第十二話、元通り
投稿ですー♪
よろしくどうぞ(^∇^)
ジリリリリッ
ガチャン
物凄い目覚まし時計の音
いつものように、のんびりと学校の準備をする
「お姉ちゃん! 遅刻するよ!」
「今行く!」
部屋の前からきこえる竜胆の声
私はまだ頑張らなきゃいけない
家族のために
―――――――――――――
キーンコーンカーンコーン
下校時間を知らせるチャイムがなった
「鳳仙ー! 帰るよー!」
「まってー!」
カバンを持ったとき、雷神が話しかけてきた
「なぁ、明日カラオケいかないか?」
「……え?」
頭の中がショートした
で……デート?
いや、このパターンは三人だよね!?
そんなことを思いつつ、とりあえずなんでもないような雰囲気を演じつつきいてみた
「二人で?」
……沈黙ですか。
「ダメ……かな?」
驚いた、心臓が飛び出るとはこのことだろう
「え、あ……別に? いいよ、二人でも」
「よかった」
そしてこの悩殺スマイルである
ヤバい、頭が沸騰してる
私は変態か?
こんなときは誤魔化す
「別に、雷神が行きたいって言ってるから行くだけなんだからね!?」
雷神がうつむいてしまった
え、なんで?
疑問に思っていたら、雷神と目があって
「……ありがとうな」
そう言われた
「じゃ、明日絶対な」
その時かすかに雷神の頬が赤くなっている気がしたのは、私だけだろう
多分これから、ほんわかモードに突入するかもです
みてくれたら幸いです(^^)
今回もありがとうございました(^∇^)