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【閑話】ふつうのお茶会に箱は置かれたりしません - サバナス -

モカとサイフォンのお茶会の様子をサバナス視点で


 サイフォン殿下に仕える従者として、私ことサバナスは一歩引いた場所で歩いています。


 場所は、ドリップス公爵家の王都邸宅。

 正直言ってしまえば、無茶な訪問だと思ったものの、わりとすんなり話が通ったのでした。


 殿下の婚約者であるモカ嬢も何か思惑があるようですが、殿下共々それを読ませないのでタチ悪いと言えるでしょう。


「事情が事情とはいえ、女性の部屋に入れるなんて、ドキドキするな」


 モカ嬢とのお茶会の場は、彼女の自室らしく、殿下はそんなことを言いながら、どこかはしゃいだ様子を見せています。


 そこだけ見るならば言葉通りなのだろうと思うところですが、それなりに付き合いの長い私から見れば、その言葉は心にもないことを言っているのが見え見えです。


 とはいえ、ハシャいだ様子は嘘ではない面もありそうです。

 実際のところは、『箱とお茶会』というシチュエーションそのものの面白さにワクワクしているといったところでしょうか。


 モカ嬢の帰領前に、一度会うことができたというのも、少なからずあるのでしょうが――それは愛だの恋だのではなく、ただ好奇心赴くままに、もう一度箱を見たかっただけ、とかそんなところかもしれません。


 あるいは、それ以外の思惑も色々とあるのかもしれませんが、私ではそれを把握できないのだから、考えるだけ意味もないことです。


 どれだけ仕えていても、本心の全てを把握させてはくれないのが、このサイフォン殿下という人物であると、私は考えています。

 ならば考えるだけ無駄だ――と、悟ったのは、殿下付きになってから二年くらい経った頃だったかもしれません。


 そこまで考えながら、なにやら思考がズレはじめているのに気が付き、私はこっそりと頭を振って、息を吐きます。


 私の失態は殿下の失態です。

 私自身思うことが色々あれども、振る舞いを失敗することは許されないのです。集中です集中。


 屋敷の廊下をしばらく歩いていると、先導する侍女のカチーナが一つの部屋の前で立ち止まり、そこで扉をノックしました。


「お嬢様、カチーナです。

 サイフォン殿下をお連れしました」

「どう、ぞ……」

「失礼します」


 ガチャリ――と開き、扉を支えたままカチーナは脇へと一歩移動します。


「サイフォン殿下、皆様、どうぞお入りください」

「ああ。失礼するよ」


 カチーナに促され、ゆったりとした足取りで中へと入っていくサイフォン殿下。

 それを見ながら、私はカチーナに小声で問いかけました。


「我々も中に入ってよろしいのですか?」

「いくらお嬢様が文字通りの箱入と言えども、殿下と部屋で二人きりになってしまう方がよろしくはないでしょう?」


 なるほど――もっともです。

 私がうなずいていると、次いでリッツも小声で問いを投げます。


「とはいえ成人会の会場で、殿下は箱へと招かれていたが……」

「人の視線の多い場所で魔法の箱の中へと入るコトよりも、お嬢様の自室に二人きりという状況の方が、マズいと思いませんか?」


 その答えに、リッツも確かに――と納得します。


 客観的に見ると、婚約者の自室の中で箱とお茶する王子という絵面そのものが異様といえば異様ですが、私は、それについては脇に寄せておくことにしました。気にしたら負けだと自分に言い聞かせるのも大変です。


 話を終えたカチーナは丁寧に扉を閉めます。

 それから、素早く窓際に置かれた箱のそばへと歩み寄っていきました。


 箱のそばにはテーブルセットが用意されていて、椅子も置かれております。

 カチーナは殿下を促すと、そこにある椅子を勧めました。


「どうぞ」

「ああ」


 殿下が引かれた椅子に腰を掛ける。

 カチーナは一礼するとその場を離れ、部屋に運び込まれたティーセットの元へと向かっていきました。


 我々の前に、ドリップス夫人とともに現れたことから夫人付きの侍女かとも思いましたが、今の様子を見る限り、どちらかというとモカ嬢付きなのでしょう。


 我々の急な訪問に対し、ドリップス夫人はカチーナを連れて現れたということは――情報収集を兼ねたちょっとした苦言……といったところでしょうか。


 そういえば、お召し物も部屋着のようなものだったので、そこにも、こちらへの文句の意図もあったのでしょう。


 ……冷静にならなくても、無茶な訪問なのは間違いありませんからね。


 殿下だってそれに気づいていないわけではないでしょうが、気にせずに夫人とやりとりしていたのだから、流石というか何というか……。


 何となくカチーナの動きを目で追っていると、モカ嬢の声が聞こえてきました。


 席に着いた殿下へと、箱の中より声を掛けられたのでしょう。


「えっと……その、ごきげんよう。サイフォン殿下……」

「突然の訪問、すまないな。どうしてもモカに会いたくてな」

「恐、縮……です。こんな、姿で……失礼、します」

「構わない。理解した上でのコトだ」


 二人が挨拶を交わすのを見ながら、カチーナはティーセットを手早く準備していきました。




 そうして始まったお茶会は、私の眼から見て、何ともいえない異様な見た目となっています。


 ――なんだ……この絵面……?


 思わずそんなことを思ってしまうのも無理はないのですよ。

 サイフォン殿下は、テーブルを挟んで箱と対面しているのですから。


 しかも、その箱の上面には、ティーカップとお茶請けが乗せられているんです。


「成人会の時にも見たが、やはり不思議な光景だな。何度見ても面白い」

「こ、こんな……動きなら、何度でも……お見せ、できます……よ」


 箱――もといモカ嬢がそう告げる通り、箱の上面が波を打つと、ティーカップやお茶請けの焼き菓子が皿ごと箱の中へと沈んでいきます。


 成人会の時は、中へと取り込んだら、全てを空にしてから外へと出していたようですが、今回は少々異なりました。


 恐らくはモカ嬢なりの、お茶を飲み交わしてる雰囲気を作る為の気遣いなのでしょう。


 お茶や焼き菓子を口に運ぶ為に、一度中へと取り込み、一口二口を含んでから、外へと戻す。

 それはまるで、テーブルにあるお茶やお茶請けへと手を伸ばす光景を、再現しているようにも見えます。


「ははははは。やはり面白いな。波を打っているのに、取り込まない方は微動だにしないのか」


 殿下はわりと本気で楽しそうですね。

 ……そういう意味では、モカ嬢で良かったと言うべきか……?


 正直、まだまだ判断の付かないところではありますけど。


 やがて箱から出し入れされるお茶やお菓子に満足したらしいサイフォン殿下は、話題を変えることにしたようです。


「そうだ。モカ嬢。

 考えてみたら出会ったばかりで、相手の好みなどは何も分からないからな。是非、訊いておきたい」


 目の前に広がる光景は、些か通常と異なる以外の様子としては、終始穏やかなお茶会といったところで、会話だけ切り取れば初々しい二人のたどたどしい会話といったとこなのが、また何とも言えません。


「……そう、ですね……。

 ルビィの実が……好き、です」

「それは何とも可愛らしい好みだ」


 ルビィの実は、宝石のような美しい光沢を持つ皮をした赤い木の実です。

 成人女性の小指の爪ほどの大きさの丸い実は、見た目愛らしく、どこか優しい甘酸っぱいその味は、身分問わず――特に女子供から――好まれる果実で、皮ごと煮詰めれば、その綺麗な赤色がしっかりと出てくるので、ジャムやクリームなどに使われることも多いですね。


 実に女性らしい好みと言えますので、何となく安心しました。

 いえ、自分でもどうしてこんな安堵しているのかわかりませんが。


 やはり箱という見た目に色々と先入観などが、私の中に生じてしまっているのかもしれませんね。


「特に……時々カチーナが、買ってきてくれる、ルビィの実のケーキは……とても、美味しくて……大好きです」

「ほう。それは興味があるな」

「次の、機会に……可能なら、ご用意……しておきます」

「ああ。是非頼む」


 喋るのが苦手なモカ嬢の話を、嫌な顔をせず、その話し方を決して馬鹿にすることなく、サイフォン殿下は聞いています。


 殿下のそういう一面を、私は大変好んでおります。

 箱のことがなくとも、このしゃべり方は貴族社会において下に見られる要素に他なりません。


 相手の立ち振る舞いやしゃべり方よりも、その人物が――あるいはその人物の語る内容の方を、殿下は重視しているのです。


 立ち振る舞いやしゃべり方だけで判断し、重要な情報や面白いネタを聞き逃すのは勿体ない――というのが、殿下の弁であり、実際にそれは大変大事なことであると、私は思います。


「殿下は……好みの、モノは、あります……か?」

「私は肉料理全般だな。特にステーキが良い」

「……殿下も、殿方、ですね……」

「ああ。肉の嫌いな男は少ないだろうな」


 一方のモカ嬢も、サイフォン殿下が話をすれば、馴れないながらも一生懸命に相づちを打ったり、たどたどしくも言葉を返したりもしています。


 その一生懸命さは、箱というガワがあってもなおいじらしく見えるものです。

 彼女自身に何かしらの思惑はあれど、それでも殿下とこうやってお茶をすることを大事にしたがっているようにも見えますね。


 穏やかなやりとり。

 二人の近くの開け放たれた窓から入る穏やかな風が、レースのカーテンを揺らしています。


 カーテンに遮られながらも、なおもキラキラとした陽光は、サイフォン殿下の髪を照らし、煌めかせ……。


 絵に描いたかのような美しいお茶会風景。

 まさに庶民が思い描く王族のティータイムと言える光景です。


 ……その王子様の対面にあるのが、麗しの令嬢などではなく、箱であるという一点だけを除けば、ですけど。


 その一点のインパクトが強すぎるのですけどね……ッ!!


 どれだけその様子を見ていても慣れない箱の存在感に、私は胸中で何度目ともしれないツッコミを入れました。


 さらに言ってしまえば、サイフォン殿下が穏やかすぎるのも些か不穏に感じるものがあるのです。


 いや、いくら殿下と言えどもさすがに、この顔合わせのようなお茶会では、自重もしますか……?


 そんな私の胸中など知らないサイフォン殿下とモカ嬢の、お互いの自己紹介のような雑談は、微笑ましく続いていきます。


「私は公言している通り、面白いコトを好んでいる。

 正直、衝動を抑えられないコトもあってな。モカ嬢に迷惑を掛けるコトもあるかと思う」

「それを……言ったら、私はその……箱、ですから……。常に、ご迷惑を……おかけ、して、しまいそうで……」

「構わない。それは承知の上だ」


 そんな和やかなやりとりの中で、殿下はお茶で口を湿してから、笑顔――とはいえ今までのモカ嬢を気遣ったような穏やかなものではなく、長年の付き合いから漠然と胡散臭さを感じ取れるモノ――を浮かべました。


「故に、聞いてみたいコトがあるのだが」

「はい」


 モカ嬢もうなずくような返答をします。

 彼女もまた、これまで通りのどこか弱々しい口調の裏に、どこかピンと張った空気のようなのが含まれたような気がするのは、気のせいではないでしょう。


 失念していた――というワケではありませんが、彼女とて公爵家のご令嬢。引きこもっているからといって、駆け引きの類が出来ないワケではないのだと、改めて気づかされました。


 そして、そういう視点で見ると、これまでの和やかで当たり障りのないやりとりすら、二人の間で無数の駆け引きなどがあったのではないでしょうか。


 そんなはずはない――と言い切れないのですよね……。

 一度、そう考えてしまうと、お二人のやりとり全てがそういう風に見えてきてしまって、少し胃が痛くなってきたのですが……。


「君の『好みのモノ』を聞きたくてね」


 その質問は先ほどしましたよね?

 ……などと、思いましたが――


「公言しているとはいえ、こちらの『面白いモノが好き』だというのは知られているのだから、相手のそれを知りたいと思ってしまっても不思議ではないだろう?」


 ――考えてみればさっきのやりとりは『好みのモノ』を問うていたのに、お互いに『好きな食べ物』を口にしていたのですよね。


「好き……といえるか、どうか……わかりません、が。

 知識を、増やすコトは……好きです、ね」

「それは本などから知識を得るコトかな?

 それとも、情報収集などの話かな?」

「どちらも、です」


 瞬間、背筋にゾワリとしたモノが走りました。


 原因は――殿下の笑み、でしょうか。

 モカ嬢の返答のあとで笑みを深めた殿下の顔は、本当に面白そうなモノを見つけたような、嬉しいような、それでいて底の知れないもののようにも見えます。


「しかし、知識の収集だけで毒の種類まで分かるのか?」

「……元々、毒は、効きづらい……体質、です、ので」

「味見を?」

「できそう、な……モノは……一応」


 正気ですかッ!?

 叫びそうになる自分をグッと堪えます。


 横を見ればリッツも驚いているようですが、それもそうでしょう。

 いくら毒に強い身体だったとしても、毒の味を覚えようとする者がどれだけいるのでしょうか。


 ましてや引きこもっているとはいえ公爵令嬢。その死は軽いモノではありません。


 ……いえ、そういう意味では対策として毒を覚えるのは悪いことではないはずなのですが……。


「それに……この場にいる方々へ、ひとつネタバラシ……といいますか、他言無用の話を、しますと……」


 モカ嬢はそう前置いて口にします。


「箱の中に、いる限り……私は、毒で……死ぬコトは、ありません……ので」


 ……そ、それは……ッ!?

 貴女を信用しきれていない、私への牽制ですか……ッ!?


 そんな驚愕をしている私を余所に、殿下が質問を投げかけます。


「ほう。ならば今後、君に運ばれる食事に毒が含まれていた場合、敢えて無視しても問題ないというコトかな」

「毒の入って、ないお料理……であるコトに、越したコトは……ありませんが……殿下の『面白いコト』に、必要な……のでしたら……」


 いや、殿下も何とんでもないこと訊ねてるんですかッ!?

 そしてモカ嬢も何で平然と許可を出しているんですかッ!?


 困惑のなかリッツに視線を向ければ、彼も似たような様子で驚いています。

 一方のカチーナといえば、平然としているのです。

 二人の飲むお茶がそろそろ無くなりそうだからと、おかわりの準備を始めているくらいです。


 つまり、カチーナにとってはモカ嬢の言動は驚くに値しないことなのでしょうか……?


 分からない……。

 箱のことをさておいても、モカ嬢のことがわかりません……。


 ……いや、むしろ殿下とふつうにやりとりしている時点で、殿下と同じ方向性の人物なのでは……?


 困惑する私など気にした様子もなく二人のどこか物騒な談笑は続いていき――


 突然、サイフォン殿下は何かを思い出したように目を瞬きました。


「そうだ。君の話が興味深く、そして会話が楽しくて、すっかり口にするのを忘れていた」

「なん……でしょう、か?」


 横で訊いている私も、モカ嬢のように首を傾げました。

 いや、箱の中のモカ嬢が首を傾げているかどうかは雰囲気からしか読みとれないのですが。


「本当は一番最初に言っておくべきだった言葉だ」

「はい」


 少しだけ真面目な顔をして、サイフォン殿下は告げます。


「突然の婚約の申し入れだったにも関わらず、快く受け入れてくれて、ありがとう。これからよろしくお願いする」

「…………」


 モカ嬢の反応がありません。

 あるいは、キョトンとしてしまっているのかもしれないですね。


「こちらこそ……よろしく、お願いいたします」


 ややして箱の中から聞こえてきた声は、どこか弾んだ嬉しそうな声でした。


 ……何となく、ですが。

 モカ嬢は、思惑とは別にサイフォン殿下に対して感情を抱いているのではないでしょうか?


 雰囲気から読みとっただけなので、確信は特にないのですが……。


「これだけ話をしていて今更だとは思ったのだが、大事なコトだと思ってな」

「はい。大事な、コトです」


 クスクスと笑い会う麗しの王子様と、箱。


 ……素敵な光景のハズなのですが……。


 何とも言えない気分の私。


 とはいえ、これまで同様に、それを口にも表情にも仕草にも出しません。そこは徹底しておりますよ、私は。


「……サイフォン殿下」


 ひとしきり笑いあった二人。

 ややして、意を決したようなモカ嬢の声が、箱の中から聞こえてきました。


「ん?」

「……その、あの……もし、よろしければ……箱の中へと、来て……頂けませんか?」

「良いのか?」

「はい……。

 殿下が、触れば……入れるように、してあり、ます……ので。

 入ったら……真っ直ぐに、以前来て頂いた……客間に、お願い、できます……か?」


 その言葉を殿下はどう受け取ったのか。

 チラリと、私を見ました。


 ……何とも判断が難しいですね。

 モカ嬢のひととなりをちゃんと理解しているワケではないですし、心情的には反対したいところですが……。


 僅かに逡巡したあとで、私は、カチーナに視線を向けました。

 私だけでは判断しきれないので、モカ嬢付きの彼女の判断を伺っておいた方が良いでしょう。


 こちらのそんな意図を正しく読みとってくれたのでしょう、カチーナはその視線にうなずきました。どうやら問題ないようですね。


 ……であれば、私も変に反対しない方がいいでしょう。

 モカ嬢との付き合いかというか、箱への出入りの判断というのは、今までに経験したことのない判断力が必要そうなので、大変難しい。


 冷静になると、箱への出入りの判断なんてものを経験してる者はカチーナ以外にはいなさそうな気がしますが。


 ともあれ、私はサイフォン殿下へと視線を向け直すと、うなずきました。


「では、失礼する」


 そう口にしたサイフォン殿下は、席から立ち上がり箱へと近づくと、ゆっくりと手を伸ばしてその箱に触れます。


 すると触れた場所を中心に箱の表面に波紋が広がっていきます。何度見ても不思議な光景ですね。


 そんな波紋を見て、殿下は薄っらとした笑みを浮かべると、箱の中へと吸い込まれるように入っていくのでした。


 今後……

 本格的に婚約が発表され、二人がご一緒に動くことが増えると、こんな違和感と未体験の判断を試され続けるのでしょうか……?


 それは、何とも大変そうな気がしますね……。


 思わず、チラりとカチーナを見れば、こちらの視線に気づいた彼女から――


 大丈夫です、じきに馴れます


 ――とでも言うような視線が返ってきて、思わず嘆息したくなりました。



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