どんちゃんがサーベルタイガーと熱く戦う夏
暑い夏の日、今日のどんちゃんはいつもと違います。なんだかとっても戦いたい気分なのです。
どんちゃんたちは恐竜の国のさらに奥にある「炎の大地」にやってきました。ここは、地面から熱風が吹き上がるほど暑く、遠くの岩がゆらゆらと揺れて見えます。
「暑いなぁ……でも、ここにはすごい相手がいるんだろ?」とどんちゃんが言うと、ライトとタールも興味津々。
その時――
「ガルルルル……!」
岩陰から現れたのは、大きなキバを持つサーベルタイガー!鋭い目でどんちゃんたちを見つめています。
「おお、かっこいい!」とタールが感心する中、どんちゃんは戦闘態勢に入ります。
「よし、どっちが強いか勝負しよう!」
サーベルタイガーは低く構えると、一瞬でどんちゃんに飛びかかってきました!
「速い!」
どんちゃんは素早く身をひねってかわし、すかさず足元を狙ってジャンプ!でも、サーベルタイガーもすぐに体勢を立て直し、鋭い爪で攻撃してきます。
カキーン!
どんちゃんの爪とサーベルタイガーの爪がぶつかり合い、火花が散る!暑い大地に、さらに熱い闘志が燃え上がります。
「おもしろいね!もっとやろう!」
しかし、どんちゃんもサーベルタイガーも汗だく。あまりの暑さに、ついにどちらからともなく座り込んでしまいました。
「さすがに暑すぎる……水分補給しようか」とペッチが魔法の猫の国の泉から汲んできた、キラキラの冷たい水を渡してくれます。
「ふぅ、生き返る……!」
どんちゃんとサーベルタイガーは、戦いの途中で仲良くなり、最後は一緒に恐竜の国の魔法の木から摘んできた、冷たい氷のフルーツを食べて涼みました。
「また涼しい時に戦おう!」
「ガルルル!(もちろん!)」
こうして、どんちゃんとサーベルタイガーは熱い友情を結び、暑い夏の日の戦いは幕を閉じたのでした。
おしまい。




