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ガラクタ

あぁ、つまらない。

また今日も、足元に転がる弱っちい"ガラクタ"を眺める。


それには、痛々しい5つの銃痕が刻まれていた。

そう、それは私が撃ったのだ。


「……貴方も死んじゃうんだね、さっきまであんなに元気に喚いてたのに」


自分でもびっくりするくらい弱々しい声が出る。

馬鹿馬鹿しい、早く帰ろう。

私は、後ろからする鉄臭い血の匂いを無視してドアに向かった。



すこし歩いて、振り返る。


「……ごめんね」



[今更、罪悪感なんて]

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