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僕らのトラウマ学園TRPG リプレイ  作者: 林田草男
刺激が欲しい?ならデスゲームをしよう
13/21

オールラウンドスリーパー・穂野村空馬「お前は本当にどこでも寝るな」

2章から前回まではパソコンの音声チャット会話でやっていましたが、この回からまたテーブルを囲んでのセッションに戻りました。なので最初にまた始めの挨拶があります。ややこしくなってしまい、すみません(汗)

GM:じゃあ続きをやっていきましょうか。皆さん準備はOKですか?

一同:ハーイ。

GM:では始めます・・・。第3夜が明け、4日目の朝になりました。

赤星:そういえばこんだけやってまだ4日しかたっていないのよね。

占部:まだ4日か。1年かけて殺し合うってことは365日ぶんTRPGやるのか?

GM:流石にそんなにやりませんw5月、6月、7月・・・とひと月ごとの出来事をプレイしていくのを予定しています。

占部:出来事が終わったら、××週間後~・・・みたいに何日かとばす感じか。

GM:そうそう。

占部:俺らの人生はまだまだこれからだ!

正義:俺たちのTRPGはこれからだ!完。

黄金医:完www終わっちゃったよwww

穂野村:林田草男先生の作品をご愛読ありがとうございました!

占部:実はトラウマがあった気がしたけどそんなことはなかったんだぜ!

黄金医:そんな夢オチみたいな終わり方はいやだー!!www

赤星:それギャクマンガ日●www

GM:ソレデハ4日目ノ朝デース。

占部:あっ始まった。

一同:パチパチパチ。

黄金医:えっもう録音始まってるの?

GM:とっくに始まってたよ!?

黄金医:な、なんだってー!?

赤星:全部録音されてるわよwww

黄金医:やられたー!うかつなこと喋るんじゃなかったぁ!

穂野村:ヤラレターwww

占部:俺は気づいたうえで喋ってたけどな。まさか気づいてないやつがいるとは・・・。

GM:いい加減に始めさせて下さい・・・。




~4日目:朝~

GM:あなた達が起きたら横には『トラウマカード』が置いてあるのは、もう言いましたね?

黄金医:そういえばそうだったね。リプレイに書いてあった。(皆にはTRPGを始める前に、前回までのリプレイを送っています)

穂野村:現実世界でもカードが見れるようになったよ!キラーン!

GM:ただし能力を使うことはできません。ただの鑑賞用です。


黄金医:「へっなんだ、ただの厨二臭いカードか」


占部:おいwwwお前のカードだろwwwでも確かにカードを現実に出して何の意味があるんだろう。

GM:意味がある時もありますし、ない時もあります。では例によって一番最初に学校に着く人を決めてください。

穂野村:ぼくは絶対にないな。

一同:即答www

占部:この前は黄金医君だったな。じゃあ今度は俺が行くか。まあ俺はこの中では比較的まともな方だし。学校に朝早くついてもおかしくはないはずだ。

黄金医:僕もまともだよ!

正義:お前は真面目なだけでまともではないだろ。

GM:では、この中で比較的に規則正しい生活を送っている占部君は、早朝に目が覚め、朝早くに学校に着きました。




~朝:学校前の校門~

GM:学校に着いた占部君は、校門の前で二人の先生が朝の挨拶をしているのを目撃する。挨拶をしているのは、2年B組の担任の小野先生と、副担任の夏目先生だ。

占部:夏目先生は一日目の朝に出てきた、愛川キヨが恋している国語教師か。

正義:マジで!?副担任だったのか!

黄金医:おお、新情報。メモっておこう。

穂野村:皆のクラスの副担任なのに誰も覚えてないというwww

赤星:仕方ないわよ。GMが今まで言わなかったんだから。

穂野村:名前までは知ってたんだけどねぇ。

占部:副担任の名前すら思い出せなかった奴がここに。(黄金医を指さす)

黄金医:仕方ないよ。『アイディア』ロールに失敗したんだから。

正義:ひどい言い訳を見たwww


小野(GM):「おはよう占部君。今日は早いんだね」

占部:「おはようございます小野先生。まあそういう日もありますよ」


赤星:てか朝早くって言ってたけど、着いたの何時くらいなの?

黄金医:ちょうど7時ぐらいじゃないの?

占部:早すぎwww先生が学校に着く時間って朝は8時ぐらいじゃないの?

穂野村:早い先生が7時40分くらいかな?

占部:それより早く来ても誰もいないもんなぁ。

黄金医:そんな感じだっけ高校って。あんま覚えてないやwww

GM:では朝の8時くらいに着いたということで。では会話スタートです。


小野(GM):「まあ僕は生活指導係だからね。時々こうやって朝に皆に挨拶しながら、服装チェックをしてるんだ。今日は副担任の夏目先生が手伝ってくれてるんだよ」


赤星:先生、正義君の髪はどうなんですか?明らかに長すぎだと思うんですけど。

占部:お前この場にいねぇだろwwwなに質問してんだよwww

穂野村:髪以前に仮面・・・ゲフンゲフン。


占部:「うちのクラスの正義君のアレはいいんですか?校則的に」

小野(GM):「うちの学校は割と自由だからねぇ・・・制服も、そんなにおかしいのじゃなかったら好きなのを着てもいいんだよ」

占部:「へー」

小野(GM):「まあ・・・正義君の場合は、ちょっと特別な事情があるんだ。あまり彼をからかわないでやってくれないか」

正義:うーん。キキーッと音を鳴らして学校に到着しよう。「今私の話をしていたようだな! 」


穂野村:ちょwww急に割り込んできたwww

黄金医:おっとぉー!?正義さんの飛び入り参戦だぁー!!

赤星:噂をすれば影ね。この場合は仮面かしら。でもこれっていいの?GM。

GM:OKです。面白いのでwww


小野(GM):「正義君。おはよう、今日は早いんだね」

正義:「やぁおはよう先生!おやぁ?そちらにいるのは・・・?」


黄金医:占部君だよ占部君www


占部:「お前コミュ力高いくせにクラスメイトの名前忘れんな!占部だ占部!」


赤星:そうよwwwそういう設定つけてるんだからちゃんとしなさいよwww


正義:「ハッハ―!これは失礼!」


穂野村:で、結局名前は呼ばないwww

GM:あなた達クラスメイト同士の挨拶が終わると、夏目先生が話し出します。


夏目(GM):「でもすごいですよ。まだ若いのに、クラスの担任と、生活指導を任せられるなんて。」

小野(GM):「そんな、保健体育の担当だから、生活指導を任されちゃっただけだよ」

占部:「保健体育の先生だったんですか。てっきり歴史の先生かと思ってました。名前的に」

小野(GM):「名前は小野おのの 太子たいしっていういかにも歴史っぽい名前なのになぁ・・・」小野先生は苦笑いをしている。

正義:「先生は歴史は得意じゃないのかい?」

小野(GM):「全然得意じゃないよ」


黄金医:随分と名前負けしてる先生だなぁwww

占部:ていうか、正義さんがすっげぇ先生にタメ口なんだけど。

一同:www

黄金医:でも僕も割とタメ口だったなぁ。3年間も一緒に過ごしてたらそうなっちゃた。

赤星:そうね。私も高校生の時はタメ口なタイプだったわ。敬語使わなきゃいけないときは使うけど。

占部:俺は敬語使う人だったなぁ。

黄金医:へー、えらいね。


夏目(GM):「いやいや、生活指導を任されたのは、先生が信頼されてるからですよ。今年この学校に入ったばっかりで、僕と3つしか年が違わないのに、いやあ、見習いたいなあ」


GM:では学校に朝早く着いた、正義さんと占部さん。突然ですが夏目先生に対して『目星』ロールをお願いします。

占部:うおっ。いきなりか。1D100で『目星』ロール!(コロコロ)95!あっぶねぇ、あと1でファンブルだった。

黄金医:ギリギリセーフ!

赤星:でも失敗なのには変わりはないわよ。

占部:いや、まだ一人いる!正義さん頼んだ!

正義:私も振るのかね?では行こうか。チェリオゥ!(コロコロ)43。失敗!

GM:二人とも失敗?では、どこで見たかは思い出せないけど、夏目先生の手首に見覚えのあるものを見つける。

黄金医:手首に?

穂野村:妖●ウォッチかな?

黄金医:妖●ウォッチwww


正義:「先生、なかなかイカしたものをつけてるじゃないか」

夏目(GM):「ああ、この腕時計?ありがとな、これ結構高かったんだよ」

正義:「やはりそうか。上物のにおいがする。他の人の目はごまかせても、私の目はごまかせないぞ」


赤星:腕時計・・・やっぱり・・・。

占部:赤星さんなんかわかったの?

赤星:私今日TRPGする前に、リプレイを5,6回見直してるのよ。そこにちゃんとヒントが書いてあったわ。だからこそ気づいてしまった・・・。リアル知識だから言わないけどね。

穂野村:多っ!ぼくは1回読んだら終わりな人だからなぁ。

黄金医:僕も―。

正義:私は1回も読んでない。

一同:wwwww

GM:復習用に書いたリプレイだったんだけど・・・確かに読み込んでる人とそうでない人でリアル知識に差が出てしまいますね。迂闊でした。

赤星:自分が登場しているお話だからね。見直したくもなるわよ。

占部:にしても赤星さんは多すぎだと思うけどなw

赤星:私がこの場にいたら、『目星』に補正がかかったかもしれないのに・・・残念だわ。

GM:それでは、この場にいない残りの3人で、『敏捷(DEX)』に×5した値でロールしてください。

穂野村:『敏捷』ロール?何の判定なの?

GM:今この場に着けるかどうかの判定ですね。

黄金医:ファッ!?

GM:失敗はこの数分後に学校に着き、ファンブルは遅刻となっておりますので。ちなみに遅刻したら先生の好感度が下がるので気を付けてください。

黄金医:うわ~怖いなぁwwwやめてくれよぉwww

赤星:じゃあやりますか。(コロコロ)53、失敗。普通に通学だわ。

黄金医:くっそう。DEX×5で、45以下しか出ないと成功じゃない。無理だろコレ~・・・(コロコロ)!?ヤッフォ―イ!成功!

穂野村:ぼく成功率65あるんだよなぁ・・・(コロコロ)せいこ~う!パチン!(手を鳴らす)

黄金医:ウッソォ!?はっやwww

占部:遅刻魔とは何だったのかwww

正義:穂野村君は私が毎朝送ってるんだから、遅刻するはずがないじゃないか。

穂野村:ちょっと待ってwwwぼくはマジで正義君に送られてくる設定なの?じゃあ正義君が学校に着いた時、一緒についてるんじゃ・・・www

黄金医:きっと後ろで寝てるんだよwwwで、今ハッって目が覚めたってことでwww

赤星:なwるwほwどwww

正義:じゃあ穂野村君は俺が乗ってきた車の後ろで寝てるってことでwww

GM:車は流石にやめて下さい学校なんだからwwwせめてバイクか自転車にしてwww

正義:じゃあ高校生らしくバイクにしとくか。後ろの座席で寝ている穂野村を起こします。


正義:「ホラ、学校着いたんだからいい加減起きるぞ?全く、お前は本当にどこでも寝るな」

穂野村:「ふわぁ・・・もう学校?」


一同:wwwww

占部:そこで寝れるとかすげぇなwww一種の才能を感じるwww

黄金医:じゃあ僕も学校に着いたんで、声をかけます。


黄金医:「やあ、おはよう。君ら本当に仲がいいね」


占部:じゃあ赤星さんだけ普通に通学だな。続き行こうぜ。

GM:では行きましょう。先ほど夏目先生が、『僕と3つしか年が違わないのに、いやあ、見習いたいなあ』と、言いましたね?それを聞いて、小野先生が何かを思い出したように空中に視線をふっと上げました。


小野(GM):「年・・・・年かあ。そういえば。年齢の話で思い出したんだけど、転校生の濵町さんは君たちと仲良くできてる?彼女、あまり集団で行動するタイプではないというか、人とつるまなそうなタイプに見えたから、少し心配になってね」


赤星:この中で一番会っているのは私ね。

黄金医:言われてみればwww僕は転校初日に話しかけたけど突っぱねられたからなぁwww

占部:・・・ん?ていうか、今の話、年関係あったか?

穂野村:なかった!

正義:『年齢の話で思い出したんだけど・・・』とか言ったけど、ぶっちゃけ関係なかったよな。

穂野村:いや、ぼくは今の話聞いて、濵町さんもしかしてぼくらと年齢違うのかな、と思ったんだけど。

正義:それは私も思ったが・・・。

黄金医:何かのヒントかもしれないね!

赤星:あら・・・?ちょっと待って。小野先生と夏目先生、二人の年はいくつ?

GM:それは本人に聞いてください。何故年齢の話で濵町さんの事を思い出したのかも聞けるかもしれませんよ。

占部:じゃあ俺が聞こう。赤星さんはこの場にいないからな。

穂野村:赤星さんは喋っちゃだめよぉ。ダメダメ。

赤星:喋らないけど、でも多分・・・まあいいわ。私の考えが正解かどうかわからないしね。


占部:「『年齢の話で思い出したんだけど・・・』って言ってましたけど、さっきの話、年齢関係なくないですか?」

小野(GM):「え?いや・・・うーん、別に大したことではないんだけど、これ、教えていいのかなあ?」と小野先生は口ごもるよ。

占部:「何ですか何ですか」

黄金医:「何なんですかー!?」

正義:「気になるじゃぁないか。教えてくれよ先生」


GM:先生からこれ以上話を聞きたいのなら、『信用』ロールか、『説得』ロール。もしくは、なんだっけ・・・い、言い・・・『言いがかり』?

一同:『言いくるめ』だよ!!

正義:『言いがかり』か!俺に任せろwww

占部:よし、『言いくるめ』ロールだwww(コロコロ)38。成功。


占部:「俺も濵町さんと仲良くなりたいんですよ。そのためだったらちょっと、そのことを教えてくれてもいいんじゃないですか?」

小野(GM):「占部君・・・君、そんなに濵町さんのことを気にかけてくれるなんて・・・・。君はなんていい生徒なんだ・・・」小野先生は感動しているようです。


一同:wwwww

占部:チョロっ。コイツチョロイわーwww


小野(GM):「わかった。そこまで言うなら教えるよ。と言っても大したことではないんだけどね」


黄金医:何だなんだ?これは大事な情報だ!そばで耳立ててますwww


小野(GM):「ただ、転校初日で僕が初めて彼女に会ったとき、一番最初に聞かれたことが、『失礼ですが、先生はおいくつですか?』だったんだ。転校して最初にした質問が僕の年齢の事だったから、ちょっと驚いちゃってね」


黄金医:なるほど、それで濵町さんの事を思い出したってわけだね。

占部:あれ・・・濵町さん保健室の先生にも年齢聞いていたよな。

黄金医:あっ。

GM:小野先生のその言葉を聞いて、夏目先生が反応するよ。


夏目(GM):「あ、年齢の事ですか?そういえば、僕も聞かれたなあ。『おいくつですか』って」


占部:こっちの先生にも・・・?


正義:「ところで先生二人はおいくつで?」

夏目(GM):「僕か?僕は25歳で今年26だよ」

黄金医:「へー結構若い!小野先生は?」

小野(GM):「君も私の年齢が気になるのかい?私は28歳で、今年29歳だ。もうすぐ三十路なんだよ・・・やんなっちゃうなぁ」

正義:「アラサーですか」


占部:・・・年齢か。一応メモっておこう。

穂野村:僕もメモらせてー!国語担当の夏目先生が25歳で、今年26。保健体育担当の小野先生が28歳で、今年29。と。

正義:どっちも男の先生だよな?ケー。

黄金医:ケーwww女の先生が良かった?www

正義:ババアは勘弁だがな。30代ならギリギリオーケー。

赤星:私この場にいないけど、知ってていいの?

GM:メモするのはOKですよ。ただ、実際知るとなると、誰かに聞かないといけませんが。

赤星:そういうことね。なら皆も保坂先生の年齢が知りたきゃ、実際に聞きなさいよ。

正義:保坂三銃士でもうリアルで覚えてるもんなぁ。

占部:保坂三十四www

穂野村:ぼくは保健室常連だから、知ってるのかなぁ?でも年齢の話なんてそんなにしないかな。女性に年の事を聞くのは失礼だしね。

黄金医:みんなもうメモ終わったから、Pauseポーズ切っていいんじゃない?

占部:Pausewしかし本当に毎回脱線して進まねえなwww

GM:では、小野先生のセリフから行きます。


小野(GM):「濵町さんは何か年齢が気になる理由があるのかな?ほらね?大したことじゃなかっただろう?でも、君たちが濵町さんのことを心配してくれて、嬉しいよ。」

占部:「ハハハ・・・」と空笑いしとこう。情報が欲しかっただけなんて言えないw

小野(GM):「転校してきたばかりで、緊張しているかもしれないね。自分のできる範囲でいいから、気にかけてあげてね」

黄金医:「ハーイ」

正義:「年を聞くってことは・・・アレなんじゃないっすかぁ?先生も結構モテてるんじゃぁないっすかぁ?」

穂野村:「正義君たらもー。何聞いてんのー」

黄金医:「ああ、婚活相手でも探してるのかな?」


一同:wwwww

穂野村:ちょ、早い早いwww

正義:コイツらまだ学生だぞwww

占部:え゛www高校2年だよな?

GM:高校2年生ですよwww何言ってんですかwww


夏目(GM):「はぁ・・・馬鹿なこと言ってないで、そろそろ教室に行きなさい。遅刻するぞ」

黄金医:「ハーイ」


GM:というところで赤星さんも校門に着き、皆教室に行く感じですかね。


赤星:「あいつら朝から何騒いでるのかしら・・・うるさいわね全く」




~朝:2年B組の教室~

GM:あなた達が教室に入ると、クラスメイト達が話しています。


クラスメイトA(GM):「昨夜は割と平和だったな」

クラスメイトB(GM):「能力誰か覚醒した?」

クラスメイトC(GM):「あたし部屋にプール出した」


黄金医:プール出した人がいるwww誰www

占部:そんな大規模なもの出せるのか。何でもアリだな。

GM:クラスの中には、そんな風に盛り上がっている人もいますが・・・クラスの中で目立つグループに入る人の中には、落ち込んでいる人もチラホラいますね。

黄金医:どうしたんだろう・・・。

占部:落ち込んでいるのは、目立つグループに属する人達なんだよな。誰とかわかるか?

GM:目立つグループと言えば・・・KY男の福内君とか、ヤンキー女の三口さんとかですね。

占部:福内君も落ち込んでいるのか。

GM:そうですね。机に突っ伏しています。それを見て白石君がちょっと心配そうに「おい、どうしたんだよ」と聞いてる、そんな状況かな。

占部:あ、それじゃあ俺もそこに行って、福内に話しかけていいか?

GM:どうぞ。


占部:「福内、どうしたんだ?何か元気ないけど」

福内:「あ、占部・・・」福内は白石の方をチラッと見て、こそっと占部君だけに話しかけます。

占部:あ、そうだよな。白石君は・・・もう消えてるもんな。

黄金医:消えてるもんなってwwwひどいwww


福内(GM):「占部・・・聞いてくれよ。あのな、昨日の夢の中で、何人かで集まって学校の外に出られるかどうか試したんだよ。で、校門が閉まってたから、よじ登って外に出たんだけど、出れたと思ったらまた戻ってくるんだよ」

占部:「ああ、なるほど。ありがちな設定だな」

福内(GM):「俺らはあそこから出れねぇのか・・・チクショー・・・」


占部:なるほどな。

GM:・・・これSANチェック入るかな?

一同:wwwww

占部:俺のSAN値だけがゴリゴリと・・・。

赤星:それは昨日の夢で体験した人達だけでいいんじゃない?

GM:そうですね。福内は詳しい描写も何もしてないし。(・・・それにまだ話していない内容もあるし)それじゃあ占部君は外に出られないことを残念に思っただけでSANチェックは無しでいいです。

占部:危なかった・・・。俺もう既に2削られてるからw

GM:これで占部君との会話は終了です。後は黄金医君にイベントがあります。

黄金医:あ、僕?


霧崎(GM):「黄金医君、おはよう」と、霧崎 優人が黄金医君に話しかけてきます。


黄金医:霧崎 優人って・・・愛川ちゃんの幼馴染みの人か。前一緒にお昼ご飯を食べたよね。じゃあ僕も挨拶を返そう。


黄金医:「おはよう、今日も元気だね☆」(キラーン)


一同:wwwww

穂野村:今の挨拶に対して言うセリフじゃないと思うwww


霧崎(GM):「・・・元気なのは、黄金医君の方だと思うなぁ」

黄金医:「いやぁ、それほどでもぉ」(照れ照れ)


赤星:今のは褒め言葉じゃないと思うんだけどwww


霧崎(GM):「黄金医君、キヨちゃんから聞いたんだけど、月曜日にキヨちゃんがまた先生に振られた時に、励ましてくれたんだって?どうもありがとう。」霧崎は君にお礼を言っているよ。

黄金医:「ああ、そんなこともあったなぁ。礼には及ばないよ☆」


占部:励ましたっけかコイツ・・・。

正義:茶々いれてただけなようながする。


霧崎(GM):「それでちょっと聞きたいんだけど・・・」

黄金医:「何だい?」

霧崎(GM):「月曜日、キヨちゃんが振られた時、僕に何も言ってこなかったんだよね・・・いつもは真っ先に『うわ~んまた振られちゃったよ~』って報告しに来るのに・・・あの日はそれがなかったんだ。だからちょっと心配で・・・ねぇ、黄金医君何か知らない?・・・例えば、キヨちゃんが先生にひどい振られかたされたとか・・・」霧崎はどこか不安そうな顔をして、黄金医さんに聞いています。

黄金医:「ん?何かあったっけ?」


正義:ハッ、これは・・・あれか。

赤星:黄金医は思い出すの?それとも・・・。

占部:リアルで覚えてるんだったら教えてもいいんじゃないか?

黄金医:いや、リアルで覚えてないから、思い出しロールしますwww

赤星:ちょwww覚えてなかったのwww?私普通に覚えてるんだけどwww

占部:俺も覚えてるぞwww

黄金医:くそう。なんかあった気がするんだけどなぁwwwどんなことがあったけ?

GM:では『アイディア』ロールに+20した値でどうぞwww

黄金医:ハーイ。ダイスロォール!!(コロコロ)20~♪せいこ~う。

GM:はい、では手紙をビリビリバラバラにされたキヨちゃんの姿が黄金医の脳裏によぎりました。

黄金医:あ!思い出した!初日の話だね!

占部:そうだよwwwお前がキヨちゃん慰めたその日にキヨちゃんがなんかおかしかったから、霧崎が心配して黄金医にその時の様子を聞きに来たんだろ。

赤星:そういうことよね。てかなんでアンタ張本人なのに覚えてないのよwww

黄金医:そうだったそうだった!ごめんねテヘペロリン子☆じゃ、霧崎君にその日のことを教えます。

GM:(ていうか覚えてる人に教えてもらったら、別に『アイディア』振らなくてもよかったんじゃ・・・)


黄金医:「いやぁ、そうなんだよ。アイツ、目の前で手紙をビリビリにされちまったらしいんだ」

霧崎(GM):「えっ・・・」

黄金医:「俺はたまたま通りかかった時に見てしまったんだけど、すごい振られ方だったよ・・・」

霧崎(GM):「・・・そんなことがあったんだ。キヨちゃん、ずっと先生のことを思っていたのに・・・かわいそうだな」


赤星:そうよねぇ。確かにちょっとやり過ぎな気もするわ。


霧崎(GM):「教えてくれてありがとう、黄金医君」


穂野村:ハッ!これもしかしてまた好感度上がるんじゃ・・・。

GM:その通りです。霧崎優人の、黄金医直人に対する好感度を+5します。

黄金医:おお!ひゃっほぉぉぉい!!でもその手紙をビリビリに破いた先生、僕さっき会ったんだよなぁw

赤星:黄金医はよく好感度が上がるわね。

GM:ちなみに、先ほどの会話で黄金医君が霧崎君に嘘をついていた場合、霧崎君が『心理学』ロールをして、成功したら黄金医君の好感度は逆に下がっていました。

黄金医:えっ!?NPCもプレイヤーに『心理学』振るの!?

GM:そうです。NPCも『心理学』することはTRPGでは割とよくあることですよ。

黄金医:うわぁ怖いwwwでも面白いwww

赤星:これは嘘をつけなくなるわね。

黄金医:いやぁでも僕は人に嘘をつくような人間じゃないけどね。

GM:はい、では担任が教室に入ってきてHRホームルームが始まります。

一同:はーい。

黄金医:えーっと、小野妹子先生だね。

GM:小野太子先生ですwww


小野(GM):「おはよう、皆」

一同:「おはようございまーす」

小野(GM):「あれ・・・?一人いない?誰だ?」

赤星:「え?」

正義:「誰だ・・・?」

小野(GM):「ああ、日子守ひごもりさんか・・・」


穂野村:日子守さんか・・・誰だろう?ザワザワ。

黄金井:誰だ、誰だ、誰だ♪空の彼方に踊る影。

占部:あ、登場人物紹介表に載ってる。『おさげ女子』だって。

GM:まだリプレイに載せられるほどたくさんは描いてないけど、イラストもありますよ。はい。(イラストを渡す)

黄金医:あっカワイイ~。いいなぁ、僕こういう子を攻略すればよかったなぁ。

一同:攻略www

赤星:あ、席は黄金医君の隣らしいわよ。

黄金医:マジか!ひゃっほい!

穂野村:そういうゲームじゃねぇからぁ~!

GM:まあ好感度は上がるゲームだけど・・・。

穂野村:ペ●ソナみたいwwwでも良くても仲間になるだけでしょwww

占部:また脱線してるwww次行こうぜ次www


小野(GM):「今日は欠席なのかな・・・後で家に確認を取ろう」

クラスメイト(GM):「日子守さんどうしたんだろう・・・」


占部:プレイヤーは誰も日子守さんと友達にはなってないんだよな・・・。ちょっと気になるが。

GM:教室内が少しザワついて、HRは終了です。さて!今日は授業がありますよ!

一同:!!?なんだと!?

黄金医:授業フェイズがあるだと!?すげぇ!経験値稼げるかも!

占部:経験値稼ぐぞぉ~。

穂野村:やったー。稼ごう稼ごう。

GM:稼げますよ。

占部:え?マジで?適当に言ったのにwww

穂野村:リアルだなぁ。

赤星:ちょっと待って。何の経験値が稼げるのよ?

GM:稼げるのは経験値ではありませんけどね。それでは次回はありそうでなかった授業パートです!張り切ってい行きましょう!



黄金医直人に対する好感度

霧崎 優人(+5)現在好感度 10



つづく

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