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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

〔モンスタアー・ジョーカー〕ESP÷異世界ユニバース

E.S.P少年

作者: 暖炉の灰猫

6月頃に夢で見た奴です。

それを膨らませてみました。



☆彡DJポップ★がお送りする今夜もヒット・ナイト!

お聴き頂いたのはレッド・ボードの『俺はウェアウルフ』でした。

お次のコーナーは期間限定の夏の企画!?《僕の私のホラー》のコーナー!!

では早速、読んで行こうと思います。

まず最初のお便りはヒットネーム猫吸血鬼さん 10代から。ポップさん、今夜もヒット?!ヒット!!

はいヒット?ヒット!

ワタシが小学生の時に友達から聞いた怪談ばなしなんですけど。

ある一家が、夏の前に引っ越してきたらしいんだけど、、、、、、。





夏の日、ある家族が引っ越してきました。その中に不思議な力、超能力を使える1人の少年がいました。

名前はタイチ。三男の甘えん坊でヤンチャで我が儘な元気な男の子 5歳。

超能力の事は秘密にしていましたが、とても幸せでした。

家族は他に朗らかな父と少し起こりっぽい母に、きっちりしっかり者の父の仕事を手伝っている長男と勉強嫌いの次男、そして普段はグータラしているけど面倒見のいい長女がいました。

母親の故郷にあった使ってなかった家を改修して暮らす事になりました。

見た目もキレイになり大きくちょっとした屋敷のようです。

タイチは新しい家・町でも変わらずに元気いっぱい遊んで超能力でイタズラをしています。

ですが引っ越したばかりで両親と兄達は仕事や学校が忙しく、タイチの相手が出来ないと困った父達はメイドさんを雇う事になりました。

「良子です、よろしくね」

最初は恥ずかしさから、なつかなかったタイチですが数日もすれば仲良くなり良子姉ぇと呼んで良子を連れて公園などで一緒に遊ぶようになります。

タイチの面倒を見ていると少し不思議な出来事が起こりましたが、深く気になる事でもないので良子もタイチの両親や周りに相談もしませんでした。

そんなある日、長女の花夏(ハナカ)が珍しく早く帰ってきたので後は任せて良子は帰ることになりました。

寂しがったタイチは花夏と駅まで、お見送りをします。その帰りの事タイチは頭の中に助けを呼ぶ声を聞きます。

タイチは繋いだ手を引っ張って、その声の元まで向かいます。そしてある一人の青年と出会うのです。

彼はボロボロの服に顔や体に殴られた痕がありました。

彼に手を差し伸べたタイチは彼の記憶みたいなモノを読み取るように状況を理解しました。

彼は黒いスーツを着た大人(おや)から暴力を受けていたのです。

戸惑っている花夏と下を向き顔を合わせようとしたい彼にタイチは笑顔で語りかけて状況を打破しようとします。

タイチ達の家に来るように避難しないかと話の方向を誘導することに成功したタイチ。

花夏に手を取られて立ち上がる彼は花夏を見ても、まだ怯えていました。

それからタイチは青年を元気づけるために試行錯誤して四苦八苦します。

超能力で今までズルをしたり、遊んだりしてきましたが、これまでのようには上手くいきません。

少しずつコミュニケーションが取れるようになってきてタイチや花夏に最初は反対していた良子も今では彼の変化に喜んだり涙を流していました。

そしてみんなのように気さくとまではいかずとも会話が成立してタイチとも遊ぶ事も普通のようになりました。

そんな夏休み最後の日、彼は自分の家に帰ると言い出しました。でもその手を震えています。

タイチは反対しました。また彼が怖い思いをすると思ったからです。

すると花夏が彼の家まで見送ってくると言うので、また明日会おうといって別れました。

夜遅くに物音がして起きると姉が服を崩して顔や体中にかすり傷を作って帰ってきていました。

玄関に入ると放心状態でしゃがみこみ、涙の跡のある姉を心配して介抱しようとした、その際に超能力が発動しタイチは視てしまった。彼にに無理矢理に覆い被された事を。

そして姉の恐怖や不安といった沢山の感情がタイチを襲いました。

あんなに優しかった青年と笑顔だった姉が今はそこにはありません。

怒りのままにタイチは青年の元に走りました。

彼の家の近くに差し掛かった頃、彼がいました。

物陰からタイチ目掛けてやってきたのです。

驚いて転けるタイチでしたがなんとか避けることに成功します。

失敗して冷や汗をかく彼はナイフを出してきました。

ですがタイチには超能力があります。

超能力を使ってギリギリで無事に避ける事が出来ていました。

彼は触れてもいないのに吹き飛ばされて驚愕します。

そんな時、青年が懐に隠していたらしい拳銃で撃たれてしまいます。

タイチはそれに間一髪で気が付いて避けました。

しかし右手に当たってしまったのですその時だった。

物凄い激痛と共に今まで感じた事のない頭痛に襲われたのです。

タイチの頭の中に拳銃に関する全ての情報が一気に入ってきたした。

超能力が発泡の際の衝撃で暴走してしまったのです。

拳銃を構成する素材の成分の情報が1から10、そして100まで。

拳銃のパーツの情報が1から100まで。

拳銃の使い方からの今までの使用されたこれまで全てを。

タイチが知りたいか知りたく無いかなどは、お構いなしに大量の情報量が1度にタイチを襲い、やがてタイチは倒れてしまいます。


少しして気絶したタイチを発見したのはメイドの良子でした。

実は忘れ物を取りに来た良子が玄関でしゃがんだまま動かない花夏を発見して不審に思い家の中を探しても居ないタイチを見つけるために外に出て、そして倒れたタイチを見つけたのです。

気がついて目を覚ましたタイチは以前の様にハキハキと喋る事は失くなり目は虚ろになり、物を指差しては良子姉ぇコレ何ぃ?と問うばかりなのでした。

「あれはねキミの家族よ」




おしまい





設定や最後のオチなんかの殆んどは夢と同じです。

中抜きしてた部分を埋めただけなので、最初この夢を見た時は普通に恐怖でした。

怖い。

怖過ぎるので忘れられなかったので夏まで待って書いてみました。

ラジオのくだり、困った、普段ほぼラジオ効かない。


太一(タイチ) 5~8歳くらい、いろんな超能力を使える

姉の花夏(ハナカ) OLもしくは高校生 ぐーたら

兄1 きっちりかっちり

兄2 ゲーム好き

両親、仕事で家には帰るのが遅い

メイド良子姉ぇ


少年A犯人

借金取りorヤ●ザに殴られてた。


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