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ありきたりな物語に花束を  作者: 梅木しぐれ
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一般人の感想-3

 それからの生活はRPGの要素を感じることなく、ひたすら走り、腹筋、腕立て伏せなどの筋トレをやり続けた。トレーナーを買って出たフローリアのおかげか、ゴリゴリのマッチョではなく、細マッチョに仕上がったころには、もう1年が経とうとしていた。

「これで、剣を持てますかね?」

「えぇ、きっと大丈夫ですわ。自信を持ってくださいまし」

 本当に筋トレしかしていないため、持てないかもしれないという不安を拭えないユーリは右手を握りしめては、開くという行為を続けている。そもそも引き抜くことができない可能性もあるはずなのに考えすら浮かばないユーリは、確かに主人公の素質があるのかもしれない。

「さて、これは王都までの地図になります」

「え、フローリア様は来てくれないのですか?」

「わたくしがこの世界の人間の前に姿を現すことは、よくないことなので」

 フローリアの言葉に納得をしたユーリは「それじゃあ、寂しくなるけど行ってきます」と言葉とともにフローリアに頭を下げた。

「それでは、あとはよろしくお願いしますわ」

 ユーリが頭を上げれば、フローリアの姿はなくなっていた。


「よし、行くか」


 ユーリは王都に向かって足を動かした。




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