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【閑話】従者の熱は主の為に

今回は三人称視点となっております

サイフォンとサバナスの従者コンビのお話


「なんのかんのあったが、今回もあれこれ無事に終わって良かったよ」

「そのなんのかんのが色々とありすぎだったかと思いますが」


 着替えの途中で主が振ってきた言葉に、サバナスは苦笑混じりに返す。


「面白かったので俺は問題なかったんだがな」

「気が気でなかったので私には問題しかありませんでした」


 幼い頃から共にいる二人だ。主従であると同時に幼なじみでもある。

 プライベートに近い時間であれば、やりとりも少し砕けもする。


「だが解決したぞ?」

「まだ結婚という問題が残っていますけど?」


 最後の上着に袖を通したところで投げられた主の言葉に、サバナスは大きく嘆息した。


「モカ様が優秀であるコトは理解しました。

 フレン様がお認めになるだけの能力や資格があるコトも」

「なら問題ないだろう?」

「今更、反対は致しませんよ。

 ですが必要でしょう? 私のように常に懐疑的な立場の人間も。貴方の側には」

「そこは否定しないさ。そういう意見を常に口にしてくれるのは助かっている面もあるしな」


 サイフォンとて分かっている。

 サバナスが何でもかんでも反対しているワケでも、懐疑的になっているワケでもないと。


 耳の痛い……もっと言うと耳障りにすら思ってしまうような苦言を口にするのは、全ては忠義からくるのだということを。


「それを踏まえて、社交場などでわざと露悪的に振る舞ってくれると、情報収集が(はかど)りそうだがな?」

「私自身が主役になりうる社交場などでしたらそういう態度や立ち回りも考えますけどね。

 殿下が主として場にいる限りは、そういう振る舞いをする必要はありませんから」

「どういう意味だ、それは?」

「ことあるごとに殿下へ苦言を呈す姿が、一部の輩からそういう風に見られているようですので」

「なるほど。サバナスの情報源の一部はそれか」

「ええ。大変助かっておりますよ」


 サバナスがサイフォンに対して苦言を呈するのに他意はない。本当に注意と苦言だ。なのに一部の界隈からは、サイフォンに反発する意志を持っているのにサイフォン付きにされた哀れな従者と思われているらしい。


「忠義の苦言と、他者への悪口(あっこう)の区別が付かない者たちが多いというのは、兄上も大変だ」

「そもそも彼らにとって、フラスコ殿下は主人でも何でもありませんからね」


 便利な旗頭なんでしょう――という言葉をサバナスは口にせず飲み込む。さすがにそれを口にするのは、フラスコに対する不敬になるだろう。


「サバナス、茶を頼む」

「かしこまりました」


 サイフォンはそう告げると、椅子に腰をかける。

 それを見ながらこっそりと嘆息する。


 サバナスとしては、こちらが椅子を引くまで待っていて欲しいのだが、主はそれをあまり好まないのだから仕方がない。

 好まないとはいえ、(おおやけ)の場ではちゃんと振る舞ってくれるので、弁えているのは確かだが。


 ともあれ、サバナスは部屋の片隅のテーブルに置いてある魔心(ましん)コンロのところへと向かう。


「試作品だと貰った小型コンロ、気に入っているようだな」

「ええ。お茶くらいであればわざわざ部屋の外へ行く必要がなくなりますからね」


 遠征する騎士や、長期依頼を遂行する冒険者向けに開発されたこの魔心具は、サイズが小さく火力もさほど高くないものの、小型という一点が非常に優秀だ。


 部屋の片隅に置いておいてもあまり邪魔にならないのもいい。

 お湯を沸かすだけならそこまで火力はいらないので、水さえ用意できるのであれば、この小さなコンロで十分なのだ。


 コンロの横に置いてある水差しを見ると、綺麗な水がなみなみと入っている。

 それを見て、サバナスは何度目ともわからなくなった嘆息を漏らした。


「しかし、毎度言っておりますが、水はこちらが補充しますのでわざわざ殿下が補充なさらなくても良いのですよ?」

「俺の魔法で飲料水を作り出せるんだから良いじゃないか。お前の手間だって省けるだろう?」

「そういうコトを言っているのではないのですが……」


 とはいえ、これを使わないでいるとそれはそれで主の機嫌を損ねるので、サバナスは一応の礼を告げ、水差しからケトルへと水を移してコンロにかけた。


 手際よくお茶の準備をしていくサバナスの背中を見ながら、サイフォンがふと思い出したように声をかける。


「そういえばサバナス。先日、厨房に遊びに行った時の話なんだが」

「まず前提として王族が厨房に顔を出したりしないでください」

「料理長が言っていたんだよ」

「サラっとスルーしないで頂けますか?」

「お前の淹れる茶は温度管理が完璧で、同じ茶葉を使っているとは思えないほど味が良いと」

「人の話を――と言いたいところですが、料理長からそう言って頂けたのは大変光栄ですね」


 こちらの話をスルーされてしまうことをスルーするわけにはいかないものの、それはそれとして料理長から褒められたというのが事実であれば大変嬉しいことではある。


 サイフォンの為に美味しいお茶を淹れようと研鑽した成果が評価されたといえるのだから。


「何かコツや秘密があるなら聞いておいて欲しいと頼まれた」

「料理長は殿下に何を頼んでいるのですか」

「俺も時々料理長に頼みごとをしているしな」

「……何を頼まれているので?」

「間食と夜食」

「いつの間のそんなものを……」

「お前に気づかれないようにこそこそ食べる奴は最高でな」

「…………」


 沸いたお湯の温度を確かめると、求めていた温度より少し熱い。

 サバナスはためらうことなくケトルに触れ、それに魔力を巡らせた。

 それにより少し熱を奪い、ちょうどよい案配になったところで、そのお湯をティーポットへと注ぐ。


「お忍びで下町に遊びに出た時などで屋台で食べる揚げた芋や、串焼きの味が好きなんだ。だが城でそれを食べるの難しいだろ?」


 お湯を注ぎながら、サバナスはこめかみをひくつかせた。


「だからといってわざわざ厨房に行かなくても」

「わざわざ厨房に行かずに食べる手段なんてあるのか?」


 なるほど。確かに難しい。

 王族というサイフォンの立場を考えると不可能に近い。

 ……となると、やはりこそこそと厨房に顔を出して直接頼んで作ってもらうしかないだろう。


「サイフォン殿下。間違っていませんが大変間違っております」

「お前もたいがい無茶言うな」


 あっはっは――と笑う主。

 サバナスとしては頭が痛いことしきりである。


「それでサバナス。お茶を淹れるコツや裏技とかあるのか?」


 再度問われて、サバナスはどうしたものかと考える。

 別に隠す必要があるワケではないのだが――

 

「ええ、まぁ……。

 ですが私以外には恐らく不可能な方法を使っておりますので」


 蒸らしているお茶の様子を窺いながら答える。

 ティーポットに触れて熱を与え、最適温度になるよう調整する。その上でその温度のまま前後しないように温度変化を固定した。


「サバナスしか出来ない方法……?」


 やや訝しげに目を眇めるサイフォンだったのだが、持ち前の聡明さですぐに思い至るものがあったようだ。


「なるほど、魔法か」

「はい」


 隠す必要がないので素直にうなずく。


「お前の属性は火だったと記憶してたが……それで湯やポットの温度を調整しているといったところか?」

「その認識で合っております。ただ、精緻なコントロールが必要ですので一般的な火の魔法では難しいかと思いますが」

「温度管理が完璧なだけでは、茶は美味くはならないだろうしな」

「ええ。そこも重要ですね」


 ティーポットからティーカップへとお茶を注ぐと、サバナスはそれをサイフォンのところへと持って行く。


「お待たせ致しました」

「いや。待ったなんて思っていないさ。

 サバナスとこうして雑談を交わすのは楽しい時間だしな」

「それは光栄です」


 サバナスが本心から微笑む。


「いただこう」


 ティーカップを口につけ、サイフォンは「うん」と一つうなずいた。


「やはり美味いな。

 しかし、精緻な温度管理など火の領分を越えている気がするが」

「言われてみれば……そうですね。

 あまり自覚していなかったのですが」

「モカから聞いたんだが、後天的な属性変化というのが稀にあるらしい。

 サバナス……お前、属性が変化しているのではないか?」

「まさか」


 一笑しようとして、サバナスの口元は固まった。


「……と言おうと思ったのですが心当たりがあります。恐らく変化しているのでしょう」

「どんなだ?」


 この手の話ならむしろ喜々としそうなサイフォンが真面目な顔をこちらに向ける。


「いえ、ですが些細な……」

「些細かどうかは俺が決める。

 一般的な火魔法と異なる形になっているのであれば把握しておきたい。

 それが把握できてない場合、お前に無茶な命令をしてしまうかもしれないだろう。

 そしてお前は、自分に出来る全ての手段を講じる無茶でもってその命令を実行してしまいそうだ。そんな状況、俺は望まない」


 キッパリと告げられて、サバナスは困ったように固まった。

 常日頃から飄々としてつかみ所のない言動や態度が多いのに、こういう時だけはしっかりとした態度をとるのだから困る。


「……火が、生み出せなくなりました」

「それは些細とは言わんだろ、まったく」


 サイフォンは呆れたように嘆息しながら、メモの切れ端を取り出した。


「モカに相談する。異論は認めないからな。

 火を生み出せなくなった火属性使いなど前代未聞だぞ」


 さらさらとその紙片に文面を綴りながら、ふとサイフォンは顔をあげた。


「不便はないのか?」

「ありません。それ以上に殿下の為に美味しいお茶を淹れやすくなったのでむしろ便利です」

「まぁ、火そのものは日常使いしづらいしな……」

「私は騎士ではないですしね。戦闘に巻き込まれるコトも少ないですから、攻撃的な火はそこまで必要ないですし」

「魔法は望んだ形に姿を変えたり進化する――と聞いたコトがあるな。

 火が出なくなったのはお前の望みや願いが形になった結果かもしれんな」


 納得したようなしないような顔で、サイフォンはモカから貰ったという箱にその紙片を入れる。


 その箱の存在は本来秘匿するべきらしいのだが、サバナス相手に隠し通すのは無理だと判断したサイフォンは、早々にネタバラシしていた。


 むろん、それを明かされたサバナスが公言するかと言えばそんなワケがない。どちらかといえば積極的に隠すのに協力する側だ。


(危険すぎますしね、この箱……)


 モカの魔法の一つだと言うが、これだけで恐ろしいチカラであると、はじめにサイフォンから明かされた時は驚いたものである。


「早いな。すぐに返信がきた」

「モカ様はなんと?」

「ふむ。やはり、最初に得た属性を基準とした特殊進化が発生し、属性そのものが変わってしまう現象というのは存在しているらしい。

 ただ詳細は本人しか分からないコトが多いし、本人もよく分かっていないのであれば、確認した方がよいかもしれないと書かれているな。

 教会で有料の魔性(ましょう)確認というモノをしているらしい」

「魔性確認――ですか? 聞き慣れない言葉ですが、それは?」

「現在の属性を確認し証明書を発行してくれるらしい。

 商人や冒険者、何でも屋などの間で魔法や属性に関するトラブルが生じた時に利用するコトが多いようだな。

 偽りの属性申告をする者も時折いるようで、その嘘を暴くのにも使われたりするようだ」

「なるほど」


 貴族同士の場合、属性を偽る者はあまりいないので、聞き馴染みないのも仕方がないのかもしれない。


「貴族の場合、属性すら駆け引きの材料ですからね。

 状況によっては属性を公言するコトが周囲からの信頼に繋がる面もありますし」


 庶民たちの間でもその面はあるからこその魔性確認なのだとは思うが、貴族の場合、属性にはより信用や信頼が置かれるのだ。

 隠すのは当たり前だが、偽った場合、ほかの貴族たちから格好の攻撃材料にされてしまう。


「偽りだとバレた時のダメージが深刻すぎるものな。

 属性を露骨に偽っていたとなれば、以後は言動も行動も全てが嘘だと疑われてもおかしくない。

 モカのように詳細を伏せつつも、基本属性部分は公言している者も少なからずいるが……それらは他者の誤解と思い込みを誘う意図があるのだろう」


 モカの箱属性などは基本属性がバレたところで詳細は不明。

 彼女の父ドリップス公爵は、風であるというのは知られているが、魔法を用いて盗聴などの情報収集を行っていると知る者は少ない。

 そもそも風で音が拾えるということを理解している者が少ないのだろう。


 このように、ただ属性に関するわかりやすい現象を起こす以外の魔法が使える者というのが存在しているのだ。

 彼らにとってみれば基本属性がバレたところで、魔法の詳細がバレなければ問題ないといったところだろう。


 そこまで考えてサイフォンはニヤりと口の端を吊り上げた。


「そうだな。この状況は利用できるか」

「殿下?」

「サバナス、近いうちに時間を作れ。お忍びで教会へ行き、お前の魔性確認をしに行く。

 これはお前の安全だけでなく、俺とリッツの仕事の仕方にも関わってくるので拒否はさせない」

「かしこまりました」


 サイフォン殿下の政略。

 護衛騎士リッツの任務。

 それらに影響を与えかねないと言われてしまえば、サバナスは断れない。


「その上で、変化が確認された場合も、基本的には火であるということにしておくぞ。その方が面白いコトが起きそうだ」

「本音は最後のそれですか」

「俺の本音は常にそれだぞ?」

「ええ、存じ上げております」


 やれやれ――と、サバナスはこめかみに人差し指を当てた。


「ところで、どうして自分の属性が変化したのか心当たりはあるのか?」


 問われ……サバナスは少し考えてから、人差し指を立てて口元に当てる。


「それは秘密――というコトにしておいてください。

 殿下から理由を推測する楽しみを奪いたくはありませんので」

「参ったな。そう言われてしまうと、追求しづらいじゃないか」


 笑いながら、サイフォンはティーカップを傾けた。


「まだ温かいな。結構話し込んでいたと思ったんだが」

「それはそうでしょう。そういう魔法を掛けておりますので」

「知らぬ者が聞けば、絵本にでてくる妖精の魔法を思い浮かべそうなセリフだが……色々と使えそうだな!」

「イタズラに協力する気はありませんのであしからず」

「やれやれ。連れないコトだ」


 そうして再びカップに口を付ける。


「ああ――やはり美味いな」

「ありがとうございます」

「今後とも美味い茶を頼むぞ」

「はい。もちろん」


 その日のお茶の時間はそうして過ぎて行くのだった。



 後日――

 魔性確認によってサバナスの属性は「熱」だと判明する。



 どうして火属性が熱属性に変化したのか。

 サバナス本人からしてみれば、明白な理由があった。


(火よりも熱の方が殿下の役に立てそうでしたしね。

 モノを温めたり、お茶の温度を調整するのに使ったりしているうちに、変化していったのでしょう。

 ある意味で、私が一番求めていた魔法が、この形だったのかもしれません)


 それを主の前で口にする日はたぶん来ない。

 もし主がそれに気づいたとしても、主は秘密を秘密のままにしておくだろう――と、サバナスは理解していた。




 

 

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[一言] サバナスは出来る従者! ま、確かに箱属性は…(笑)
[良い点] 更新ありがたい
[一言] 熱だと冷たいものも可能でしょうね。
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