1/7
ガラクタ
あぁ、つまらない。
また今日も、足元に転がる弱っちい"ガラクタ"を眺める。
それには、痛々しい5つの銃痕が刻まれていた。
そう、それは私が撃ったのだ。
「……貴方も死んじゃうんだね、さっきまであんなに元気に喚いてたのに」
自分でもびっくりするくらい弱々しい声が出る。
馬鹿馬鹿しい、早く帰ろう。
私は、後ろからする鉄臭い血の匂いを無視してドアに向かった。
すこし歩いて、振り返る。
「……ごめんね」
[今更、罪悪感なんて]
あぁ、つまらない。
また今日も、足元に転がる弱っちい"ガラクタ"を眺める。
それには、痛々しい5つの銃痕が刻まれていた。
そう、それは私が撃ったのだ。
「……貴方も死んじゃうんだね、さっきまであんなに元気に喚いてたのに」
自分でもびっくりするくらい弱々しい声が出る。
馬鹿馬鹿しい、早く帰ろう。
私は、後ろからする鉄臭い血の匂いを無視してドアに向かった。
すこし歩いて、振り返る。
「……ごめんね」
[今更、罪悪感なんて]
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。