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俺を神様と呼ぶんじゃありません  作者: 白蛇ちゆき
第1章 彷徨う者達
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第1話 プロローグ

初投稿です。ありきたりな物語・設定なのは許してほしいです。だって、厨二設定なんて想像力がない俺には無理だもん。1章分が大体書けたので、投稿していきます。1話というより、章で読んでもらいたいです。1章は基本情報を物語にしたような物なので、つまらないかも。ご都合主義全開でいきたいと思います。では最後までお付き合いください。

 一面真っ白な空間の中にいた。つい先程、ベッドに入り眠りについたはずだと考えつつ、ふと、頭に過ぎった物があった。


 "これ、異世界転生だ!"


 そう考えるとココは神様空間的な場所なのだろう。ただ、その考えは俺が死んだことになってしまう。全く気付かなかったし、心当たりもなかった。まぁ、神様が状況を教えてくれるだろうと声が掛かるのを待つことにした。


 しかし、いくら待っても神様の声は聞こえてこなかった。


 改めて見回してみるとゲームのステイタス画面のようなものが、大小2つ並んで浮いていることに気が付いた。近づいてみると小さい方は数字が表示されていてカントダウンをしているようだった。みるみる時間が減っていて10分を切っていた。


 カウントダウンが終わるとどうなるのか?分からない事は置いておいて、大きい方の画面を見るとそれはアバター作成のようだった。


 「まるで、VRゲームだなぁ。」


 もしかして誰かにVR機をセットされたのかと思ったが、それはないとすぐに否定した。一人暮らしをしているし、寝るところだったのだから誰もいないのは明らかだ。友人がいたずらで訪れたとかか?いや、合鍵を持っている奴はいないし、戸締りは確認したはずだ。


 「おっと、時間が無くなる前にアバター作成画面の確認をしておこう。」


 なんとなく時間内に終わらせないといけない予感に急き立てられ確認すると名前・アバター・魔法・スキルの設定が出来るようだった。


 「まずは名前からだな。しかし、どんな世界に行くのか分からないから無難なのしか付けられないけど。」


 定番の中世ヨーロッパ風の世界なのか、はたまた現代日本が舞台のファンタジー世界なのか説明を求めたいところだ。だが、質問しても返事はないのだろう。どこにぶつけていいのか分からないクレームを頭の隅に追いやって、名前を"ユーリ"に決めた。


 「さて、次は。お?年齢は15歳で固定されてるな。青春を楽しめということかな。それにしても、Lv・HP・MPがないのか。」


 あったらあったで、ゲームと勘違いする危険性があるので気にせず、次のアバターに目を向ける。豊富なパーツが有り、そこから選ぶことが出来るようだ。身体つきはソフトマッチョ。顔は中性的に。髪は白。瞳は紫。


 「フッ、厨二だな。でも、カッコイイと思ってしまう性が恨めしい。」


 なんとなくそんなセリフを吐きながら全体像の最終確認をした。次の設定は魔法とスキルをポイント内で好きに選べるようになっている。一覧を見ていたがある魔法を見つけて即座に選んだ。空間魔法だ。初期では使えない魔法のイメージが強いが、使いこなせれば便利だと思い選んだ。あとは、鑑定スキルが欲しかったがポイントが足りなかった。まぁ、商才や伝手もないし、商人をするわけではないと諦めた。それなら空間魔法と相性の良さそうなものを探した方がましだろう。


 見つけたのは2つのスキル。経験値倍増と熟練度倍増だ。しかし、選べるのはポイント的に1つ。悩んだが、直感を信じて熟練度倍増にした。


 設定も完了し、時間も僅かとなっていたが魔法・スキル一覧を見ていた。今後、取得出来るものもあるだろうから把握しとこうと思ったのだ。


 そして、時間が0になる―――――


 まず起きた変化は今まで見ていたステイタス画面が閉じたことだった。次に、足元から光の泉が噴き出したようだった。俺の感覚では、いきなり光の奔流に襲われたようなものだ。


 あまりの眩しさに俺は瞼を閉じた―――――


 瞼の裏から感じた強烈な光は直ぐに治まったが、しばらくは目を開ける決心が出来なかった。そうしていると風で髪が靡き、草や葉が揺れる音がした。ゆっくりと目を開けると先程とは違う場所に居た。


 どうやら森の近くに立っていたようだ。反対側には随分と立派な外壁が一面に見えた。しばらく見ていて気付いたことがある。妙に物々しいのだ。外壁の上や門にいる兵士の数が明らかに多い。


 「何かあったんだろうなぁ。街への入り方も分からないのに出てっても捕まるのが目に見えてるな。今の俺、怪しさ満点だし。」


 説明すれば入れてくれるかもと思いつつ、あそこに突っ込んで行く勇気もないので森の方に歩を進める。村でもあれば情報収集が出来ると踏んで。


 俺にとって、これが分岐点だったことを知らずに―――――

投稿するためにプロローグ久しぶりに読んだけど、自分でも下手だなぁと思いましたね。正直いらない話なんだけど、今後を考えると…という感じの話。時間があったら直したい。

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