シリアスクラッシャー・黄金医直人「はいフラグ回収お疲れ様」
GM:えーと・・・よし、録音準備OK。
占部:皆揃ってるか?今回はパソコンの音声会話使ってTRPGしてるんだから、一応確認しとこうぜ。点呼!
穂野村:おやすみー
黄金医: しょっぱなからwww
正義:ちゃんとやれwww1。
占部: 2。
赤星: 3。
GM: 4。
黄金医:GO(5)!
穂野村:クマー!
占部・黄金井・GM:クマーwww
正義:だからwwwちゃんとやれwww
占部:ではGM・・・再び開始の音頭をお願いします。
黄金医:おなしゃーす!
GM:じゃあ・・・えー、今から、クトゥルフ神話・・・っぽい、あのー、なんかよくわかんないTRPG「僕らのトラウマ学園TRPG」を始めていきまーす!
一同:いぇー(パチパチパチ)
赤星:既にグダグダなんだけどw
GM:とりあえず今日は、第二章までを目標に頑張りましょう!
一同:はーい。お願いしまーす。
穂野村:前回のあらすじ~。
黄金医:なんか皆家に帰って、部屋(個室)に入って練習した。
正義:ひどいあらすじを見た。
占部:5月のある日、十宇良高校に通う俺ら2年B組の生徒達が家に帰って寝ると、皆がクラス全員で同じ夢を見た。それは、タカヒロと名乗る謎の学ランを着込んだ男子に、夢の世界で殺し合いを強制されるというものだった。そしてその夢で、クラスメイトの一人、白石 葉が死んだ。しかし彼は現実では死んでいなかった。だが確実に、ただの夢では済まされない、不気味な違和感が俺らを襲う・・・。
赤星:そして次の日の夢も私達は皆同じ夢を見る。今度の夢では、殺し合いのルールをタカヒロから説明され、さらに個室を割り当てられたわ。能力の練習ができるって言われたから、一応練習したら皆それぞれ能力の経験値が入って、そこで夢が覚めた・・・今回はここからね。朝からだから、学校からのスタートになるのかしら。
穂野村:あったねー。そんなこと。
GM:はい、前回までのあらすじをありがとう。赤星さんの言う通り、学校からのスタートとなります。では、セッションスタートです。
~朝:学校の教室~
GM:朝、皆さんが学校に着くと、またもや教室がざわついています。
クラスメイトA(GM):「昨日の、ただの夢じゃなかったんだな・・・」
クラスメイトB(GM):「これから俺たちどうなるんだ・・・」
穂野村:ざわ…ざわ…
黄金井: ざわざわ!
GM:クラスメイトの誰かに話しかけることができます。生徒の一覧表を見て、誰に話しかけるかを決めてください。
赤星:はい、音梨に話しかけます。
一同:www
正義:赤星さんはいつも通りw私は・・・ 一ノ瀬 千尋(ちっちゃいメガネ男子)とヲタトークでもするかな。
穂野村:よし、じゃあ、ぼくは委員長に話しかけるよ。
GM:委員長は女子と男子の二人いるけど、どっち?
穂野村:ぼくに友好があるほうだから、男子のほうだね。
黄金医:秀才君の籠目君と先生Loveな愛川ちゃんに話しかけようかなぁ。
赤星:朝ってそんなに時間ある?HRが始まるまでの時間でしょ?二人も話しかけられないと思うけど。
GM:そうですね。話しかけられるは、一人につき一人までです。
黄金医:あー、そっかー。
占部:俺もう既に友達が半減してるからさあ・・・。残ってる方の友達に話しかけるしかないじゃん・・・。
一同:wwwww
GM:大丈夫!白石君もまだ生きていますよ!現実では。
占部:つってもリタイアしたやつに話しかけても意味あるのかなぁ。・・・無い気がする。
穂野村:あ~・・・情報を手に入れられるかどうかで言ったら、微妙なところですねぇ。
黄金医:もう人間(性格)変わっちゃったのはわかってるしねぇ。
GM:黄金医君は誰に話しかけるの?
黄金医:そうだなぁ・・・ここは別の人とも交流しとこうかな。というわけで、帰宅部のエース、風野 皇一君に話しかけます。
占部:俺は福内空梧だな。
GM:OK。では、それぞれこのように行動します。
[話しかける人物]
赤星→安定の音梨心実
正義→ヲタトークをふっかけに一ノ瀬千尋
穂野村→男子の委員長、宇都宮耶麻人
黄金井→帰宅部のエース、風野皇一
占部→残った方の友人、福内空梧
GM:では最初は赤星さん。音梨さんに話しかけます。
赤星:今日はちょっと聞きたいことがあるのよね。
赤星:「おはよう、心実。今日のお昼開いてる?保健室に行かない?」
音梨(GM):「何で保健室・・・?」
赤星:「保健室に新しいカウンセリングの先生が入ったらしいのよ。一緒に見に行ってみない?そこでお昼も一緒に食べましょうよ」
穂野村:というのは建前で・・・?
黄金医:メインディッシュは・・・。
音梨(GM):「今日のお昼・・・?行きたいけど・・・樫沢君とのご飯が・・・」音梨は悩んでいる素振りを見せている。音梨はいつも彼氏の樫沢君とお昼を一緒にしているのだ。
占部:お前なんかより彼氏のほうが大事なんだよォ!
穂野村:終わったな・・・。
黄金医:あっひゃっひゃw振られてやんのwざまぁwww
穂野村:たぶん振られたら好感度減るよ(適当)
正義:受け入れられないだろうなぁ・・
赤星:外野は黙っていなさい。勝負はここからよ。
赤星:「そっか・・・心実はいつも樫沢君と一緒にお昼を過ごしているもんね・・・彼氏のほうが大事よね・・・」と言って項垂れるわ。落ち込んで見えるように。
GM:それを見て音梨は、ばつの悪い顔をしています。心がぐらついているようですね。
赤星:計画通り(ニヤリ)
正義:こいつ・・・きたねぇ・・・。
GM:音梨が悩んでいると、彼氏の樫沢君がやってきます。
樫沢(GM):「心実、たまには友達ともお昼ご飯食べてきなよ。俺も他の友達と一緒に食ってくるからさ」
黄金医:お⁉
穂野村:おお!?
黄金医:おお~。彼氏が背中押してくれた。フラグか?フラグ回収か?(ワクワク)
占部:なんのフラグだよ。
音梨(GM):「・・・わかった。じゃあ、お昼は一緒に食べよ」というわけで、赤星さんと音梨は、お昼を一緒に食べることになりました。
黄金医:良かったね!これで音梨ちゃんの心が赤星さんに一歩傾いたよ!
穂野村:二人の仲は、少しは進展したかな?
赤星:彼氏に後押しされたのが少し癪に障るけどね・・・まあ、少しは、樫沢を見直したわ。
黄金医:おおお?もしかして、赤星さんの樫沢君に対する好感度が上がっちゃう?
赤星:それはない(キパッ)
GM:(・・・即答)では、次行きましょう。
GM:次は正義さん。正義さんはちっちゃいメガネ男子、一ノ瀬 千尋に話しかけました。
黄金医:仮面を被っている男子と、ちっちゃいメガネ男子がヲタトーク・・・片方は普通なのに、話している相手のせいで、シュールな光景になるね。
占部:よく仲良くなれたなコイツら。
穂野村:常識的に考えて、仮面被っている人に対して、自分から仲良くなりに行く人とかまずいないだろうから、よっぽど正義さんがコミュ力高いか、一ノ瀬君がよっぽど常識がないかのどちらかだろうねぇ。
正義:私の友達を悪く言うのはやめてもらおうか。というわけで、一ノ瀬と話します。
正義:「フヒヒ・・・やはりスパッツはいいな・・・」
占部:教室で話す内容じゃねぇ!?
赤星:あんな仮面の奥からフヒヒとか声が出てきたら、気持ち悪くてぶん殴るわね。
GM:一ノ瀬は、そんな正義の第一声を聞いて、少し暗めの声で答えます。
穂野村:しかも第一声だったwww
一ノ瀬(GM):「昨日はアニメを見るどころじゃなかったよ・・・録画はしてるんだけどね・・・」
占部:まあそりゃそうだろうな。むしろこの状況でスパッツの話をしだした正義のほうが異常。
穂野村:だよねぇw
一ノ瀬(GM):「そういえば昨日夢の中で用意された個室さ・・・ホログラムであのタカヒロっていうやつが出てきて、『部屋の中では何でも出せる』みたいなこと言ってたよ」
正義:「ああ、それは俺も言われた」
一ノ瀬(GM):「その時はなんだそれ、って思ったけど、どうせならテレビでも出して、アニメ見れば良かったかなぁ」
正義:「あ、そうか。私もパソコンを出してオンラインゲームの続きをやれば良かった!」
黄金医:君たち気楽だなぁ、こんな状況で。
赤星:まあパソコン使えるのは便利かもね。
占部:夢の中ってネット繋がってんのか・・・?
正義:「ふむ、しかしたとえテレビを出せたとしても、アニメの環境が整ってないとダメだな」
一ノ瀬(GM):「だよねぇ・・・」一ノ瀬は苦笑いをしている。
正義:「しかしそう考えてみるとあの個室はなかなかに便利だな。他に何か気づいたこととかないか?」
一ノ瀬(GM):「気づいたこと?うーん。驚いたことならあるかな。用意された個室に入って、一番最初に思ったことなんだけど、現実での自分の部屋と全く同じでびっくりした。蛇口とか洗面台がついているところ以外はね。テレビがないところまで同じだったよ」
占部:へぇ・・・やっぱり皆の個室は、現実での自分の部屋と同じになっているんだな。
穂野村:せうかせうか(そうかそうか)。僕の個室もそんな感じだろうねぇ。
正義:「キミは部屋から出なかったのかい?」
一ノ瀬(GM):「昨日はもうわけわかんなかったから、ずっと部屋に閉じこもってたよ・・・夢もすぐに終わっちゃったしね」
正義:「そうか。色々と教えてくれてありがとうな」ここら辺で会話終了するか。
一ノ瀬(GM):「うん。どういたしまして」笑顔で席に着き、会話終了です。
GM:次は穂野村くん。男子の委員長、宇都宮 耶麻人に話しかけるんだったよね?
穂野村:そうだよー。
穂野村:「おはよー委員長~。朝だよ~」
正義:アサだヨ~www
占部:朝なのはもうわかってるだろwww
宇都宮(GM):「おはよう穂野村。普通にわかっとるわそんなん」
黄金医:委員長にも突っ込まれてますやんwww
穂野村:「え~?ぼく時々朝か昼かわかんなくなるときあるよ?起きた時、今はもしかして夕方かなぁ?って思ったりするし」
占部:なwるwほwどwww
宇都宮(GM):「お前は相変わらずのんびりとしてんな・・・。昨日あんな大変なことがあったってのに・・・」
穂野村:「あったねー。そんなこと。大変だったねー」
赤星:どんだけのんびり屋なのよコイツ・・・。
穂野村:穂野村君はそういう子なんです。
宇都宮(GM):「あのタカヒロってやつ・・・何者なのかはわからないが・・・昨日犬を飼っているとか言ってただろ?」
穂野村:「言ってたねぇそういえば」
宇都宮(GM):「それで思ったんだが、もしかしたら俺らと同じように普通の暮らしをしているやつなのかもな。」
穂野村:「ん?どういうこと?」
宇都宮(GM):「普通に生きてて、普通に犬を飼って過ごしている、俺らと同じ普通の人間かもしれないってことだ。あくまで現実では・・・だけどな」
穂野村:「ああ、もしかしたら、僕らと同じ、普通に学校に通う、高校生かもしれないってこと?」
宇都宮(GM):「見た目が男子高校生だったからって、現実でもそうだとは限らないけどな」
穂野村:「でも今の聞いてたら、なんかそんな気がしてきた。現実では普通に高校生やってる子が、いきなり夢を操る能力とかを手に入れて、厨二に目覚めちゃってあんな『ゲーム』始めた、とかありそうじゃない?どう?」
黄金医:あー、ありそうかも。
赤星:・・・でも、なんとなくだけどタカヒロは主犯ではない気がするわ。
黄金医:え?なんで?
赤星:昨日私がアイツに質問した時、言ってたでしょ。
~回想:夢の中~
タカヒロ(GM):『では、他に質問はありませんか?』
占部:俺らはもうないかな。他なんかある?
赤星:じゃあ私が。
『あの、「Tapir」ていうアドレスで、私たちにメールを送ったのは、あなたなの?』
タカヒロ(GM):『・・・・いいえ。あのメールの本文を考えたのは私ですが、送ったのは別の人ですよ』
占部:・・・つまり、複数犯ってことか?
赤星:うーん・・・・。
~回想終了~
赤星:犯人が複数いる可能性を考えると、タカヒロの裏に真の黒幕がいる、と推理するのが定石でしょう?そもそもただの高校生に、あんなことができるとはとても思えないわ。
黄金医:なるほど~。
穂野村:言ってたよねぇ。そんなこと。そう考えると、もしかしたらその黒幕がタカヒロに夢を操る能力を授けたのかも・・・。
占部:授けるつっても、そんな能力どうやって授けんだよ。そもそも、夢を操る能力とか、そんなおかしな能力をタカヒロが持ってるかもわかんねぇのに。
穂野村:ぼくたちだって授かったじゃん。夢を操る能力とかではないけど、おかしな能力。『トラウマ』ってやつを。
正義:あ。
穂野村:タカヒロも、もしかしたらぼくらと同じで、能力を手に入れたのかも。それが僕らと同じ、『トラウマ』の能力なのかはわかんないけど。
占部:・・・なるほど。確かに、あれのことを思うと、そんな能力を普通の人間が手に入れることができても不思議ではないな。実は黒幕自体が夢を操る能力を持っていて、タカヒロに自分の能力を分け与えた・・・もしくは、黒幕が裏で夢を操っているだけで、タカヒロは何の能力も持っていない、とか。
正義:つまり、タカヒロは黒幕にあの『ゲーム』の司会進行役を任されただけの、普通の人間・・・?
占部:夢で『トラウマ』能力を手に入れた時、俺らの能力を必ずしもタカヒロが与えた、というような描写はなかった。実は黒幕が俺らに『トラウマ』能力を与えていて、タカヒロはその黒幕に従っているただの人間という可能性も、十分にある。
黄金医:カモフラージュってやつだね。黒幕の正体がわからないように、あからさまな悪役を置いておく。主犯はタカヒロだって思わせるために。
赤星:それが自分から志願してアレをやっているのか・・・ただ黒幕に操られているだけなのかはわからないけど・・・。
正義:しかしタカヒロが嘘をついている可能性も無きにあらず。「あのメールを送ったのは別の人物」この言葉が嘘だとすると、複数犯だというのは嘘で、全部があのタカヒロの犯行ということになる。これだと、他に黒幕がいるという説も自然と消えてしまう。
黄金医:あっ、その可能性もあるのか。うわ~面倒くさ~。
穂野村:でも結局、今のところ明らかにクロっぽいのはタカヒロしか出てきていないから、今はタカヒロの正体を探っていくしかないよねぇ。
GM:では、宇都宮は、タカヒロが自分たちと同じ、普通の高校生かもしれないという穂野村の考えを聞いて、こう返します。
宇都宮(GM):「仮にその通りだとしたら、アイツが着ていた制服・・・あれがどこの高校の制服かがわかれば、人物を特定できるかもしれないな」
穂野村:「まあ全部ただの想像なんだけどね~」
宇都宮(GM):「いや、面白い考えだと思うぞ?それに結構ヒントになった。ありがとな」
穂野村:「そう?ならよかった。じゃあぼくはHRまで寝るから。おやすみ~」と、いうことで自分の机のほうに向かうね。机に突っ伏して3秒で爆睡。
一同:www
宇都宮(GM):「もう寝てるし・・・あれだけ寝つきがいいのも、羨ましくはあるな・・・」宇都宮は呆れ半分、羨み半分といった目で、机に突っ伏す穂野村を見るのだった・・・というところで会話終了です。
占部:穂野村君もブレねぇなあ・・・。
GM:お次は黄金医君。帰宅部のエース、風野 皇一に話しかけます。
黄金医:よし、ぼくも穂野村君に負けないように、個性のある挨拶をするぞ!
黄金医:「おはようこの野郎!」ニッコリと笑いながら風野君に話しかけるよ!
占部:お前もおかしな挨拶すんなwww
正義:何故そんな変なところに対抗意識を燃やすwww
風野(GM):「おはよう黄金医。ケンカ売ってんのか?」
穂野村:現実で殺し合いとかはやめてよ?
黄金医:「やだなぁただの挨拶だよ?そんなことよりも、昨日は大丈夫だったかい?」
赤星:ウザッ☆
正義:イラッ☆
風野(GM):「・・・俺は大丈夫だったけど、皆はやっぱり混乱しているみてぇだな」
黄金医:「そりゃ無理もないよ。あんなことがあったんじゃあ」
風野(GM):「そうだよな・・・あの野郎・・・タカヒロとかいったか?『教育が目的』とかほざいてたけど、ほんと、何のメリットがあるんだ、あんなことをして」
黄金医:「まあ少なくとも僕らにはメリットは無さそうだよねぇ。勝手に巻き込まれただけだもん」
風野(GM):「願いが一つ叶うらしいぜ。それがメリットだろ」
黄金医:あ、そうか、それがあったね。じゃあ、こう言おう。
「そうだね。でも、願いを叶える。そのメリット一つのために、それ以上に、どれだけのデメリットがあると思うんだい?」
風野(GM):「・・・それは、・・・」風野は少し虚を突かれたように、沈黙した。
占部:黄金医さん意外といいこと言うね。
正義:そもそも争うことそのものがデメリットだもんな。
黄金医:「現実にしろ、夢の中でしろ、目の前で人を失うっていうのは、辛いものがあるよ・・・」
風野(GM):「・・・そうだな。お前の言う通りだ」黄金医の言葉に、強くうなずく風野。
穂野村:わー、カッコイイ~。
正義:残念イケメンがカッコいい・・・だと・・・!?
赤星:重い・・・これ日常でする会話じゃないわよ・・・。
黄金医:カッコいいシーンはもらっちゃお♪まだまだ黄金医のターンだよ!
「お前も、友達を失うことがないようにしてほしいな・・・」
風野(GM):「そうだな。・・・?黄金医って、白石と友達だったか?」
黄金医:「いや、全然?」
占部:友達を失ったのは俺だよ!!!
一同:wwwwww
赤星:黄金医は白石と友達どころか好感度0よwww
風野(GM):「おま・・・ちょっとでもお前のことを見直した俺がバカだったわ・・・」風野はがっくりと肩を落としている。
黄金医:「アハハハハ、まあ一応クラスメイトだし?合掌しとこうよ、合掌」
風野(GM):「白石はまだ生きてるだろ!」
黄金医:「風野君も、あんなふざけたことで死なないように、合掌してあげるよ?」
風野(GM):「だー!お前やっぱムカつく野郎だな!」
占部:はいフラグ回収お疲れ様。
正義:・・・これ、余計なこと言わなかったら、好感度上がってたんじゃないか・・・?
黄金医:この状況で好感度上げるとかもう無理だねーwということで合掌しながら退散しま~すw
GM:(途中までいいこと言ってたのになぁ・・・)それでは、黄金医君は怒れる風野君から逃げるようにぴゅ~と去っていきました。
穂野村:・・・イイハナシカナー?
占部:ホント、黄金医はシリアスクラッシャーだな。
GM:では、最後に占部さん。
占部:俺の残った唯一の友達である、福内空梧に話しかけるぜ!
赤星:ああ、あのKY男。唯一残った友達がそんな男だなんて、ご愁傷様、としか言いようがないわね。
穂野村:うわ~赤星さん、キッツぅ・・・・。
占部:・・・テンション下がるからやめてくれないか。
GM:そのKY男の福内空梧は、女子と話しているようですよ。
占部:え?誰と?
GM:クラス一美人の里中 瞳さんです。彼女たちの会話に参加しますか?
占部:・・・いやぁ、無理だわ。女子とか何話したらいいかわからんし。福内に話しかけようとして、女子と話してたから、横で会話を聞いてるだけってことでいいか?福内も美人と会話するのを邪魔されたくないだろうしな。
GM:OKですよ。では、次から二人の会話です。
福内(GM):「さっ里中さん!おはよう!」福内は背筋をビシッと伸ばして、里中瞳に向かって喋っている。どうやらちょうど今、里中に話しかけられたところのようだ。
里中(GM):「昨日は大変だったわね、福内君。特に白石君は・・・あなたの親友でしょう?」
福内(GM):「あはは、そうだよな・・・。死ねばトラウマに関する記憶をすべて失う・・・か。白石は本当にたいへ・・・」福内はへらへらと笑っていた顔をから一転して、きょとん、とした顔になる。
里中(GM):「どうしたの?」
福内(GM):「そんなに大変なのかな?あれ。なんかそんなにデメリットなくないか?白石はただ歯ァ磨かなくなっただけだろ」
一同:www
福内(GM):「優勝して何でも願いが叶うんなら、デメリットと釣り合わないような気がするんだけど」と、福内は言っている。それに対し里中は、
里中 瞳(GM):「そんなことはないわよ。トラウマに関する記憶全て失う、だなんて、どこまで記憶がなくなるかわからないじゃない。それに、記憶をいじくられるなんて、あまりいい気分はしないわね・・・。もしかしたら、あのタカヒロっていう人の都合のいいように記憶を変えられるかもしれないわよ」
占部:ああ・・・確かにそう考えると、深刻な状況だな割と。
福内(GM):「げ・・・や、やめてくれよ里中さん・・・怖くなってきちまったじゃねぇか」
里中(GM):「白石君はもう記憶を変えられてるのよね・・・もしかしたら頭がそのうちパーになるのかもね・・・」
穂野村:がくがくブルブル(((;ω;)))
正義:頭がパーとかwww
占部:だいぶキツイこと言うねこの人もwだから女子は苦手なんだよ・・・。
福内(GM):「さ、里中さん・・・結構キツイね・・・」
里中(GM):「ふふ。冗談よ。でも、福内君も気を付けてね?夢の中とはいえ、クラスメートが死んじゃうのは、嫌だもの」里中さんはちょっと心配そうに福内を見上げる。ちょうど上目遣いになるね。
穂野村:あざとかわいい・・・。
黄金医:こんな風に心配してもらえたら男子はイチコロですよぉ。
福内(GM):「は、はい・・・気をつけます・・・」福内は顔を赤くしてポーっとしている。
里中(GM):「良かった。じゃあ、頑張ってね」里中はニコリ、と笑って去って行った。後には机の横で突っ立たままの福内だけが残った・・・。
赤星:落ちたわね。
占部:・・・幸せそうだから、ほっとくか。俺はその会話を聞いて、福内を放置して机に座る。ってことで。
GM:それでは、朝のHRが始まり、福内や、他の生徒たちは慌てて席に着いていきます。ということで、次は昼休みからです。
つづく