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文学系

『玄関にウインナーが置いてある家』展 ✕ 路上詩人刺苦羅(さくら)2号

作者: 指パッチンが得意な武士

  挿絵(By みてみん)


12月11日。それは恋の季節。


私は1番旨いハンペンを求めて旅をしていた。


タピオカミルクティー。

それが私がこの地で初めて出会った食べ物だった。


「タ」の次に「ピ」が来るなんて、「タヒね」でしか見たことがなかった。しかもそれはネットの世界の中だけで、現実で口にする人間など私の兄以外誰一人として存在しなかった。


  挿絵(By みてみん)


公園に行きたい。

私が唯一私になれる場所だから。


駅前にあるデス公園には、必ず毎日殺人事件が起こると言われているデス便所があった。


そこへ行く度、私はときめいた。


  挿絵(By みてみん)


当時青リンゴ農家とフェニックスを兼業していた私にとって、マクドナルドはこの上なくありがたい存在だった。


  挿絵(By みてみん)


源氏パイ。

私を救ってくれたもの。


  挿絵(By みてみん)


怖かった。

最寄りのマクドナルドが閉店した翌日、私の家からその店舗までの道にある全ての花が枯れたのだ。


歌を歌おう。そうすれば、今より良くなるかもしれないから。


  挿絵(By みてみん)


1人じゃ無理でも、2人ならきっと出来る。


漢字の「サ」を無くせ!!!!!!


  挿絵(By みてみん)


だからもう⋯⋯


  挿絵(By みてみん)


(けえ)ってくれ。


  挿絵(By みてみん)


「パリッ」つってな。


  挿絵(By みてみん)

     /ママ〜おうち入れてよ〜!\


てりやきチキンフィレオカレー385gの4辛で、チーズトッピングで。あとヤサイとアブラとニンニクもマシマシで。あとホイップとキャラメルソース増量で、インド人を右に!!!!!!

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