出会い
貴方と出会ったのは二十歳の夏・・・今年私は28才 今でも貴方が好きです 愛してる。
ずっと一緒にいれると思ったのに私達には色々なことがあったね ね〜好きだけじゃダメな時もあるのかな?貴方は今幸せ?私はすごく寂しいよ 貴方が隣にいないから。
〜 二十歳の夏〜 私は県外の専門学校に通うため実家をでて一人暮らしをしていた。夏休みで実家に帰ってきてて暇で暇で毎日のように友達と遊んでた 今日は夜から友達と親不孝で飲み☆ ナンパされるかな〜なんて期待して友達二人と親不孝に来ていた。今はもう親不孝通りなんて人は少ないけど当時は夜になればナンパナンパでうじゃうじゃしていた。その日はナンパされるもピンとくる人もいなく場所を変えるか友達と話してる時だった 貴方との出会いは・・・第一印象はノリがいい面白い人だなぁ〜って感じで意気投合し4人で遊ぶことに☆ ナンパについて行く行かないはたいがい私が一人で決めていた(笑) 向かった先は貴方の家だったね。お酒を買ってゲームをしたり私はかなりの酔っ払い 貴方と意気投合し自然と別の部屋で貴方と二人っきりになって・・・・あの頃私は付き合ってた人がいたけど、ほったらかしにされたりして凹み気味だったんだ。年下だった彼氏。その人と付き合う前にすごく好きな人との別れ・・・忘れられなかったけど年下の彼と付き合っていた。過去が忘れられずに2年も引きずっていた時期だったんだ・・・貴方にグチグチ言ったね。忘れられない彼はとても遊び人だった人だったから男は皆H目的なんだぁーって泣きながら貴方に話したね。
でも貴方は何か違う気がしたんだ 出会ったばかりなのにすごく好きになってしまって・・・貴方とHをしてしまったね。
すごく気持が良くて不思議な気分だったんだよ。でも私は思ってしまったんだ まただ・・・・また私は傷だらけになるかもしれないって。貴方の体にはキレイな刺青が彫ってあったね貴方は私に言いました自分はヤクザだと。
ヤクザと聞いて忘れられなかった人を思い出してしまった・・彼もヤクザだったんだ。 でもね貴方がヤクザだときいてもすごく惹かれたんだよ また会いたいって思ったんだよ。私は泣きながら連絡を待ってるねと貴方に言いました 貴方は約束通り次の日に電話をくれたよね・・・そして私達は付き合いはじめたんだよね。私は年下の彼氏と別れ貴方を選んだんだよ。
年下の彼にはさんざん『お前はバカだ』『ヤクザばかりで男運ないやつだ。
お前が泣くのは目に見えてる。
オレにしとけよ』嬉しい言葉も言ってくれてたけどあの頃私には貴方しか見えなかったんだよ。
嫌いで別れたわけじゃないから年下の彼氏と泣きながら別れたんだよ。 それくらい貴方に惹かれたんだ。でも今おもえば、あんなに言ってくれた年下の彼と別れて罰があたったのかな・・・ 貴方は昼間は普通に力仕事をしてたね。
すごくかっこよくて素敵だったよ。
夜になると貴方は私の知らない世界で働いていましたね ヤクザの人と付き合うことがあんなにも辛く悲しい思いをするなんてちっとも考えてなかったよ・・・週1くらいのペースしか会えなくて・・会えても貴方にはすぐ呼び出しがかかり私を一人おいて本当によく出掛けていきましたね。
寂しくて辛くて貴方が出掛けていつも一人泣いてたんだよ 久しぶりのデートでもゆっくりできなくてすぐ呼び出しかかったり、待ち合わせに遅れるのは当たり前だったよね。何時間も貴方を待ってた日々を思い出します だからよくケンカもしたよね 貴方は決まって逆切れだったよね あの頃の貴方は本当に優しくなかったな。ケンカをすると世界一仲が悪かったけどラブラブな時は世界一のラブラブバカップルだったよね。私が初めて貴方に胸ぐらを捕まれつきとばされた時は本当に怖くてたまらなかった。
原因は貴方がコソコソと元彼女と連絡とってたから・・今私と一緒にいるのにどうして電話がかかってきたら外にでるの?どうして私だけを見てくれないの?私はどうしてもあの時悲しくて思わず家を夜飛びだして帰っていたんだ。
貴方は戻って私がいないのに気が着くと走りながら探して私を引っ張って家に連れ戻し怒り私の胸ぐらをつかみソファーに突き飛ばしましたね。
どうして私が怒られるか意味が分からず泣きながら辞めてと言ったよね・・貴方はあの時私を殴りたくて貴方の拳は握りしめて我慢してたね。
私が『今殴ろうとしたでしょ?』と聞くと貴方は『お前を好きだから殴ることができなかった』と答えましたね。
でもね、それっておかしくない?嫌いだったら女の子に暴力振るうの? 暴力からは何もうまれないよ・・暴力で人の気持を押さえつけても、そこからは何もうまれないよ。
お互いが苦しむだけだよ 貴方は私が好きだから分かってもらえずどうしていいか分からないって言ったね。
貴方はもう絶対私に手をあげないと言う約束をして私はこの時貴方を許したの・・怒った後私を抱きしめてくれたから・・・私も好きだから信じて許してしまったよ。
暴力する男は『ごめんね』って優しいとよく聞いてたけど・・・ホントだったんだね。
でも好きだから貴方と離れたくなかったんだ。
いつの間にか貴方にはまってたんだ・・初めて愛されてると感じた人だったんだ。
でも相変わらず私を待たせて・・あまり会えなくてやっと会えても貴方はある時『急に裏の仕事が入ったから遅くなる。
なるべく早く帰って来るから待っててね』って言ったよね。
女の勘ってやつかな・・絶対嘘だと思った私は近くのパチンコ屋に足を運び貴方を探した・・・『私の勘違いでありますように・・貴方がいませんように。
』そんな思いを秘めて貴方を探したよ。大好きな貴方を見逃すはずがない 『ねぇ〜どうして嘘ついたの?』そんなことで私は怒りと悲しみでいっぱいだった・・貴方の肩をポンと叩くと貴方は振り向き『ヤバい』と一瞬顔をくもらせたけど無視して無言でスロットをうち続けたよね。私は貴方に『もう帰る。嘘つき』とメールをしてバスを待ってた・・貴方は怒りにみちた顔で私の前に現れ『何が帰るとか言いよると?帰らせんよ』と私を引っ張って家に帰ったよね。ねぇー私達はあまり会えなく時間を大切にしたよね。なのに貴方はパチンコと私の時間どちらが大切なの?私は仕事を夕方まで終えると急いで貴方の元に飛んで行ってたんだよ。
何よりも『裏の仕事』と嘘つかれた事が悲しくてしょうがなかったんだよ。
一緒にいても貴方はすぐ呼び出されるから会った時トータル貴方とゆっくり話が出来る時は1、 2時間だったよね。貴方は朝早くて眠たいのは分かるけどもっとたくさんイチャイチャしてたくさんお話しがしたかったんだよ。
私だって次の日は仕事だったりもしたから始発で帰ってたんだよ。次の日仕事と言っても『始発で帰ったらいいやん』と貴方はサラッと言ってたよね。私は体力的にも精神的にも疲れてたよ。でも会いたいし好きだから消して近くじゃなかったけど会いに行ってたね・・・私が『もっとたくさん話たい』と言った言葉を貴方が理解したのはずーっと何年も先のことだったね。貴方はホントに自己中だったね。
友達と遊ぶのも、一人で天神をブラブラ買い物したりするのも嫌がって怒ってたね。
だから私は休みだけど仕事だと嘘ついて買い物に出掛けたりしていたんだよ・・・この頃からだんだん貴方に会いたくなくて 『別れたい』と言ってしまったんだ。
もちろん貴方は激怒したよね 汚い言葉遣いに貴方は私を脅しはじめたね。
『お前の家がどうなるか覚えとけ・・』私だけでなく家族をまきぞいにするような言葉ばかりぶつけてたね。私は怖くて怖くて仕方なかったよ だから貴方と初めて別れた時は警察沙汰になってしまったね。私は警察に行って貴方のことをいろいろ聞かれそのうち 『どうしてこんな事になってしまったんだろう。好きだったのに胸が苦しいよ』って感じたんだよ。こんなことがおきて何ヶ月かすぎ私は貴方に謝りたくて仕方なかったんだ。家族からは『もう二度と連絡とるな』と言われてたけど貴方に謝りの連絡をしたね。それから親に内緒でコソコソと貴方との長い付き合いが始まったんだよね。それからもケンカはしたけど私達はラブラブだったよね。泣くこともたくさんあったけど楽しかったよ。私はこのまま家を出て貴方と暮らしたくてたまらなかったよ 家を出て一緒に暮らす話しもしてたけど、貴方はあの時そこまでする勇気もなく・・・この気持は私の方が強かったね。この頃家を出て一緒に住んでたら今でも一緒にいられたかな?誰か教えて・・・貴方と次に別れを決めたのは貴方とケンカになって貴方が私に何発も殴った時だったよ。
怖くて痛くて・・・もう親には言えないし怖いから私は必死で謝って貴方の機嫌がなおることを祈ったんだ。
今日は怖いから明日別れを言おう・・・そう心に決めて家に帰ったのを覚えてます。
でも貴方から連絡がこなくなったよね こんなことは初めてだったから戸惑ったけど私は暴力をもう振るわれるのは嫌だし連絡はしなかったんだ・・・でも3日後貴方からの連絡。
今まで生きてきた中で一番嬉しかった知らせの連絡だったよ。
『ヤクザを辞めた。
今実家に帰ってきてる』そんな話をしてくれて私は泣きながら貴方と話たよね。
貴方は人が変わったみたいに優しくて・・・会っていても電話は気にしなくていいし貴方は優しいし・・・暴力振るわれて別れを決めてたことなんか何処かにいってしまってたんだ。本当に幸せだったよね。私は貴方がまた戻るんじゃないかって心配で不安でよく泣いてたよね。でも貴方は『やっとお前と幸せになれる。こんなに人を好きになれたのはお前が初めてだ。絶対戻らないし戻りたくない。約束する』って貴方は言ってくれたよねでもそんな幸せな日々が続くわけでもなく・・・私は先が見えないんだよ。
貴方は仕事はせず家にいてゴロゴロするばかりの日々。
半年近くそんな日々だったから私は貴方に聞いたよね『ね〜仕事しないの?』って・・・そのたびケンカしてたよね。
お互いお金なくてイライラしてよくお金のことでケンカしたよね。
貴方は決まって『まだ働いたら裏の人間にバレてヤバい』って。
弱虫 いくじなし 口ばかり私を幸せにするって嘘ばかり。
貴方がそんなことばかり言う度私は思ってたんだよ・・『貴方を傷つける人が現れたら私が許さない。
絶対連れて行かせない』って。
ケンカして仲直りの繰り返し日々 いつになったら貴方と結婚できるの?幸せな日々がくるの?そんなことを思っていたけど貴方に会えば楽しいしドキドキするし・・・なんだかんだでも幸せだったな。今思えば・・・ 貴方も働かないといけないと思ってたよね。
分かってたよ でも今まで過ごしてきた私達の日々はあまりにもすれ違いでちっとも一緒にはいれず・・だから貴方は私とたくさんいたいから働きたくなかったんでしょ?私は仕事してて貴方の家に着くと決まってすぐお昼寝してたね。
でも貴方は機嫌が悪くなってたよね 夜も私がすぐ寝ると貴方は『もっとたくさんいろいろな話してイチャイチャしたい』って言ってたね。
貴方はやっと昔私が『たくさん話たい』って言ってた気持がよくわかったって言ってたね。
嬉しかったよ すごく愛を感じたよ また戻りたいよ あの日々に・・・ 私が死にたくなったのは貴方と付き合って3年目。
私達は親に反対されてたから貴方はそれをずっと後悔してたよね・・・警察沙汰にもなって親に内緒で付き合ってる日々に未来はないよね。
そんな中貴方は『子供をつくろう。
そしたらお前の親も許してくれるかも知れない。
ちゃんと仕事見つけて働くし大丈夫だよ。
お前との子供が欲しい』 貴方はそう言ってくれたよね 嬉しかったよ だって私も早く貴方と一緒になりたかったんだもん。避妊しないようになって半年後、私は妊娠しました。嬉しくて貴方に報告したよね☆でも貴方は喜んではくれなかったよね・・実際職にはついてなかったし、私の親が頭に浮かんで逃げたんだよね。意気地無し バカ 弱虫ヤローだったね。私はそれでも貴方に期待したんだよ。
『いつになってもいいから仕事見つけて落ち着いたら迎えに来てくれたらいいから。待ってる』って泣きながら言ったよね 私がどんな気持で言ったか貴方には分かりますか?それでもハッキリしてくれなかったから私は一人で産む決心をして親にいったんだよ。お母さんは泣きながら『お願いだから普通の人と付き合って。これから先の老後で心配しないといけないのは嫌』って言って泣いてたね お父さんは私があまりにも彼氏が好きで今は普通の人だからって泣きながら話したら私の味方になってくれたよね。でも子供を産むことは許してくれなかったね 今思えばあの時もっと自分の意思がしっかりしてたら今頃可愛い子供がいたんだよね。一人で産むと言ったものの不安で仕方なかったよ 貴方があの時傍にいてくれなかったから怖くて不安で一人たまらなかったんだよ。無責任に子供をつくった私もバカだよね でも子供がいたら幸せな日々になれると思ってしまったんだ・・・23才にもなってバカだよね。ごめんね赤ちゃん 勝手なことして貴方を産めなくてごめんなさい。母とはそれから口も聞かず私も引きこもりの生活。ご飯も食べず痩せてく私を心配していましたね。死にたかったんだ とっても。でも死ぬ勇気は私にはなかった・・・子供の件で付き合ってたことも親にバレ貴方とまた付き合いましたよね。私がお父さんは付き合いを許してくれたからと貴方に話すと貴方は『ごめんね。お前ばっかりに助けてもらってごめんね。今度は絶対産んでね』そんな貴方の言葉を信じてやり直したんだ でも中絶してからHのことでよくケンカをしましたね。ゴムはつけてくれず・・・だからまた出来てしまったらって恐怖だったんだ 貴方は口で言うばかりでバイトみたいな日々だったからまた出来て貴方が逃げるんじゃないか不安でHするのも嫌になったんだよ。ねぇ〜どうして貴方は私の気持をもっと考えてくれないの?傷つくのは女なんだよ?もっと大事にしてほしかったんだよ。私が『ゴムしないなら別れる』って言ってからはしぶしぶ納得してくれたよね。貴方も私が痩せてたのは気づいたでしょ?つらかったんだよ 中絶がどんなものかわからないでしょ?やっぱり中絶したカップルは上手くいかないね。
あんなに貴方とのHが大好きだったのにHのことでケンカなんて・・・私はこの頃からよく過呼吸を起こしてたね。初めは貴方はすごく心配して・・でも何度も何度も起こしてるうちに貴方には慣れっこになっていったね。とても苦しいんだよ 息ができないよ 貴方が優しくしてくれないと消えてしまいそうで嫌だったよ。ずっと中絶して付き合ってたことをよく後悔したよ。




