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【閑話】本編だと作風違いすぎてやれなかった話

本編完結後のお話。

コミカライズ派の方は、ネタバレにご注意。


コナちゃん関連のネタ、こういうのばっかり思いついて困っちゃってたんですよね

……そんなワケで、フラスコ王子の元婚約者、コナちゃんのお話。

元を辿ると、源流はサテンキーツ家なので武闘派なんです、この子も……


(お、おれは……何を見せられているんだ……!?)


 フラスコ・ロート・ドールトールは、目の前で繰り広げられている光景に、冷や汗を垂らしながら戦慄していた。


 王都からすぐのところにある川。

 人気の少ないその川原で、二人の令嬢が、互いに相手へ向かって魔法を放っていた。


 この二人がお互いの気持ちの整理を兼ねて手合わせをするというので、フラスコは見届け人として一緒にここへとやってきているのだ。


 そもそも二人が争う原因が自分である以上、拒否する権利などなかったとも言えるが。


 ともあれ、お互いの気持ちの整理の為の戦いと言われたから、気安く引き受けたのだが、フラスコは絶賛後悔中である。


(こ、こんな激しい戦いになるなんて聞いてないぞ……!)


 片方の令嬢が無数の水の塊を投げつければ、もう片方の令嬢は炎を纏いながら水球の隙間を縫って、相手へと肉迫する。


 しかし水使いの令嬢は慌てず騒がず、水で盾を作り出して受け止めた。


 だが、炎使いの令嬢は剣に纏わせた炎の熱量を増幅させて、水の盾を蒸発させる。

 直後に、立ちこめる水蒸気を切り裂くように振るわれる剣は、けれども水使いの令嬢に掠ることなく。水使いの方が大きく後ろに飛び退いて躱していた。


「ただの泥棒猫かと思ったらやるじゃない」

「最近の泥棒は多芸でないと飽きられてしまうものでして」

「へー。せっかくだから何か芸でも教えてもらえないかしら?」

「構いませんよ。周囲から、はしたないとは思われないように行う――殿方の(ねや)への誘い方や、殿方の心を底なし沼のようにこちらへと引きずり込んでいく(しとね)媚技(びぎ)などいかがです?」


 どちらも高級娼婦仕込みですよ――と、水使いの令嬢が口にすると、さすがに炎使いの令嬢が困った顔を……していなかった。


(な、なんでお前は興味深そうな顔をしてるんだ……ッ!?)


「正直、剣と魔法の腕は自信があるけど、女性らしさに自信がなかったのよね。

 そういうの習ったら、少しは女性らしくなれるかしら?」


 片方はフラスコの幼なじみであり、元婚約者であるコナ・カイル・ウェイビック侯爵令嬢。

 愛用しているトカゲの意匠が施された細身の長剣を構えて、好戦的な笑みを浮かべている。

 鎧こそ身に纏っていないが、騎士制服なあたりかなりやる気だ。


「あら? 女性らしさをお求めでしたら、あまり貴族がやらないお化粧や衣装選びなどはどうかしら? 流行を追うだけでは手に入らない美貌の磨き方とかもありますよ」


 片方は現婚約者――と呼んで良いのか微妙なところだが――のコンティーナ・カーネ・ターキッシュ伯爵令嬢。来月には貴族籍を失ってしまう予定だが、まだ貴族だ。


 コンティーナはドレスではあるものの、見るからに動きやすさを重視しているモノだとわかるそれを身に纏い、金属製だと思われる扇を開いて構えている。


 こちらもかなりのやる気であった。


「それも気になるわね……。これが終わったら、教えて貰えないかしら? わりと本気で」


 コナの言葉に、コンティーナは困ったような言葉にできないような様子で、眉を顰める。


「私から言うのもどうかと思うのですが……コナ様は、わたしに恨みなどはないのですか?」


 その問いに、コナは一度構えを解いてから、自分の後ろ頭を掻いた。

 それから、言葉を選ぶような素振りを見せながら、口を開く。


「実はね、コンティーナさん。あたし――そこまで貴女を恨んだり妬んだりってしてないのよ」

「あら? そうなのですか?」 

「正直、このままフラスコと婚約し続けるの辛いなぁ……とは思ってたしね。

 陛下やお父様経由で破棄を求められたら、円満に解消したいと思ってたのよ」


 フラスコとしては初耳である。


「もしかしなくとも、あのような無茶苦茶をフラスコ様がやる必要はなかったのですか?」

「なかったわねー」


 パーティ会場でコンティーナを引き連れての婚約破棄宣言。

 それが、フラスコのやらかしの内容である。


「…………」


 二人のやりとりに、フラスコはいたたまれない気持ちになていた。

 やらかしではあるが、あの時はそれなりに重大な決断をした気持ちだったのだ。

 それが無意味であったと言われるのはわりと堪える。


「まぁそれはそれとして」


 手で顔を覆いながら天を仰ぐフラスコのことは二人とも無視して、話を進めていく。


「恨んではいないけど、モヤモヤはしてる。だからこうして付き合って貰ってるワケなんだけど――」


 コナが改めて剣を構える。


「まさか、こんなにも腕が立つなんて思ってなかったから、楽しくなってきちゃったかな」

「ありがとうございます。それこそ腕の立つ騎士様に褒めて頂けるのは、我流なりに鍛えてきた冥利に尽きますね」


 金属の扇で口元を隠しながら、コンティーナが微笑む。

 それと同時に、彼女の周囲には握り拳ほどの水の球が無数に発生した。


「少しばかり、本気になるよ」


 告げて、コナが魔力を高めた。

 彼女の全身を大きな炎が僅かな時間だけ包み込む。それが落ち着いてくると、手首や肘、膝などの関節にだけ、炎が残ったような状態になった。


「フィジカル・フレア。

 大叔父様が身体強化と土魔法の手甲を同時に使ってるのを見て、編み出した私の戦闘用必殺魔法ってね」

「同時には使えなかったから混ぜてみた――というところでしょうか?」

「正解。やりすぎちゃったらゴメンね」


 瞬間――コナが地面を蹴った。


(はやい……ッ!?)


 カカトから火を噴出させながら走るコナが、コンティーナに肉迫していく。


 想定以上の速度で迫り来るコナに舌打ちしながらも、コンティーナは準備していた水球たちを放った。


 コナは自分に迫る水球の群れの隙間を縫い、時に弾き、あっという間に、剣の間合いへと踏み込んでいく。


「はぁ――ッ!」

「このッ……!」


 陽光を受けたコナの剣が煌めきながら、軌跡を描く。

 それを見据えたコンティーナは、折りたたんだ扇に水を纏わせ短剣のように構えて受け止めた。


「甘いッ!」


 しかし、コンティーナが受け止めると同時に、コナは炎を纏った蹴りを繰り出す。

 コンティーナの腹部を蹴り抜くと同時に爆発が起き、彼女が川の方へと吹き飛んでいく。


(……ふ、二人とも……おれよりも強くないか……?)


 コナが強いのは分かっていたことだが、コンティーナはフラスコが想像していたよりもずっと強い。


(い、いや――そんなコトより……!)


 ドブンという川に落ちる音が聞こえて、フラスコは慌ててそちらを見る。

 コンティーナが川に落ちた――それに焦った彼だったが、当の本人は何事も無かったかのように川の中から姿を見せた。


 頭からゆっくりと、川からせり出すように。

 最後には川の水面にしっかりと立ってみせる。


「いや待てどうして川の上に立てる?」

「魔法の応用でして」


 フラスコの言葉を律儀に返しながら、コンティーナは妖艶に笑う。


 ドレスは先ほどの爆発で腹部を中心にハデに破けてしまっている。

 その上で、水に濡れた髪や服が身体に張り付いて、非常に扇情的な姿となっていた。


 そして破れたドレスの下は、肌やコルセットなどではなく、身体にピッタリと張り付いた不思議な布が見える。


 思わず目を逸らしてしまうフラスコとは裏腹に、対峙しているコナは興味深そうにコンティーナを見ていた。


「そんな姿なのに、同性のわたしですらちょっとドキっとしちゃうからすごいわ」

「ふふ。そういう仕草を色々と習得してますので」

「ドレスの下に着ている布にも興味があるのだけれど」

「それに関しては後ほど説明しますね」


 そう言って、コンティーナはびしょ濡れの髪に手ぐしを入れる。

 その動きに合わせて、髪についていた水分がコンティーナの手に集まっていき、あっという間に乾いていく。


 ドレスも同様だ。

 コンティーナが撫でると、布が含んでいた水分が全てコンティーナの手に集まり、あっという間に乾いてしまった。


 手の中に集まった水球をポイっと川の中に捨てるコンティーナを見て、コナはやはり興味深そうに唸った。


「その魔法の使い方、便利ね?」

「コナ様だって、炎の魔法の使い方を工夫すれば、綺麗に乾かせるのではありませんか?」

「試したコトもなかった。今度やってみるわ」


 ふーむ――という様子のコナに、コンティーナは微笑みながら、靴を脱ぐと陸地へと放り投げる。


「こうなるとドレスも邪魔ですね」


 コンティーナはそう独りごちると、ボロボロのドレスを引きちぎるように脱ぎ捨てて、陸へと放り投げた。

 相変わらず本人は川の上にいる。


「先ほど、コナ様が興味を持たれましたこちらは、水着と呼ばれる衣服です」

「身体に張り付いた衣服というか布にしか見えないけど」

「モカ様によると、海や湖などで肌を晒して遊ぶのが当たり前になった未来で開発される、水遊び用の衣服の一種だそうです」

「モカ様がどうして未来の衣服を知っているのかって聞いちゃダメ?」

「詳細は分かりません。でも、私の魔法は、肌に水を直接触れさせた方が良いので、何か良い方法は無いかと訊ねたら、これを作って頂きました。

 モカ様いわく、こちらの水着は、競泳と呼ばれる泳ぐ早さを競う時に着用するモノだそうですよ」


 水着について説明するコンティーナを、チラっと見て、即座にフラスコは顔を背ける。

 顔が真っ赤になってしまっているあたり、だいぶ耐性がないようである。


「着心地とか聞いても?」

「とてもいいです。正直、これを着てしまうと、ふつうの下着に戻れない気がします。

 胸元も支えられている感じがしますし、肌触りも良く、色んな場所の締め付けも苦しくなくて」

「頼んだらあたしの分も作って貰えるかしら?」

「さぁ、そこまではちょっと」

「まぁそうよね」


 言ってみただけだと口にしてから、コナは改めて訊ねる。


「それで。肌を水に触れさせないといけない魔法っていうのは何?」

「やろうとしたコトは、コナ様のフィジカル・フレアと同じです。ただ想定とは違う形になってしまっただけなのですが」

「ようするに水魔法を使った身体強化――それも本物の水を使用するタイプのものね」

「はい。ただこの魔法……大変見てくれが悪くて、正直あまり使いたくはないのですけれど」

「それでも使ってくれるのはどうして?」

「これを使わないとコナ様を満足させてあげられそうにありませんので」


 コンティーナのその言葉に、コナは本当に嬉しそうな笑みを浮かべる。


「この魔法を使う為に、無理を言ってわざわざ通常よりも伸縮性を高めた水着をモカ様に作って頂いたのですから」


 では行きます――と宣言して、コンティーナは自分の内側にある魔力を高めた。


「名付けるなら、水吸纏満(すいきゅうてんまん)


 瞬間、川と接している足の裏から、大量の水を体内に取り込んだ。


 コンティーナがの姿が、先ほどまでの美しい姿から、彼女の父を思わせ不摂生によって生じた肥満体のような姿に変わる。


「それは確かに見てくれ悪いわね」

「切り札中の切り札です。正直、友人知人の前ではあまり切りたくはないのですが」

「でも使ってくれるのね」

「はい。そして……これ、あまり長くも持ちません」


 その言葉に、コナは即座に剣を構えて炎を纏う。


「いいわ。来なさい」

「では」


 大きく太ったコンティーナは、その姿でも美しく見える仕草で一礼する。

 刹那――足の裏から大量の水を噴射して、コナへ向けて飛びかかった。


 先ほどコナが炎でやっていたのと似たような動き。


 コナが迎え撃とうと構える。

 コンティーナは左手を開いて、コナに向かって掲げた。

 次の瞬間――


「……ッ!?」


 ――手のひらから圧縮された水が噴き出した。


 それをなんとか躱したコナは、反撃とばかりに剣を振るう。

 だが、コンティーナは太ももの側面から水を噴射すると、その勢いで横へ飛んだ。


 コナの剣は空しく何もない空間を抜けていく。

 しかし、彼女は慌てることなく、コンティーナを見た。


 コンティーナは先ほどよりも痩せている。


「なるほど。吸収した水を放射するコトでアクロバットな動きが出来るワケね」

「はい。その分、素の運動能力はどうしても落ちてしまうという欠点はありますが」

「水を噴射できるのは素肌からだけ――よね?」

「正解です。だから令嬢としての格好の時ってとても使いづらいんですよね」

「それはそうでしょう」


 そこで会話が途切れると、再び二人は交差する。

 足の裏から水を噴射して飛びかかり、迎撃されそうだと判断すると肘や肩などの露出している肌から水を噴射して軌道を変える。


 その動きを見ていたコナが真似して、自分の炎でも使い始めると、もはや見ているフラスコが追い切れない高速機動戦が始まっていく。


「元の体型よりも痩せたんじゃない?」

「ええ。使いすぎると体中の水分が不足しはじめ、体調が崩れます。なので、ちょっと補充しにいきますね」

「いかせないわッ!」


 川に行かせるのはまずい。

 そう判断したコナが、一気に踏み込んでいく。


「いいえ。行きます。まだ一回分は残してありますので」


 コンティーナは残していた水を噴射して、川の中へと飛び込んでいった。

 そして先ほどと同じように、身体を太らせたコンティーナが、川からゆっくり姿を見せる。


「ではコナ様。もう一曲踊って頂けます?」

「ええ。望む所よッ!」


 そうして高度な魔法戦が繰り広げられる中で、フラスコはぼんやりと思う。


「……これ、いつ終わるんだ?」


 二人が大怪我するところは見たくないし、あまり危ないこともして欲しくはないのだが……。

 それでも二人が楽しそうに戦っている光景を見ると、なかなか止めようとも思えない。


 まぁ、止める手段も思いつかないとも言うのだが。


「はぁ……」


 やや大きめに嘆息してから、何ともなしに独りごちる。


「情報収集の得意なモカがこの光景を見ているのならば、誰か止めにくる者を寄越して欲しいモノだ」


 モカが本当に様子を見ていることを知らないながらも、わりと切実に呟かれたその言葉は、正しくモカに伝えられた。


 そこから、モカに頼まれて止めにやってきたのは、モカの祖父のナーウィン。

 さらに騎士団経由で、コナを止めに来たのはコナの祖父のアーリッシュ。


 二人が即座にこの場に駆けつけてきたので、フラスコは大いに安堵した。


 ……いや、安堵したかった。


「ナーウィン兄上。このような素晴らしい戦いを止めるのは勿体ない。これを見たら身体がうずいてしまいましてな。せっかくゆえワシはコナとタッグを組みたく思います」

「良かろう。ならばこの(わし)ナーウィンは、モカの友人であるコンティーナ嬢とタッグを組むとしよう」

「え?」


 もはや理解不能なやりとりを始めたジジイどもに、フラスコの目が点となる。


「というワケでご令嬢方、ワシらも混ぜて?」

「そういうのって誰と誰が組むという話の前にする挨拶ではありませんか?」

「まぁ全部出し切れず不完全燃焼なので、構いませんよ」


 とはいえ、コナもコンティーナも老人二人からの誘いを受け入れてしまっているようだ。


「おれ、帰っていいかな……」


 こうして、何故かタッグ戦が始まってしまったのを見ながら、フラスコは嘆くように天を仰ぐのだった。


 そして、もちろん――その様子を覗き見していたモカも、人選を間違えたと頭を抱えている。


(お婆様と、大叔母様を呼ばないといけませんかね、これ……)


 結局、二人の夫人が現地に到着するまで、恐るべき高度な魔法戦が――フラスコを余波で何度か吹き飛ばしながら――しばらく続くのだった。



モカちゃんとは直接関係のない話題で申し訳ないのですが


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