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彼×と猫  作者: 蜜柑
5/5

支、旅の理由(わけ)

ごめんなさい、そしてありがとうございます。

 「特に意味はないよ」

 レイ様はいつもそういう。いつも。



   それは三年前のこと。ある港町にて。

 「レイ様」

「ふぬ?」


 「なに?」と言っているのであろうが、口に含んだ林檎のせいでなにを言っているのかわからない。


「ていうか、ここまできて林檎ですか…」


 海まできて林檎ですか。よっぽど好きなのか。


「なんでもいいでしょ、そんなの!それだけ?」


 いや違う。


「レイ様―――」



「だから、何??」





  「―――なぜ、旅を?」







  「ほえ?」





 「えーーーーー?なんでって・・・・、べつに、特に意味はないよ?」




 何か隠してません?









   それは五ヶ月前のこと。ある大きな町にて。


 「レイ様」

「ん~?」


 あの一回ではあきらめきれない。


 レイ様は店で買った大量の林檎を抱えていた。


「林檎多くないですか?」



 せめて特産品にしろ。食べきるつもりでいるのか。


「そうかな~?」


 いやそうでしょ!?


「それだけ?」


 いや違う。

 「レイ様―――」


「ん??」




    「何故、旅を???」




「え…………?」





「えっ、え~~~~~~~~~~~~~~~別に特に意味はないよ~?」




 埒が開かない。あと一回。





   今日。どこかの道。

 「レイ様っ」


 今度こそ教えてくれ、旅の理由《わけ》を。


 今の私はレイ様より背が高い。顔を寄せ、言う。



「な、ぜ、た、び、を????????????????????」




               レイ://////////////////////(&%$#”%&$%%$$%%っ!!!????)



「へっ、えっ!!!!!!???????なにごめんきこえなかっ&#&%&$#%$%&$##……………。てかっ顔ちかっ!それにこの質問何回目ぇ」


「三回目です」






「わかってます~」



「いいかげんおしえてください」




「えええええええええええええええええ…」



「おしえたくないんですか・・・」 ずいっ



レイ://////////////////////////(だから顔近いです~~~)



「教えてくれないと、"キス"しちゃいますよいいんですかっ」




ヤケだっ、自棄っ






「いやですやめてくださいいいいますかさ~~~~~」



「そんなろこつな・・・。…かさ?」


「から」






「あのね」

「はい?」

 どうやら話す気になったらしい。


「世界の終わりが見たいの」



          は?


「この世界はいつ終わるのか、どうやって終わるのか、みてみたい、この目で」



「だから一回自分で壊してやろうと思って…」



 頭大丈夫ですか?


「でもやっぱムリかなーって。だから世界中みて暇つぶしてればそのうちみれるかなーなんて」






 じゃあようするに・・・




「暇つぶし…ですか?」


「うん、まあ、そーなるな」






    苦労して損した。

ありがとうござい魔師←ぇ

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