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第九話、過去の記憶
ほーちゃん(鳳仙花)のお話しです。
では、どうぞ!
「あれ……?ここは……」
視界がボンヤリしているなか、自分を呼ぶ声がした
「鳳仙、鳳仙……」
「誰……?」
振り返ると、自分より自分より大きな男女がいた。
とっても、温かい笑顔を浮かべて……
「帰ろう、鳳仙」
手を伸ばしたその二人の服は、赤黒く染まっていた……
―――――――――――
「ん……、夢……」
布団の中でモゴモゴしながら夢の内容を思い出そうとしていた
「……誰だったけ? あの人たち……」
とても大事な人、そんな気がした。
だけどそんな人、竜胆たち以外考えられない。
「ま……いっか」
疑問を感じながらも眠りにつく鳳仙花であった。
どうでしたか?
次話も読んでくださいね!!