何をしても自由、それがTRPG「それにしたって限度があるぞ限度が!」
前回まではプレイヤーに行動を決めてもらってから進めていくという形をとっていましたが、日常パートが長いので、何か行動がしたい人は、口を挟んで宣言をするという形をとることになりました。
また、個別に送りたい情報は、PCのチャット機能を使ってプレイヤーの携帯に送るようにしています。
GM:それでは放課後です。皆さん何かしますか?
赤星:私は音梨ちゃんと一緒に帰るわ。
穂野村:ですよねぇー。わかってました。
GM:わかりました。音梨は今日は赤星さんと帰ることにしましょう。他の人は?今日は夢の世界には行きませんけど。
占部:そっか。夢の世界に行く日は通知があるとか言ってたな。
穂野村:なら何もしないでいいかな。特にやることないもんなぁ。
GM:行動するのは赤星さんだけですね。では赤星さんと音梨ちゃんの会話を行きましょか。
~放課後:帰り道~
GM:あなた達は帰り道を会話しながら歩いている。音梨ちゃんは今日の放課後、学校で気になることがあったみたいですよ。
音梨(GM):「そういえば・・・愛川さん、何か探すって言って・・・放課後残るみたいだったけど・・・・探し物、見つかったのかな・・・・」
赤星:「何探してたの?」
音梨(GM):「私そんなに愛川さんと仲良くないし・・・何か探しているのを見ていただけだったから・・・何を探しているのかとは聞いてないの・・・ごめん・・・」
赤星:「ふーん」
黄金医:愛川ちゃんが放課後何かを探してたのか。何だろう?
赤星:さあ?それより私ちょっと聞きたいことがあるのよ。
赤星:「心実、あなた能力に覚醒した?」
音梨(GM):「私?・・・覚醒はしてない。でも今そのカード持ってる・・・。こんなカード」と言って音梨は赤星にカードを手渡すよ。
GM:では、今から個人チャットで送るのでしばらく待っててください(PCタイピング中・・・)
占部:カードの能力名か。
黄金医:僕たちは見れないの?
赤星:アンタたちはこの場にいないでしょ。
黄金医:そっかー、赤星さんの情報収集力凄いなぁ。NPCキャラ一人一人にカードを用意しているGMも凄いけど。
占部:そうだよなぁ。クラスメイト全員分だもんな。
GM:・・・(言えない。カードの能力作りに夢中で、NPCのステータス作りするの忘れてたなんて・・・)
赤星:何となく音梨ちゃんのトラウマについては予想がつくんだけどね。
占部:レズに言い寄られている。
黄金医:それは一番のトラウマですわーwww
赤星:今はまだ何もしてないでしょ!
穂野村:『今』は。って言いましたよコイツwww
音梨(GM):「楓ちゃんになら見せてもいいかな・・・」まだカードに文字しか書かれていないよ。ではどうぞ。(個別チャットで送信)
占部:好感度高いといいことあるぞ。まあこれが好感度関係かは知らないが。
GM:うん、好感度関係だよ。
占部:え?マジ?
黄金医:じゃあ僕も愛川ちゃんのカードが見れるってこと?
GM:タイミングによりますね。赤星さんは確認しました?
赤星:・・・これ、文字間違ってない?
GM:いいえ?それで合っていますよ。
赤星:・・・えっ。こんな能力名なんだwwwへぇ~、こっちかぁ。
音梨(GM):「まあ・・・ちょっと、心当たりはあるんだよ・・・」
占部:もういつ覚醒してもおかしくないぞ~。
赤星:この能力名は意外と予想外だったわ。想定していたのとちょっと違った。
GM:それでは赤星さんと音梨ちゃんの会話は終了でいいですか?
赤星:いいわ。
GM:はい。それでは皆さん家に帰り、夜、何事もなく就寝できます。
穂野村:はぁ~。珍しい事もあったもんだね。
~朝:それぞれの自室~
GM:朝で~す。今日は金曜日で~す。メールが皆の携帯に届きます。
占部:ピロリン♪
差出名:Tapir
題名:トラウマ戦争開始のお知らせ
本文:『今夜、ついに殺し合いを開始します。明日は休日なので、皆さん今夜は思う存分に暴れてください。それでは皆さん、また今夜』
GM:これは全員に送られたメールですね。
占部:どうせタカヒロさんだろ。それかバク。宛先は2年B組の生徒全員かな。
GM:そうです。それでは学校パートです。
~朝:学校の教室~
GM:あなた達は学校に着きました。
穂野村:いぇ~い。
GM:教室内は微妙な雰囲気に包まれており、誰も喋りません。
赤星:まあそうよね。
穂野村:なんだとぅ・・・。
正義:「やあみんな暗いな~。辛気臭い顔してどうしたってんだ~い?」
占部:あのメールのせいだろどう考えても。
穂野村:ですよなぁ・・・。
赤星:音梨ちゃんに、今日金曜で、明日が休みだから、今日家に泊まっていかない?って言うわ。今日の夜は殺し合いがあるみたいだし。それにもし、寝るときに一緒の部屋にいたらどうなるのかを確かめてみたい。
黄金医:なるほどなるほど。『これはただの検証だよ』って言って音梨ちゃんを部屋に誘い込むわけですね。
穂野村:怖いわぁ・・・・www
正義:うわぁ~引くわぁwww
占部:音梨ちゃんの貞操が危ないwww
音梨(GM):「なるほど・・・じゃあお泊りセット持っていくね」
赤星:「了解」
音梨(GM):「楓ちゃんの家に泊まりに行くのって初めてだなぁ・・・ちょっと楽しみ」
穂野村:楽しみって言ってもらえたよ。よかったね。
GM:では、どんどん進んでいくので、何かしたいことがあったら口を挟んでください。
一同:はーい。
クラスメイトA(GM):「おいおい・・・皆えらい静かだな・・・」
クラスメイトB(GM):「でも別に、誰も殺し合いを始めなけりゃいいだけじゃね?」
クラスメイトC(GM):「明日は休日なのでって・・・微妙な気遣いだな・・・」
占部:気遣いかどうかも微妙だけどなwww
GM:担任がガラリと入ってきて、HRが始まります。
小野(GM):「日子守さんは、体調不良で今日も欠席だそうです」
黄金医:僕の隣の席のかわいらしい子か。
小野(GM):「じゃあHR始めるぞー」そう言って、HRが始まります。
~昼休み~
GM:では昼休みが始まりました。何か行動はしますか?
赤星:適当にその辺をブラブラするわ。音梨は彼氏と一緒にお昼ご飯を食べているだろうしね。
黄金医:お腹減った。
正義:中華まん食べたい。
穂野村:中国人の子がくれるんじゃないのwww
赤星:私は特に意味もなくブラブラと歩くだけなんだけど、なんかイベントとかある?
GM:それなら『幸運』でお願いします。
赤星:やっぱり?じゃあ振るわ。(コロコロ)失敗。89。
GM:では赤星さんはブラブラしたけど、誰にも会えなかった。ボッチ飯、確定。
黄金医:ひでぇwww
GM:他の人はなんかある?
黄金医:ロールプレイだから何してもいいんだよね?担任の先生に聞きたいことがあるんだけど。
GM:いいですよ。
黄金医:じゃあ昼休みは小野先生に会いに職員室に行くわ。
GM:オーケー。
穂野村:他の高校は知らないけど、うちの高校には体育教官室っていうのがあったよ。大抵そこに体育の先生がいて、部室の鍵を取りに行くときとかはそこに行くんだよね。
黄金医:ああ、うちのとこにもあったよ。
正義:二度と行きたくない場所だ。
GM:それでは黄金井さんは職員室に行きました。イベントが始まります。
黄金井:えっ何かあんの!?
GM:ていうか・・・(昨日やるはずだったイベントの残り分ってだけなんだけど)まあいいや、始めましょう。
黄金医:うわぁ怖いなぁwww行かなきゃよかったかもwww
~昼休み:職員室~
GM:あなたが扉の前に立つと、また教頭先生の戸宇先生が文句を言っているのが聞こえます。今度は小野先生に対してですね。
黄金医:あっ。担任の先生に聞きたいことがあったのにその担任が怒られてるwww
戸宇(GM):「小野先生、あなた生活指導でしょう。しかも問題を起こしているのはあなたのクラスの生徒ですよ。そんなのんびりした考え方でいいんですか!」
GM:戸宇先生はまだ昨日の手紙の話を引きずっているようですね。
黄金医:ああ~しょっぱいなぁ~・・・。
小野(GM):「『問題』ねぇ・・・。まあ、愛川には、私のほうからも注意しておきますから、今日のところは勘弁しといてくださいよ」
戸宇(GM):「フン!せいぜい頼みますよ?期待はしてませんけどね」教頭はぶつぶつと呟きながら去って行った。
赤星:何かうざい先生ねwww
占部:なんか嫌なことでもあったんだろうかwww
GM:それではため息をついている小野先生に、白衣を着た女性の先生が話しかけます。この人の名前を思い出すなら、『アイディア』に成功しないといけません。
正義:もしかして保坂三銃士か?
GM:違います。
黄金医:職員室にいるのは僕だけだから、ダイスロールは僕しかできないんだよね。じゃあ、『アイディア』ロール!(コロコロ)81!失敗!『アイディア』の成功率低くはないはずなのになぁ。残念!
占部:そんだけ高い出目出せばそりゃ失敗するわ。
正義:白衣ってことは、家庭科か?
占部:それとも保健の先生かもな。保坂先生はカウンセリングの先生だろ。
GM:では黄金井さんは彼女に対して何も思い出せませんでした。会話はそのまま続きます。
白衣の女性(GM):「大変でしたねぇ。小野先生。お疲れ様です」と白衣の女性が小野先生に声をかけると、夏目先生がその会話に入ってきました。
夏目(GM):「先生方・・・すみません。僕のせいでご迷惑をおかけしてしまって」
白衣の女性(GM):「夏目先生は悪くないですよ!どう考えたってあれ説教じゃなくてパワハラじゃないですか。夏目先生に対する説教に至ってはもうただの僻みですよ!」
占部:僻みwwwモテるからムカつくわぁ、ってかwww
夏目(GM):「でも、僕がちゃんと告白を断っていれば、こんなことには・・・」
小野(GM):「うーん、夏目先生はちゃんと断ってると思いますけどねぇ・・・愛川さんのめげなさは学年一ですから。あははは」
穂野村:愛川ちゃんもすげぇなぁwww
白衣の女性(GM):「っていうか『問題』って言ってましたけど。問題になったのって、教頭先生のせいですからね!?アレ!」
黄金医:えぇ!?
白衣の女性(GM):「愛川さんはずっとこっそりと手紙を渡してたのに、それを見つけた教頭が変に大騒ぎしたから、学校中に知れ渡っちゃったんじゃないですか。それを棚に上げて・・・あーもう!腹立つなー!あのハゲオヤジは乙女の恋心をなんだと思ってるんだっつーの!!」
穂野村:学校中に知れ渡っちゃってるんだwww
黄金医:ハゲオヤジwww
小野(GM):「仙学先生、口調。口調。ここ学校ですよ」と、小野先生がたしなめます。
占部:お、上だけ名前出た。メモメモ。
正義:ふむ。割り込もうかと思ったが、私は必要ないみたいだな。
黄金医:またガラッとドア開けて乱入するつもりだったのwww?
正義:夜道に気をつけなと忠告して、ものの3秒で消すことは可能だ。
一同:wwwww
GM:教頭を?うーん。それは個別ロールでお願いします。殺した場合は、教頭の死体が朝に見つかることになります。
一同:wwwwwwwww
正義:流石に冗談だ(汗)
占部:人●かな?朝目覚めると、教頭が無残な死体となって発見されました。
穂野村:やめろやめろぉ。皆SANチェックするハメになるぞwww
GM:まぁそういうプレイもアリってことでね。・・・人殺すのもね、アリだよ(小声)
黄金医:え!?現実世界で!?
GM:そう。
赤星:知ってた。
正義:あれだろ、トラウマ戦争に直接関わりがない人であれば別に問題はないってことだろ?
GM:『現実世界でのクラスメイトに対する物理的な妨害などには、それ相応の罰を与えます。暴力ダメ。ゼッタイ』ってちゃんとルールにも書いてありますからね。
占部:問題大有りだわ!!
黄金医:でもそれ以外の人間に手をかけるのはいくらでもアリなんでしょ?
GM:いくらでもOK。
黄金医:Oh Yeah。
穂野村:やぁ~べぇ~。自由度高すぎて、やぁ~べぇ~。恐怖で戦慄を覚えるわ。
GM:でもTRPGってこんなゲームでしょ?
占部:確かに何やっても自由なところはあるけどな!それにしたって限度があるぞ限度が!
正義:よし、今ここに『教頭先生を倒そうの会』を結成せんとする。
黄金医:面白そーwww混ぜて混ぜて~♪
赤星:いい加減に続き行かない?
GM:あ、そうですね。では小野先生のセリフからです。
小野(GM):「確かに、教師と生徒との恋愛は、いけないことだとは思います。でも、僕は夏目先生の行動自体がが間違っているかと聞かれたら、間違っていないと思います。
いくら世間体が悪いからって、生徒が教師に恋することが問題だとしても、教師が生徒を思いやる気持ちまでは、捨てていいはずありません」
正義:確かに・・・。
占部:いいこと言うなぁ。
夏目(GM):「小野先生・・・」
仙学(GM):「そうそう。夏目先生はちゃんと愛川さんを思いやってますもんねー。手紙だって、ちゃーんと全部処分しないでとってますし。」
夏目(GM):「な、なんでそれを!」
黄金医:とってるんだwww
仙学(GM):「ふふふー。見ましたよー。机の引き出しに、今まで貰った手紙をきちんと並べて大事にとってあるの。一昨日、自分で破っちゃった手紙もコッソリとテープで繋ぎ合わせてるのも・・・化学教師は見た!キラン!」
一同:wwwww
正義:やるねぇこの先生www
黄金医:夏目先生も、実はけっこう優しい先生だったのかなwww?
占部:ホント生徒と教師じゃなかったら、付き合っても割とおかしくないんじゃ・・・。
穂野村:押されまくっちゃって、なぁなぁになっちゃう感じ?『仕方ないなぁ』って。
夏目(GM):「と、とってるけど・・・読んでませんよ。破いた手紙だって、ちゃんと、全部裏返しにして文は見ないで繋ぎましたし!」
仙学(GM):「うわぁ・・・徹底してるわ・・・逆に面倒くさそうなのに・・・。まあ、取ってるってことは、いつかは、読むつもりなんですよね?」
夏目(GM):「・・・ノーコメントです」
仙学(GM):「うわ!ずるい!男は皆ずるいです!」
小野(GM):「まあまあ、仙学先生も、夏目先生をからかうのはそこまでにして、授業の準備を始めましょう。夏目先生は、私たちに迷惑が掛かってるなんて考えて、気を落す必要はありませんよ。むしろ、落ち込んだまま授業に出ることが、迷惑ですし、生徒たちにも失礼です」
夏目(GM):「・・・そうですよね。よし!」と、頬を叩いて気合を入れるよ。
黄金医:パンパーン!
夏目(GM):「授業の準備してきます!」
黄金医:たったったっ。
正義:いい話だなぁ。
仙学(GM):「その意気ですよ!夏目先生」
小野(GM):「それじゃあ僕たちも、準備をしに行きますか」
GM:そう言って残りの二人も次の準備を始めます。職員室では、このトリオが出来つつある感じですね。
黄金医:仙学先生、夏目先生、小野先生か。凄い歴史的瞬間を見た。
占部:その三人で教頭を打ち倒すわけだな。
一同:www
正義:『教頭を倒そうの会』結成。
穂野村:もはや呼び捨てwww
GM:それでは黄金井さんはそれを職員室前で覗き見をしていたということで。割り込んでもOKだったんだけど。今の会話に。
占部:割り込みづらいだろ今の話www
穂野村:正義さんなら嬉々として乗り込みそうwww
GM:じゃあ、黄金医君、ロールプレイをどうぞ。
黄金医:「ふっふっふ。面白いことになってるなぁ~」と、扉をちょっと開けて覗き見をしています。
GM:それでは小野先生が教室に向かおうと扉を開けた瞬間、そこには自分のクラスの黄金医君が。
小野(GM):「あれ?黄金医君。何してるんだこんなところで?」
黄金医:「いやぁ、先生にちょっと聞きたいことがありまして・・・」GM、今日休んだ人って誰さんだっけ?
GM:日子守さんです。日子守 幸子。
黄金医:「今日休んでいる日子守さんに、授業のプリントを届けようと思って、連絡先とか住所を先生に聞きに来ました」これで日子守さんの家に行って、好感度を上げるぜ!
小野(GM):「おお!さすがだね黄金医君!何も言わなくても自分から来るなんて、僕はこんな素晴らしい生徒に恵まれて、本当に幸せだなぁ。じゃあプリントを取ってくるね」そう言って、小野先生は黄金医君にプリントと、日子守の家の住所を書いた紙を渡した。
黄金医:おお!じゃあ今後この日子守さんのところにお見舞いとか行けるわけだね!
占部:日子守の攻略が始まる。
GM:そして黄金医君は、自分から先生にプリントを届けに行くといったので、好感度が+5されます。
黄金医:Oh、Yeah~!
赤星:あっそうか。先生の好感度もあるんだ。
正義:大体5ずつ上がっていく形か。
占部:好感度が100になったら、オトしたも同然。
GM:そうですねwww
穂野村:マジでwww
黄金医:先生だと、すごくひいきしてくれるとかね!
GM:ひいきは、ないかなぁwwwよく相談に乗ってくれるとかですね。
黄金医:キヨちゃんはどうやったら夏目先生をオとせるのかなぁwww
GM:他何かする人はいませんか?
正義:私は屋上で練習をするくらいかなぁ。
王(GM):王は、「いよいよ今晩、戦争が始まるアルネ・・・」と言っています。
黄金医:やる気満々だコイツwww
赤星:別の意味でノリノリだわwww
王(GM):「誰も死なせない・・・悪いことをしようとする輩がいたら、ワタシが成敗するアルヨ」
穂野村:燃えてるねぇ。
正義:それ逆になってくるんじゃないかなぁ・・・。
一同:www
GM:こんな感じかな。
占部:まあ今日は本番ってことで、皆沈んでいるみたいだし・・・これで昼休みは終わりでいいかな。
正義:「辛い時・・・苦しい時こそ、逃げるな!戦え!」
王(GM):「応!」と言って二人は何か熱くなって会話をしているようだね。
一同:wwwww
GM:では放課後で~す。
~放課後~
GM:今日は授業が終了し、放課後のHRが終わった後、クラスメイトの皆が何か重たいものを抱えたような顔で教室を出るよ。ではここで『聞き耳』をしようか。
占部:全員?何かわかることがあんのかなぁ。
赤星:放課後のHR終了後すぐね。皆が帰る時かしら。
GM:では皆さん、『聞き耳』ロールをお願いします。
占部→失敗
穂野村→成功!
正義→クリティカル!!大成功!!
黄金医→成功!
赤星→失敗
穂野村:8!成功!初期値25の力!
正義:1!Critical!!
占部:は!?1!?
赤星:ここでクリったwww
黄金医:やべぇwwwどうするGMwww
GM:えぇ~・・・想定していなかった事態がwww
正義:前回聞き逃した分、今回は聞き逃さないぜ。
GM:・・・それでは、成功した3人は、霧崎君と愛川ちゃんの声が聞こえます。
穂野村:ハッまた愛川ちゃん・・・www
黄金医:霧崎は愛川ちゃんの幼馴染みだね。
正義:幼馴染みペアだな。
霧崎(GM):「キヨちゃん、帰るよ?」
愛川(GM):「ほーい」
霧崎(GM):「そういえば手紙見つかったの?探してたやつ」
愛川(GM):「うん!見つかったよ!」
黄金医:見つかったんだ!?
愛川(GM):「昨日探してたんだけどね、見つかってよかった~」
GM:そうして二人は教室を出て帰っていきます。
穂野村:ほう。凄いねぇ。キヨちゃん完全にメインヒロインだよね。
黄金医:ていうかメインキャラだね。ヒロインかどうかは・・・www
赤星:もうすぐ死ぬキャラだから登場回数が多いのかもね。
黄金医:やめてくれよぉwww僕結構好感度上がってるのにぃwwwそれに一度夢の中で助かってるだろう!?
GM:うーん・・・正義さんはクリティカルだから何か上げたいなぁ・・・。どの情報渡そう・・・。
占部:適当でいいんじゃない?GMの思いつくやつで。
GM:よぉし!コイツを渡そう!
黄金医:あ、決まったみたっぽい。
赤星:それって愛川ちゃんに関する情報なの?
GM:それは内緒・・・では、正義さんはこれが聞こえます。(個人チャットで送信)
正義:・・・・う~ん・・・。GM。当事者に質問とかできるか?つまり聞こえてきた会話に割り込みできるかどうかなんだが。
GM:いいですよ。じゃあ個人チャットで話しましょうか。(個人チャット中・・・)
正義:OK
占部:おっ?隠したいことが起きてるぞぉ~www
黄金医:まあクリティカルだしいいんじゃないwww?
占部:うーん。俺は多分放課後はすぐに帰るな、失敗したし。
赤星:私もさっさと帰るわ。心実が泊まりに来るもの。失敗でも問題ないわ。
穂野村:むしろ他のクラスメイトの会話なんて気にしてないwww
GM:(・・・・・・)はい。終わりました。
占部:お。どうだった?
正義:(・・・・・・)はぐらかされた気がするなぁ。なんか聞きたいことを聞く前に会話が中断されたような感じだ。
黄金医:なるほどぉwww
赤星:そういうもんでしょ。
穂野村:上手いねぇGM。
占部:まあそれでも情報量は俺らより多いだろ。
赤星:はっきり言ってここで手にしたい情報を手に入れるのは大変よ。
黄金医:そっか、他の人にバレちゃうもんね。
赤星:そうそう。カモフラージュが大変なのよ。
黄金医:わかるwwwそれな。ガチそれ、ホンマそれwww
GM:はい、個人チャットも終わったんで、帰宅しま~す。
一同:はーい。
~放課後:日子守の家~
占部:そういえば黄金医は結局欠席した日子守さんにプリント渡しに行くの?
黄金医:もちろん行くよ!僕は約束を守るイイ生徒だから!
GM:では、帰宅中によるということで。黄金医さんは日子守さんの家に着き、ピンポーンとチャイムを鳴らしました。
黄金医:「ごめんくださーい。日子守さんと同じ学校のクラスメイト、黄金医直人と言いまーす。欠席した日子守さんの為に、プリントを届けに来ましたー」
GM:それではしばらく時間がたって、日子守さんの母親が出てきて、お礼を言います。
黄金医:あれ?母親?
日子守母(GM):「あらまぁ、わざわざ届けに来てくれて、ありがとう」
黄金医:「日子守さんはお元気ですか?」
日子守母(GM):「ごめんね本当はあの子が直接お礼を言わなきゃいけないんだけど・・・誰にも会いたくないとか言ってて・・・」
黄金医:「え、具合が悪いとかじゃなくて!?」
占部:誰にも会いたくない・・・。
黄金医:意味深。
日子守母(GM):「具合は悪そうなんだけどね・・・熱はないみたいなのよねぇ・・・学校に行きたくない、とか言ってたし。ちょっと心配で、一応休ませたの」
黄金医:「そうですかぁ・・・それは心配ですねぇ。早く元気になるといいですね」
GM:日子守母は「ありがとう」と言うと、扉を閉めて家の中に入って行った。
黄金医:日子守さんの好感度上げに来たのになぁ・・・。お母さんの好感度上げちゃったよ。
GM:上がってないからwww
正義:マダムキラーwwwさすがはイケメンwww
~放課後:赤星の家~
GM:それでは皆家に帰るということで。赤星さんは音梨ちゃんを家に泊めるんでしたね。
赤星:そうよ。
音梨(GM):「泊まりに来ました・・・おじゃまします・・・」
赤星:「どうぞどうぞお構いなく」
穂野村:あ、そっか。来てもらうんだったね。掃除とかしなくて大丈夫?
赤星:私の部屋は常にキレイよ。
占部:この時の為に常に掃除してたんだろ。
正義:抜かりないなwww
GM:それでは赤星さんの家には音梨ちゃんが泊まりに来て、ジャージに着替えて一緒に部屋でくつろいでいるよ。
黄金医:カワイイねぇ~。
赤星:「心実、そろそろ寝ましょうか。ベッドは一つしかないから、一緒に寝ましょう」
一同:wwwww
占部:ベッドは一つしかないから(計算通り)www
穂野村:怖い怖い怖い怖いwww
黄金医:一緒に寝る、意味深!
赤星:今日殺し合いが始まるんだから、不安でしょ?だから一緒のベッドに寝るのよ。女同士だから、別におかしなことではないわ。
正義:だからって同じベッドに寝るかぁwww?普通布団を敷くだろwww
穂野村:この頃寒いからね~(白目)
音梨(GM):「うん・・・」音梨はのそのそとベッドに上がります。
赤星:「ふふふ。じゃあ、おやすみなさい」そしてぱちりと電気を消す。
黄金医:アッ――――!!
占部:うっわぁ・・・普通の会話なはずなのになんか恐ろしいものを感じる・・・。
赤星:これで夢の中で目が覚めた時、二人が一緒の部屋で寝ていたら、同じ場所で目が覚めるのかどうか検証ができるわ。
黄金医:というのが建前で、本当の目的は音梨ちゃん自身。
一同:wwwwww
赤星:これでどこで覚めるかが問題ね・・・。
GM:それでは、もう特にすることはありませんね?
一同:ないっす(ないわ)。
赤星:いよいよトラウマ戦争が始まるわね。あ~悩むなぁ。
穂野村:コンディション整えておかないとね。戦争準備だ。
黄金医:まず誰を殺そうか悩む。
正義:は!!??
穂野村:危ないやつだwww黄金医君怖ぁい。
占部:うわー、黄金医に気を付けておこう。
黄金医:いやややや!違うよ!赤星さんの『あ~悩むなぁ』の言葉に反応しただけだよ!俺が悩むわけないだろそんな事!血を見るのが怖いんだぞこれでも!
占部:青いじゃん。
赤星:そうよ。赤じゃないでしょ。
黄金医:あ、そっか。
一同:wwwwwwwwwww
占部:それでいいのwww?
赤星:はい、解決解決www
黄金医:いや、まだわからん、わからんwwwあ、青も血だから(震え声)「うわっ青い!青だ!青でもこれは血なんだうわあぁぁ!!」みたいになっちゃうかもしれないwww
正義:ダメかwww
黄金医:にしても怖ぁwww今晩怖いなぁ凄い緊張するぅ。ちょっと緊張してきたからトイレ行ってくるwww
占部:行ってらっしゃいwww
~黄金医君トイレ中~
黄金医:お待たせ~。
一同:お帰りー。
黄金医:トイレで思いついたちょっと野暮ったい質問していい?今日殺し合いをしていく中で、僕の友達とか、プレイヤーの能力がわかることとかあるのかなぁ。
穂野村:あるだろうなぁ。能力発動する時、能力名言わなきゃいけないしね。
黄金医:『ふっふっふ・・・僕は実はこんな能力を持っていたのさ・・・』みたいなことがあるのかなぁ・・・ひぇぇぇ。ぞわぞわして来た。
穂野村:怖いのは皆も同じだよ。それこそリプレイでの皆のセリフが『怖い』で埋め尽くされるくらい。
正義:おいwwwメタ発言www
GM:それでは行きましょうか・・・・
夜の12時になりました。あなた達を、抗うことのできない強烈な睡魔が襲い、その意識を夢の世界へと連れていきます。
黄金医:夢の世界へ~・・・
一同:レッツらゴ―――!!!
次回、ついに殺し合いの開始です。
つづく