは減ったと言いましたが、楽しんでいるとそのゲームではそれなりに考えて動くようになりました。無意識に。


 これは予想ですよ? 薬を飲むと頭に何らかの変化があるから明日から変わるわけです。


 その変化というのは大きいものだと思います。


 大きな変化に、慣れていなかったとしたらどうでしょう?


 簡単に言ってしまえば新たな仕様に慣れてなかった、というわけです。


 ボロクソに言えばその変化で頭の使い方が下手くそになったとでも表現しましょうか。


 その使い方が上手くなったからこそ、ゲーム中に無意識に普段通りの考えがポツポツ浮かんで元に戻った。


 いわば正常な脳みそを場面に応じてうまくコントロール出来ていないから思い浮かばない。想像力が働かない。


 じゃあ適応して、上手くコントロールできるようになれば?




 終わり。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 貴重な体験談、ありがとうございます。 とても興味深く読ませていただきました。 飲む前と飲んだ後では、明らかに変わるんですね。 脳の働き方が、ガラッと変わる。 その違いを見つめて、創作のプラ…
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