表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/9

初めてのリスカ

あ付き合って5年目の私の誕生日に私が行きたがってた所にお泊まりでプチ旅行の計画をしたね。

でも貴方は前日になってお金がないといいだしたよね・・・その日は会ってから貴方はずっと変だったね。

いつも気にしない電話を気にしてコソコソと話してたよね だから夜にケンカになったね 貴方が裏の仕事を辞めてから私が嫌だと泣いて貴方は先輩と連絡するのを辞めてくれてたよね。

だって貴方の先輩は昔やんちゃな人だったり裏の人間ばかりだったから、貴方が裏の仕事を辞めても先輩から誘われたらまた戻るんじゃないかって心配で嫌だったんだよ。

だから貴方は先輩と切ってくれて私の嫌がることはしなかったよね でもこの日は違ったよね。

誕生日の前日の夜、コソコソしてる貴方とケンカして私はまた過呼吸を起こしてたよね。

貴方は『今から先輩に会いにちょいと行ってくる・・・少しお金借りるだけだから。

お前の誕生日にお金がないのは嫌だ。

すぐ帰ってくるけん』って・・・過呼吸起こして泣きながら『行かないで お金なくていいか行かないで』って私が言ってるのに私を一人家に残し置いて行きましたね。

裏の仕事を辞めてから私を一人にさせたのは初めてだったよね。

私お金なくていいんだよ?貴方と一緒に入れたらいいんだよ?

お金ないって貴方はパチンコによく行ってたでしょ?そのお金を残しておくことも出来たでしょ?先輩と私の知らない所でホントは連絡とっていたんだね・・・悲しくて不安で息できなくて死ぬかと思ったよ。

お金のない貴方だったから先輩においしいお金の話を聞かされて貴方がまた昔の世界に行くんじゃないかって不安で不安で私はどうしたらいいか分からなかったよ・・・『もう嫌だ・・死にたい』気づいたら私はナイフで手首を切っていたよ。

でもちっとも痛くないんだ 『これがリスカなんだ・・・』ふと我にかえってずっと手首を見つめていた・・貴方はこの傷に気づいてくれますか? その日貴方が帰って来たのは朝の4時だったね。

すぐ帰って来るって嘘ついたよね 9時には家をでて旅行に行く予定だったからお互い寝れなかったよね・・・私の25才の誕生日は最低の誕生日でした。旅行もお互い楽しめず、昔みたいに鳴り響く貴方の携帯。私ずっと泣いてたよね・・・その夜貴方と初めて別々のベッドで寝ましたね。近くにいるのに貴方が遠くに感じたよ 私の傷にも気づいてくれなかった貴方でしたね。貴方が手首の傷に気づいたのはしばらくたってからだったね・・・私が『妹とケンカして妹にかじられた〜』ってアホなことを言うと貴方は信じてましたね。

バカだね 私はこんなに弱い人間なんだよ・・もっと私を大事にしてよ。もうリスカなんかするなって殴って抱きしめてよ・・・リスカの傷が治るのに1年かかりました。傷を見るたび嫌でした どうして幸せな日々は続かないんだろう。私達は本当に幸せな時が続かず次から次に何かが起きていたよね それでもケンカして仲直りしてバカップルだったよね。何処かに行く時は決まって私は人目は気にせずイチャイチャしたよね。

貴方は恥ずかしいといいながらも嬉しそうだったよね 知ってるんだよ貴方が嬉しそうにしてたこと。昔出来なかったことをたくさんしてきたよね 貴方はいつの間にか私の世界にどっぷり入りこんでたよね☆ 『硬派なオレが・・でもこんなに人を好きになれて嬉しい。絶対離さない』って・・・・約束したよね?なのにどうして今一緒にいないのかな?悔しいよ 悲しいよ 時を戻してください・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ