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ありきたりな物語に花束を  作者: 梅木しぐれ
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最後の戦い:近衛兵-3

「ここは私にまかせて走れ!!」

 ダンは背負っていた大剣を引き抜き構えた。

「ちょっと!アンタなにかっこつけてるのよ!」

「状況を考えろ!この数に追いかけるのは骨が折れるうえに、出入り口を壊されても困る。だから、さっさと走れ!リリー!!」

「~~~~~~っ」

 その場から動こうとしないリリーの腕を、ユーリが掴み走り出した。

「ちょっと!!離しなさいよ!!」

「いやだ!」

「いやだって、アンタねぇ!」

「ダンは大丈夫だよ!絶対に死なない!!!」

「ユーリ……」

 リリーはユーリの掴む手が震えていないことに気が付いた。目の前の男は眠れば朝が来るのと同じようにダンを信じているのだ。

「………転移魔法を使ってるやつを倒せば解決」

 並走しているロイも前も向いたままだが、リリーに言葉を送る。

「なんか、アンタに言われるとムカつくわ」

「……………がーん」

「なに、自分で言ってんのよ!」

「あははははっ」

 先ほどの緊迫が嘘のようだ。ここが敵地ということを忘れているのだろうか。

「悔しいけど二人の言う通りね!ささっと見つけて倒すわよ!!」

「おぉー!」

「………おー…」

 揃わない声とともに、3人は走り城の中へと入っていた。



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