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“あなたの言う愛が私には分からない”と僕に別れを告げた君は?

作者: 七瀬
掲載日:2023/08/16







“あなたの言う愛が私には分からない”

僕はある日、付き合っていた彼女にそう言われた。

昨日まであんなに楽しく話もしていたのに、今日になってなんで、、、?




『“ユイトは、私を心から本当に愛してる?”』

『勿論! 愛してるよ。』

『“あなたの言う愛が私には分からない!”』

『・・・な、何が、どういう事なんだよ!』

『“ユイトからの愛を私は感じないの!”』

『“どうやったら? 僕の愛がカンナに伝わるんだよ。”』

『そんなの分からないわ! 自分で考えてよ!』

『考えてるよ! 考えても分からないから聞いてるんだろう!』

『“私は私だけを愛してくれる男性ひとが欲しいの!”』

『だから、僕がカンナだけを......。』

『“違う! ユイトは結局、自分が好きなだけよ!”』

『・・・そ、そんな事はないよ! 僕はカンナを心から、』

『“もう別れましょう。”』

『だから、なんでそうなんだよ!』

『“私よりステキな女性ひとを見つけて!”』

『・・・カ、カンナ、』

『“さようなら。”』

『・・・・・・』







・・・こうやって突然! 僕は彼女に別れを告げられる。

正直、僕はこの日から数か月間、家に引き籠った。

トラウマというか? 新しい彼女をなかなか作る気になれなかったんだ!

“そもそも、愛ってなんなんだ?”

あんなに僕は彼女の事を考え、想っていたのに“僕の愛”は彼女には

何一つ届いていなかった。

次、僕と付き合う彼女もまた元カノのように言われないか怖くて次の恋に

いけないでいる。

そんな僕に近づいてきてくれたのが、“バイトが一緒のスミカちゃんだった。”





『“最近! ユイト君、元気ないね? 何かあった?”』

『えぇ!?』

『“まさか? 彼女にフラれたとか?”』

『・・・・・・』

『“ごめん、図星みたいだね。”』

『・・・ううん、』

『でもさ、もう別れてるんだったら! 次の恋、頑張ってみたら?』

『“僕もそうしたいんだけど、”』

『何か理由があるの?』

『“次の恋に踏み出す勇気がないんだ!”』

『その彼女と変な別れ方したの?』

『・・・まあ、ううん、』

『そっか、でもさ! 女の子はみんながみんな、そんな子ばっかり

じゃないんだよ。』

『・・・そ、そうかもしれないけど、』

『“じゃあさ、ワタシで試してみる?”』

『えぇ!?』

『“ユイト君の彼女になってあげようか!”』

『・・・えぇ!?』

『今すぐ返事がほしい訳じゃないから、まあ、ゆっくり考えてみてよ!』

『・・・あぁ、ううん、』








・・・数日後、僕は彼女と付き合う事に決めた!

僕だって、“新しい恋がしたいんだ!”

でも、“元カノとのトラウマが消えない!”

僕は新しい彼女を心から愛せるだろうか?




『あのね、僕は、元カノに付き合ってた時に、こんな事を言われたんだ!』

『なんて、言われたの?』

『“あなたの言う愛が私には分からない”んだって!』

『“ワタシは、十分すぎるぐらいユイト君の愛を感じるけどな~”』

『“ほんとう?”』

『うん! だから、もっと自信持った方がいいよ!』

『うん!』







僕のトラウマは、新しい今の彼女が何もかも吹き飛ばしてくれた!

“今は何も悩んでいない!”

彼女だけを僕は見続けていこう、そう僕は心の決めたんだ!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 男の方は恋に恋してるってかんじやなぁ 新しい恋がしたいんだとか、なんか精神的に幼い感じする
[一言] トラウマを吹き飛ばす愛!! 良かったです(#^.^#)
[気になる点] タイトルの「僕に別れを告げた君は?」の意味が分からない。 別れを告げた後に元カノの動向を匂わせるタイトルなのに 元カノは登場しなかった。元カノの回想すらない。タイトルの意図は何だったの…
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