表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕らのトラウマ学園TRPG リプレイ  作者: 林田草男
刺激が欲しい?ならデスゲームをしよう
12/21

ミステリアスマスク・正義英雄「随分と厚かましい仮面野郎ね」

プレイ時間が長かったので、一旦この回で中断して、後日またプレイしました。なので、一番最後に、『お疲れ様でした~』のセリフが入っています。

~夜:それぞれの自宅~

GM:では夜になり、皆さん家に帰ってきました~。

赤星:帰ってきたわ愛しの我が家~。

GM:12時までに何かすることあります?寝ますか?

黄金医:12時って、24時?

GM:そうですね。夜中の0時です。夜更かしするのもアリだよ!

正義:戦に備えて寝る。

赤星:私は11時まで音梨とメールするわ。

穂野村:好感度上げに念入れてますね。

黄金医:百回くらいメールしないと報われないんじゃない?

赤星:百でも足りないわよ。

占部:俺は・・・12時まで、試しにベッドの上で起きておく。

GM:OK、OK。他に夜更かしをする悪い子はいませんか?

黄金医:は~い。僕も悪い子で~す。ベッドの上でゴロゴロして起きてま~す。

穂野村:ごめん、ぼくはもう既に寝てるわ。


GM:それでは夜の12時になりました。起きていた占部君と、黄金医君には、例によって強烈な睡魔が襲い、ベッドに倒れこむようにして強制的に眠りに落ちました。

黄金医:くそう。抗えないのか・・・!

占部:まあ予想はしてた。




~夢の中:それぞれの個室~

GM:皆さんは今日は2年B組の教室ではなく、それぞれの割り当てられた個室で目が覚めます。自宅の部屋と全く同じ部屋から覚めたわけですから、一瞬あなた達はそれが夢だとは気付かなかった。しかし、部屋の中央に置かれたi padと、隅に備え付けられた蛇口と洗面台を見て確認する。ああ、またこの世界に来てしまったのだと。

赤星:あら、今日は個室からのスタートなのね。

穂野村:ふわ~。

正義:ふわぁ~。・・・あくびが感染った。


GM:机の上のi padから、昨日と同じように、ホログラムのタカヒロが出てきます。

タカヒロ(GM):『皆さん、おそようございます』


穂野村:おそよう。

黄金医:ドキドキ・・・。


正義:出たなTAKAHIRO。

GM:ローマ字表記やめて下さいw


タカヒロ(GM):『今夜も続けてお呼び出しして申し訳ありません。何分最初なので、皆さんに早くこの世界に慣れてもらいたくて。今日は殺し合いの日ではないので、思い思いに、自由な行動をしてください。では今夜もはりきっていきましょう』そして、出てきたときと同じように、タカヒロがi padに吸い込まれて消える。

GM:探索者は何か行動ができます。


赤星:今日も殺し合いの日ではないのね。

占部:準備期間みたいなやつか。

黄金医:はいはいはーい!

GM:はい、何でしょう黄金医君。

黄金医:ここで能力の覚醒がしたいです!『アイディア』ロール振ります!

穂野村:ついに来たねw

正義:やっとだな。

GM:はい。では『アイディア』ロールどうぞ!

黄金医:お待たせしました!『アイディア』は成功率いくつかな?お、60ある!覚醒できるんじゃない?いくぜ!俺のターン!ダイスロール!!(コロコロ・・・)32!キター!!

占部:おお、成功か。


GM:では、あなたの『アイディア』は炸裂し・・・トラウマがフラッシュバックしました・・・。


「直人・・・あなたは本当にとてもいい子ね・・・」「ああ・・・うちの子はとてもよくできた子だ・・・」「さあ・・・今日も、お勉強を始めましょうね・・・」


正義:フラッシュバックに奴の影~♪

黄金医:これが・・・僕の・・・。

GM:そしてこちらが、『トラウマカード』と、その能力になります。(カードと、能力表を渡す)

占部:期待され過ぎた子供・・・みたいなそんな過去を背負っているのかな。

赤星:なんかそんな感じっぽいわね。どう?当たってるの?

黄金医:・・・・・・。

赤星:・・・?ちょっと、黄金医?

黄金医:・・・・・・・・・・。

穂野村:おーい?黄金医くーん。聞こえてる~?

黄金医:・・・おほほほほ。みたいな?

赤星:は?

黄金医:君たちに呼ばれて華麗に参上!そう!皆の期待の新人、黄金医直人さんですよ!

穂野村:えーと。どうした黄金医君。

黄金医:えっとね。さっきのトラウマのフラッシュバックに合わせて、過去のある悲劇の少年を演じてみようとしたんだけどね。無理だった。黙るくらいしか思いつかなかったわー。

占部:ああよかった。いつもの黄金医だ。

正義:無駄な努力を・・・。

赤星:コイツの過去なんて、たかが知れてるわね。

黄金医:にゃはははは。ひっどwせっかくおほほほほとかも言ってみたのにwww

穂野村:何故悲劇の少年でその笑い声になったのか・・・


GM:さて、ついに皆さん、『トラウマ』の能力に覚醒しましたね。因みに、このように殺し合いのない日は、2回分何か行動ができるということにします。黄金井さんは今の能力覚醒で、行動を1回分消費したので、あと1回だけ何か行動ができる、ということですね。

黄金医:ホント!?じゃあ能力の練習をする!

GM:はい、1D6で振ってください。出た目の数が経験値になります。

黄金医:1D6は6面ダイスを1回振るってことだから・・・一般的によく見る四角い正方形のサイコロを1回振ればいいんだね。(コロコロ)2が出ました。

GM:では、黄金医さんの能力の熟練度が上がり、経験値が2入りました。ということで黄金医さんは能力覚醒と、練習をして行動2回分消費したため、今回の行動は終了です。

占部:なるほど。黄金医がいいチュートリアルになってくれたな。


赤星:じゃあ私は、能力の練習をした後に、音梨ちゃんのところに行くわ。

穂野村:またかwwwぼくはどうしよっかな~・・・。今行動できる場所ってどこ?

GM:マップがありますよ・・・今の時点では驚きの白さですけど(白目)

赤星:行動の1回分は能力の練習に消費した方がいいんじゃない?

穂野村:それは決まってるんだけどねぇ・・・。

黄金医:練習&練習じゃだめなの?

GM:それもアリですよ。

穂野村:でもそれだと行動してなさすぎじゃない?情報も得られないしね。1回はどこかに行ってみるとかのアクションがとりたいなぁ。

黄金医:あー、なるほどね。

赤星:でも練習&練習するのもメリットがあるわよ。経験値がより多く貯まるわ。

正義:まあ情報を手に入れるのも大事なのはわかるけどな。

穂野村:・・・よし!決まった。

GM:お、決まりました?

黄金医:ピ●チュウ!君に決めた!

穂野村:ピッピ●チュウ♪というわけでまず練習をします。で、あと1回の行動は職員室に行って探索をすることにします。

GM:職員室ですね。OKです。

占部:俺は2回とも特訓かな・・・経験値欲しい。

黄金医:占部さんは部屋から動かないんだね。

正義:まずは自室で特訓。その後は図書室にでも行ってみるか。

GM:OKです。では皆さんの行動はこのようになります。最初は赤星さんからです。


[夢の中での行動]

赤星:能力の練習→音梨に会いに

穂野村:能力の練習→職員室

占部:能力の練習→能力の練習

正義:能力の練習→図書室へ




~赤星:能力の練習→音梨に会いに~

赤星:じゃあ練習から。(コロコロ)4。

GM:では赤星さんは自室で能力の練習をして、4点の経験値が入りました。

赤星:なかなかいい目がでたわね。

GM:練習後は、音梨ちゃんに会いに行くんですよね?では、運良く会えることができたかどうか、『幸運』を振ってください。

赤星:ああ、そっか。『幸運』で振って成功すれば、探している人に会えるんだったわね。『幸運』ロール。(コロコロ)7。成功。

黄金医:出目良すぎぃ!もうちょいでクリティカルじゃん!

穂野村:音梨ちゃんに会いたいという執念がダイスにも影響したのであった・・・。

GM:では赤星さんは、音梨を探して校内を彷徨い歩いた結果、校内の窓から、音梨が他のクラスメイトとグラウンドにいることに気が付きました。グラウンドに行きますか?

赤星:行くわ。って、もしかして彼氏といる?

GM:彼氏だけではありませんね。近づいて見ると、音梨ちゃん以外にそこにいる人は下記の通りです。


音梨の彼氏:樫沢かしざわ) 祐樹(ゆうき

中国人留学生:ワン 美友メイヨウ

クラス委員長(男子):宇都宮うつのみや) 耶麻人(やまと

クラス委員長(女子):古倉ふるくら) (ゆかり

こんな感じです。

黄金医:集団で何してるんだ・・・(-_-)アヤシイ

赤星:やっぱり彼氏がいるのは辛いな・・・どこ行っても彼氏といるんだもん・・・。

穂野村:ジェラシーですね・・・音梨ちゃんを攻略できないもどかしさ。

赤星:まあいいや、とにかく話しかけよう。


赤星:「こーのみ~」と言って近づきます。

音梨(GM):「あ・・・楓ちゃん」

赤星:「何やってんの?こんなところで」

音梨(GM):「えーと・・・」


GM:その答えなら宇都宮君が答えてくれますよ。

宇都宮(GM):「ああ、赤星か。今皆で、能力の検証をしていたところなんだ」

赤星:「能力の検証?」


GM:つまり、赤星さんが自室で能力の練習をしている間に彼らは色々と試していたようです。


赤星:「へぇ、それで、何かわかったの?」

宇都宮(GM):「そうだな・・・王。槍を出してくれ」

王(GM):「アイヨー」と言って、制服のポケットからカードを取り出します。「行くアルヨー」そしてそれを天高く掲げ、


王(GM):「『リフォーム・パーソナリティ~!』」とノリノリで叫んだ次の瞬間、カードが光に変わり、見る見るうちに長い棒状のものに変化していく。その変化が完全に終わった時、王の手には、カードの代わりに槍が存在していた。


宇都宮(GM):「・・・何回見ても凄ぇ厨二臭いな、このカード。俺もいつかこれをやる日が来るのかと思うと、もう既にちょっと恥ずかしいんだが」

赤星:「まあ、そうね」(少し苦笑い)

王(GM):「こういうのは、ノリで楽しむアルヨ!」

宇都宮(GM):「・・・で、王の能力で槍を出してもらったわけなんだが、赤星さん。」

赤星:「なに?」

宇都宮(GM):「この槍を見てくれ・・・こいつをどう思う?」

赤星:「・・・・」


黄金医:wwwセクハラ?セクハラですか?

占部:すごく・・大きいです・・。

穂野村:太い槍だと思います。

赤星:どう思うって言われても・・・どんな槍なのよ?GM。

GM:占部君が第2夜で見た槍と全く同じものですよ。先に金属の突起物がついていて、柄は木でできている。そしてその間に短い赤い布の飾りがついています。それはただの装飾なんだけど。

黄金医:リボンみたいな?

正義:中華風の槍か。

赤星:なるほど。じゃあ宇都宮にこう返します。


赤星:「あえて言うなら、ただの槍ね」

宇都宮(GM):「そうだな、普通の槍だ。じゃあ今からやることをよく見ておいてくれ。王、頼む」

王(GM):「ドントコイ!」


GM:そう言うと、王はいきなり手に持っていた槍を、近くの木に向かって思い切り勢いよく投げつけた。

すぐに、ガン!と衝突音がして、槍が跳ね返ってポトリと落ちる。王は走って槍を回収しに木に向かって走り寄って行った。


赤星:「・・・うん。今のがどうかしたの?」

宇都宮(GM):「今槍の先端がぶつかった、木の方を見てくれ」

赤星:「木?」


GM:赤星は木の方を見る。別に槍をぶつけられる前と変わらない、どこにもおかしなところがない、ただの木のように見える・・・いや、違う。おかしなところはあった。変わらなさすぎる・・・・・・・・

赤星:「・・・・?」

GM:かなりの勢いで投げられた鋭い突起の付いた槍を受けたにしては、木の表面は何処も抉れていない。それどころか、傷一つついてすらいなかった。


赤星:「何この不思議現象」

宇都宮(GM):「本当はあれだけの勢いで投げたら、突き刺さってもおかしくないんだ。なのに全くの無傷。槍や木に限ったことじゃない。他の物体を傷つけようとしても、見えない壁みたいなものに阻まれてしまうんだ。人間にも同じだ。試しにお互いに石を投げてみても、はじかれるだけだった」


赤星:うん・・・なんてリアクションしたらいいのかw言葉にできずに考え込むような態度を見せるわ。腕を組んで口に手を当てて黙っている・・・って感じかしら。

黄金医:これは・・・って感じですねw


宇都宮(GM):「じゃあ次はこいつを見てくれ」

赤星:「まだあるの?今のでも結構驚きだったんだけど」

宇都宮(GM):「王、すまんがまた頼む。この中で能力に覚醒しているのはお前だけだからな」

赤星:(私も既に能力覚醒してるんだけど・・・ここは黙っておいた方が利口ね。他の人も、私と同じように隠している人はいるはずだわ)


GM:王は、落ちた槍を拾うと、クルリと回して、槍の柄の部分で宇都宮に殴り掛かる!

ブォンと槍が空気を裂く音と、女子の委員長、古倉縁が息をのむ音が聞こえた。

このままだと、槍は確実に宇都宮の頭に直撃する。


穂野村:ひえぇぇぇ!?


赤星:「ちょっと!!何して」


GM:そして槍が直撃した―――かのように見えた。しかしそれは錯覚だった。槍はそのまま宇都宮の頭に吸い込まれるようにして通り抜けた―――赤星さんの目には、まるで槍が揺らめいて消え、宇都宮の体を通り抜けた後にまた現れたように見えただろう。


黄金医: セーフ!

正義:あれ?殺せないのか?

穂野村:友達ひとり消えるとこだった…


赤星:「えっ・・・通り抜けた?」

古倉(GM):「まったくもう・・・当たらないってわかってても、心臓に悪いわよ・・・」古倉縁はハーと息をついて小さい胸をなでおろしている。

宇都宮(GM):「このように、能力で出した武器で他の人間を攻撃しようとすると、能力が無効化されて、体を通り抜けるみたいだ」


穂野村:攻撃しようとしたら、すかってなるんや(・ω・)

黄金医:すっかすっかするんやね。


赤星:「そういえば、タカヒロが言っていたわね・・・『殺し合いの日以外では、人を殺せない』って。もしかしてコレのことを言っていたのかしら」

宇都宮(GM):「多分そうだろう。アイツの言っていた『今日は殺し合いの日ではない』というのは、こういう事みたいだな。『トラウマ戦争』が開催されるまでは、人を傷つけることは絶対にできないということか」

王(GM):「デネー、不思議なことに、ワタシの槍でワタシを攻撃しようとしても、壁にはじかれるみたいに槍が通らないのヨ」


GM:王は「ホラ」と言って槍の先端を自分の首に向けて、ガンガン突いている。

黄金医:ちょwww危ない危ないwww


赤星:「自分で自分を攻撃することもできない・・・徹底しているわね」

宇都宮(GM):「ああ、自決してリタイアするのを防ぐためだろう。ちなみに王以外が槍を持つと、王が手放した瞬間に槍が消えてカードに戻るんだ。他の奴が他人の能力を利用することを防ぐためだろうな」


占部:そういうシステムなんだな。

黄金医:やっぱ殺せる日と殺せない日があるのかー。


宇都宮(GM):「というのが、俺らが色々と試してみて分かった結果だ」

赤星:「よくこんなこと検証する気になったわね」

宇都宮(GM):「こういうの結構楽しくないか?怖がって個室に閉じこもっているのも癪だし。それにせっかくマンガみたいな有り得ない状況なんだから、楽しまないと損かと思ってな」


正義:ヒトゴロシを…愉しめと…!?

GM:そっちじゃないですw


王(GM):「ワタシは何か面白そうだったから手伝ったネ!」

赤星:「お気楽ねぇ・・・まあこんな状況に陥ってどうするかは人それぞれだしね。で?心実と樫沢君は何でここにいるの?」古倉さんは委員長ペアな感じだからいても別に気にはならないけど。二人に聞いてみてもいい?

音梨(GM):「私たちは・・・学校の外に出れるかどうか、調べようと思って・・・歩いてて・・・それで・・・」音梨はそれから言葉を探すように、空中をボーッと見ている。

樫沢(GM):「で、校門に行こうと思ってたんだけど、それはもうクラスの目立つ人達やほとんどの連中が試そうとしていたみたいだから。僕らは後で教えてもらえばいいかなって思って、能力の事をを調べるって言う委員長たちについていったんだ」

音梨(GM):「クラスの目立つ人達・・・騒がしいの、ちょっと苦手だから・・・ここで検証の見学してた・・・」


正義:なるほど、音梨ちゃんが人混みを嫌がったから、樫沢君たちは少人数のほうに来たっていうわけか。


赤星:「なるほどね。じゃあ私も夢が終わるまでここで時間を潰していようかしら」


GM:それなら、古倉と音梨がしゃがみこんでいる横に一緒に座るということでよろしいでしょうか。

赤星:了解。

GM:では、最後に樫沢君が思い出したように呟くのが聞こえて、赤星さんパートは終了です。


樫沢(GM):「そういえばあいつら・・・無事に外に出られたのかな・・・」




~穂野村:能力の練習→職員室~

GM:まずは練習ということで、どれだけ経験値が貯まるかダイスロールをどうぞ。

穂野村:1D6だったよね。ホイ(コロコロ)お、6出た。

黄金医:おおお~やるやんけ。

穂野村:やったー。最高値。

GM:では穂野村君に経験点を6+・・・と。で、残りの行動消費は職員室探索に使うんでしたね。

穂野村:うん。先生とかいないのかな~って思って。ホントに生徒だけなのかなぁ。

GM:さて・・・どうでしょうか・・・。では、穂野村君は2階にある職員室に向かいました。ドアを開けて中を見てみると、中は無人ですね。


穂野村:「ヒトイナーイ。(残念そうに俯く)やっぱりここにいるのは僕ら2年B組の生徒達だけなのかなぁ」


占部:今のところ生徒しか見ていないしな。

穂野村:う~ん、何か手がかりになるものとかないかな~。というわけで『目星』を振りたいです。気になるものがないかどうか。

GM:はい『目星』をどうぞ。

穂野村:よし。って振ってないから初期値の25しかないなwそぉい!(コロコロ)!!成功していくぅ!

正義:すげぇwさっきから出目いいなw

黄金医:成功していくスタイル!

占部:いいねぇ。

GM:ではあなたは、職員室の中に、もう一つ部屋があることに気づきます。

穂野村:ほうほう。そんなものを見つけちゃった?これは確かめねばなるまい。行ってみよ~。というわけでドアを開けます。

ガチャガチャ

GM:開きません。

穂野村:あるぇ?

占部:開かないのか。

穂野村:ガチャガチャガチャガチャ。

黄金医:ガタガタガタガタ!!

正義:無理矢理開けようとすんなwww

占部:あ。そこで『鍵開け』だよ!

黄金医:アバカムかな?(ドラクエの鍵開け呪文)

穂野村: MPが足りない!!

黄金医:不思議な力でかき消された。

穂野村:ㇳへロスきいたなぁ。

赤星:ちょっと、脱線し過ぎよ皆。ていうか穂野村君は『鍵開け』の技能持ってるの?

穂野村:『鍵開け』・・・持ってない。

占部:まあ『鍵開け』は誰でも持ってるけどな。技能振りしてなかったら初期値1%だけど。

穂野村:1パーwww100分の1の確率でしか成功しないじゃないですかー!

GM:で?振るの?

穂野村:ま、まあやってみてもいいけど・・・www

黄金医:べっ別にアンタのためなんかじゃないんだからね!勘違いしないでよwww!

正義:しねぇよ。

占部:頑張れ!1を出せ!

穂野村:ダイスロール(コロコロ)・・・・45。

黄金医:うひゃひゃひゃひゃwww

占部:・・・ドンマイw!

穂野村:ダメだったー。

GM:そもそも鍵開けの道具すらないしな・・・。

占部:鍵開けの道具がない…?鍵開け(物理)により穂野村の前にある扉は粉砕されたとかでいいじゃない。

GM:なるほどwww

穂野村:ぼくそんなに怪力じゃないと思うwww

黄金医:カイリキ―じゃないやいwww

穂野村:腕二本しかないやいwww

GM:ではドアを開けることができませんでした、と。では、穂野村君には『幸運』を振ってもらいましょうか。

穂野村:『幸運』?

赤星:なに?

占部:なんだなんだ?

穂野村:なんだろなー。そぉれ(コロコロ)あ、やった。60だよ。

占部:お、成功か。

GM:お?成功?では穂野村君は何も聞こえずに無事職員室を去ることができました。

穂野村:・・・え゛ぇっ!?

占部:何それ恐い。

黄金医:うわーこわっ。待って待って待ってwww何があったのwww

GM:とにかく何事もなく職員室を立ち去ることができたということです。

穂野村:良かった良かった(汗)あーやべー。なんか怖いものに手を出そうとしてたんだな、ぼく。

赤星:あれね。例えるならパンドラボックスの箱みたいなやつ。

正義:ザラキーマ連発されるところに行っちゃったみたいなw

占部:俺もう職員室怖くて近寄れねぇわ。

一同:www

GM:これで穂野村君の夢の中での行動は終わりですね。




~占部:能力の練習→能力の練習~

GM:占部君は部屋に引きこもって特訓でしたね。

占部:1D6を2回振るか・・・(コロコロ・・・)合わせて5。

黄金医:5upですね。経験値おいしそう。

占部:まあまあかな。

GM:それでは経験値を5加算しておきます。

占部:よろしく。

GM:では占部君はこれで終わりです。

穂野村:占部君短いwww

占部:まあ引きこもってちゃ仕方ないよなw




~正義:能力の練習→

GM:では正義さんは1D6を振ってください。

正義:ようやく俺の出番か(コロコロ)2だ。

GM:それでは正義さんの経験値に2を加算します。その後は図書室でしたね。

正義:そうだな。

GM:では正義さんは2階にある図書室に着きました。図書室の扉にはチャイムが付いています。

正義:チャイムが付いてるの?図書室に?

GM:そう。そのチャイムは、あなた達の部屋の扉に付いているものと同じですね。

穂野村:ちりんちりん

占部:ピンポーン

黄金医:ガランガランだったりして。

正義:取り敢えず鳴らしてみようか。

穂野村:そーい!

GM:ピンポーンと音が鳴り、中から「・・・誰ですか?」という声が聞こえてきます。ドアが少し開き中から男の子が出てきます。

黄金医:男の娘?

穂野村:男の娘はあかんwww

GM:違いますwww男です男www

黄金医:なんだ野郎か・・・つまらん!

占部:ひどい言いようだw

赤星:男装した元女の子だったりして。

正義:誰って…こっちのセリフだ。ここには俺たちクラスメートしかいないものだと思っていたが。


???(GM):「あ・・・正義君?どうしたの?」


正義:誰だお前は。

穂野村:誰だお前はwww向うは正義さんのこと知ってるみたいだから、同じ2年B組の生徒なんじゃないの?

GM:その通りです。そうですね・・・正義さん。あなたがこの男子生徒を思い出そうとするなら『知識』または『アイディア』から-30引いた値で振ってください。

黄金医:-30www死ぬほど思い出しにくい存在なの?この子。

GM:この男子生徒に限ってはそうです。

正義:じゃあ『アイディア』ロールで振ろうか。(コロコロ)11。あっ余裕で成功。

黄金医:11!?-補正がなんの問題にならないほどの出目の良さ!

GM:-30したのに・・・バレちまっちゃあしょうがない。彼の名前は富影とみかげ) 小石(こいし出席番号18番の生徒です。

赤星:18番・・・(登場人物一覧を確認中)影の薄い男子ね。

黄金医:ああ~。だから-30なんだ。

正義:あ・・・影薄くんか・・・。

GM:しかし富影君がちょうどこの部屋だったとは・・・。私もちょっと驚きました。

占部:あっ影薄いやつじゃんwww・・・って感じで?

穂野村:富影フラッシュ!違うか(・ω・)富影ステルスかも。

正義:しかし・・・図書室も生徒の部屋に割り当てられていたのか。困ったな。『図書館』の技能を使おうと思ったのに。


富影(GM):「どうしたの?正義君」

正義:「どうよ調子は?」

富影(GM):「え?ちょ、調子・・・?別に普通かな・・・」富影は正義の唐突な質問に戸惑っているようだ。


黄金医:そりゃ仮面被った男がいきなり部屋にやって来たら戸惑うのも当たり前ですよーwww


正義:「そうか。それは何より」

富影(GM):「・・・あー、正義君は調子どう?」と、恐る恐る聞いてくる富影。

正義:「私か?ベリ~ベリグッチョッチョォッ!!!」


穂野村:なにこのふざけた返しwww


富影(GM):「そ、そう・・・」と少し引き気味に答えます。「ところで何の用かな?何かの用事があってここに来たんだよね?」

正義:「特に何も」

富影(GM):(えぇぇ~・・・・)


赤星:ちょっとwww

占部:図書館かと思ったら人がいたんだもんなぁ・・・。


富影(GM):「そ、そうなんだ・・・。あ、じゃあせっかく来たんだから、部屋に入ってみる?」


穂野村:誘われてますよ。どうします?


正義:入ろうか。「じゃあ、おじゃまさせてもらおうかな」

富影(GM):「わかったよ。いらっしゃい」正義は富影に誘われて部屋に入れてもらいました。心なしか、どこか嬉しそうです。


GM:富影の部屋に入って、あなたは中はそれほど広くない部屋だと気づきますね。少なくとも学校の図書室の広さではありません。いかにも流行りの曲や、ジャケットが置いてある、無個性な部屋ですね。


黄金医:よくある部屋ってことかな?そしてやっぱり部屋の広さは現実の自分の部屋と同じ大きさになるんだね。元の教室の広さは関係ないのか。

GM:とにかく、高校生男子の一般的な部屋を突き詰めたらこんな感じになるんだろーなーって部屋です。リア充的なものも置いてないし、オタッキー的なものも置いてない、住んでいる人の趣味がわかりにくい部屋です。

占部:特徴がないのが特徴みたいな。

穂野村:僕には一般的な男子の部屋が分かりません(・ω・)

赤星:男子の部屋なんて知りません

黄金医:小奇麗に片付いてんじゃね?(すっとぼけ)


正義:「うむ、なるほど。いい部屋だ。」

富影(GM):「ありがとう」

正義:何か聞いてみようかな、「最近なにか変ったことはないか?」

富影(GM):「変わったこと・・・?最近変わったことって言えば、この状況がすでに変わったことだけど」


一同:www

穂野村:そりゃそうだwww


正義:「ごもっともです」

富影(GM):「それより、お茶やケーキとかどう?」と言って、食べ物を運んできてくれますよ。

正義:「頂こう」モグモグとケーキを食べる。


黄金医:mgmg・・・うっ!

穂野村:うまうま・・・ぐはぁ

占部:これは・・青酸カリ!

GM:そんなものは入ってないですwww

赤星:ていうか、マスクはどうするの・・・?

穂野村:あ、そうだよ。どうやって食べんの?

占部:口の部分がパカッて開くんじゃない?

黄金医:高性能なマスクだな~。

正義:正義さんたら(マスクを)取らずに食べた♪

穂野村:Σ(・ω・ノ)ノマスクの口に近づけたら自然と消えて口の中(・ω・)

赤星:イリュージョンだわwww


富影(GM):(えぇぇ~・・・・)富影はそれを見て驚いているようです。


占部:そりゃ驚くわw


富影(GM):「そのマスク凄いね。どこで買ったの?」

正義:「ロシアにいたときにね。オーダーメイドだよ」


穂野村:ロシア!

黄金医:おそロシアかな。

占部:前戦争行ってたとか言ってたけど・・・もしかしてその設定生かすの?


富影(GM):「ロシアにいたんだ・・・何でロシアに行ったの?」

正義:「えっ・・・どうしてって…ロシアgゲフンゲフン何でもないよ。観光観光」

富影(GM):「そうなんだ、観光かー。いいなぁ。あ、むせたんならお茶だそうか」と言って、ぱっとお茶を取り出します。

正義:「頂こう。ごくごくごく」

富影(GM):「それにしても、部屋に友達が来るなんて初めてだなぁ・・・と言っても、ここを自分の部屋と呼んでいいのかわからないけど・・・でもなんにせよ、僕の部屋に誰かが訪ねてきてくれて嬉しいよ。僕皆に忘れ去られてると思っていたからさぁ」


穂野村:そんな…!

占部:確かに。実際忘れてたしな。


正義:(・・・忘れてたなんて言えない)

GM:いや、正義さんは凄い良い出目出して思い出せたじゃんwここで名前でも呼べば好感度が上がると思いますよ?

占部:好感度上げとけば?

正義:なるほど。だがスルーする。


正義:「これはキミが作ったのかい?」

富影(GM):「いや?お茶とケーキが欲しいと思ったら出てきたんだ。空中からぱっと出てきたよ」

正義:「なるほど、どうせなら最高級のコーヒーが飲みたいな」


黄金医:図々しいwww

赤星:随分と厚かましい仮面野郎ね。被り物してるからその分面の皮が厚いのかしら。


富影(GM):「最高級のコーヒーかぁ・・・僕そんな高いコーヒーの味知らないしなぁ」

正義:「知っているか?なんとかっていうネコの糞から採れるコーヒー豆が一番なんだそうだよ。」


GM:糞!?それ本当!?初めて聞いた。

正義:割とマジな話。

赤星:コーヒー豆を食べたネコの糞の成分が一番最上級らしいわよ。

穂野村:コーヒー豆食べるネコの体内で熟成されてなんとかってやつだね。

占部:コーヒーは豆とその鮮度、あとは入れ方で変わるからな。入れ方もドリップ、エスプレッソ、エアロプレス、フレンチプレス、サイフォン、水出しと種類が多い。

穂野村:本当に好きな人は豆、入れ方、時間にこだわるらしいね。

占部:日本で一般的なのはドリップ、最近は本場を意識してエスプレッソの店も多いイメージだけど。

黄金医:なんかコーヒー談義になってるwww


富影(GM):「へー、正義君物知りなんだね。ちょっと尊敬」

正義:「伊達に世界を回ってきてないからな。ハッハッハッ」

富影(GM):「その年で世界を回っているなんて、凄いなぁ」

正義:「観光だよ観光。他には何もないよ。ほんとだよ」

富影(GM):「?うん。観光なんだよね。わかってるよ。」と信じ込んでいます。


正義:まぁ、会話はこんなもんかな。

GM:正義さんはせっかく『アイディア』で富影君の名前思い出せたのに、何にもしなくていいんですか?

正義:「これからどうなるんだろうな」って言って終了でいいや。

占部:意地でも呼ばないwww仲良くなりたくないのかwww

GM:(・・・富影君結構遭遇率が低いキャラなのになぁ・・・もったいない)


富影(GM):「どうなるんだろうね・・・」で会話終了です。

正義:OK




GM:それでは、部屋にいる人たちにはi padから例のごとくタカヒロのホログラムが現れ、部屋の外にいる人たちには、サイレンが鳴り、放送が鳴り響き、タカヒロの声が聞こえてきます。


タカヒロ(GM):『そろそろ起床時間です。夢が覚めます。明日は木曜日ですね。明日は夢は見ませんので、安心してください。そうそう、今日からカードは現実世界にも持ち込めますよ。もっとも、能力は使えないので、ただの鑑賞用になりますけど。それでは皆さん、また明日』


GM:周りの世界が崩れていくように夢が終わり、あなた達が起きると、枕元にカードが置いてあります。

というところで、第3夜、3回目の夢の終了です。お疲れ様です!

一同:お疲れ様でした~

穂野村:おつおつ(*・ω・)ノ



第三夜終了


黄金医直人  能力覚醒


現在経験値

赤星楓(+4)  現在経験値10

穂野村空馬(+6)現在経験値7

正義英雄(+2) 現在経験値5

占部真(+5)  現在経験値7

黄金医直人(+2)現在経験値2



つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ