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はにわっかな
あるみなみの大きな大陸に、はにわっかなて名前のサボテンが住んでいました。
はにわっかなは、ほかのサボテン達とは少し違ったドーナツみたいなかたちをしていました。
サボテン達が言いました。
はにわっかな～おまえはどーして真ん中にあながあいているんだい？？
はにわっかなは言いました。
ぼくは生まれつきこのかたちなんだよ。
変てこなはにわっかなをサボテン達が笑いました。
はにわっかなはドーナツみたいな自分が悩みでした。
大陸にとても暑い夏がやってきました。
おひさまがジリジリジリジリと照り続けました。
暑いよ-暑いよ-てサボテン達や、お花や、とかげ達も泣きました。
はにわっかなが言いました。
ぼくのうしろに来てごらん。
あなのあ開いたはにわっかなのからだから、涼しい風が通り抜けました。
枯れかけてたサボテン達や、お花や、とかげ達が元気になりました。
みんなわ言いました。
ありがとう♪はにわっかな-
はにわっかなは、大陸のみんなの人気者になりました。
おしまい
