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episode1

今日は少し肌寒い気温だった…


朝、目が覚めて窓の外を見ると雨がしとしと降っていた。

空はどんよりしていて、朝から暗い気分になるのは嫌だな…と思い、カーテンを閉めて着替えを始めた。


只今の時刻は午前5時…

なぜこんなにも早くに目覚めてしまったのかはハッキリとは分からないが、おそらく昨日の夜中に熱中して見ていたアニメのせいだと予想できる。


昨日、私は戦闘物のアニメをヘッドホンをして大音量で効果音と音楽を楽しみながら部屋にこもって1人で盛り上がっていた。

大好きなアニメを見れば、オタクの皆はきっと興奮して体内のエネルギーが噴出され、日頃のストレスやモヤモヤが一気に消えて無くなる…!


そして、それと同時に眠気まで飛んでしまい、その日の夜は十分な睡眠時間を確保できないという事態に陥ってしまうのだ…!


そのせいで私の体は、『早起きモードON』に変身してしまっていたんだ…!!!


まぁ、これはよくあるパターンなのであまり気にせず、少し早めに学校に行くことにした。


あくびを何度か繰り返しながら学校へと足を進めていると、後ろから妙に早い足音が聞こえてきた…

朝から何事かと振り返って見ると、そこにはヨっちゃんがいた…!


『リーオーンー!!!!おっはよーう!』


『ヨっちゃんおはよー』


『リオン、昨日夜ふかししてたんだねー!だから今日は早いんでしょー!ねぇーねぇー!』


『・・・。』


『さては図星だなー!んもぅー、こんなに早く来るんだったらいつも早く来ればいいのにぃー!リオンと一緒に朝登校したいしぃー!ねーねー、ダメェー?いいでしょぉー!?』


『んー!あー!もー!うるさいな!分かった分かった!明日から努力はしてみる…それでいい?』


『うんうん!でも努力はちゃんとしてよねぇー!リオン言ったんだからぁー。オーケーぇー?』


『はいはい…』


(リオンの言葉に満足したヨっちゃん↓)


『よし!じゃあ行こっかぁー!』



そう言って、私とヨっちゃんは学校へと向かった…




私が通っている学校は、〔私立戸永見学園〕というところだ。

まだ新しく校舎はとても綺麗でいい感じの学校だったし、行事が楽しそうだったから、頑張って試験を受けて、見事合格したのだ!

いくらオタクライフを送っているからといって、頭が悪いという訳ではないのだ!

世間一般ではそういった見解が多いが、私やヨっちゃんのようにオタク女子でも受かるということを読者の皆様には是非とも知っていただきたいのであーる!


とりあえず、この話はここまでにしておいて、この春に行われる行事について少し説明しようと思う!


この春、戸永見学園で行われる最初の行事は…


【三学年合同!春の体育祭!】


であーる!


自分はオタク女子でありながら、運動は超得意!

だから、楽しみで仕方ないし、マンガの参考にも少しなるから一石二鳥!って感じ♪



でも…?!

体育祭まであと1ヶ月!

それまでになるべくたくさんの種目の選手になれるように頑張らないとねー!


そんな私を誰かが見ているような気がした…





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