「なろう」が良くなる為に必要な全員の努力
どうも批判合戦になっているので、私なりにこの「なろう」が良くなる様に願って書きました。
感情のままに書いている部分もあるのでお見苦しい点もあるかと思いますが、1つの意見としてお読みいただければと思っております。
※チートハレーム(以下チーレム)→(チーレム)に訂正、以下とつけて書いてなかったです。すみません。
※文章の一部に言葉の足りない部分があり、指摘を受けましたので少々変更しております。
このエッセイでは、読者と作家の皆さんへのお願いです。
それは、作家には相互評価を止めてくれと言う事と読者には評価と感想をと言う事です。
まず、作家の相互評価って何?とお思いの方に説明すると、特定の仲の良い作家の間でお互いに高評価を付け合う行為の事です。
これは作家自身の資質の問題もありますが、正直言わせて頂いてプライドも何もない底辺の作家がやる事です。
評価とは、正しくなければ意味がありません。その評価を事もあろうに自身の作品を上に押し上げる為だけに使う愚か者が蔓延っているのです!
これは1人の作家として断じて許せない所業です!
こういった作家さんの特徴は、大して推敲もしていない無い、誤字誤用だらけの文章なのに文章、構成の平均点がやたらと良い方でランキングがそこそこ上に来ている方です。(もちろん面白い、面白くないというのは個人差があります。その点は考えなければなりませんが)
もちろん構成の秀逸な方で文章がからっきしと言う事もありますので、安易な批判はお互いの為になりません。
ですが、こういった行為をしている作家さんの作品にはせっかく面白いはずの「異世界物」や「チートハーレム(チーレム)物」が氾濫し、全体的に批判の的になっております。
そのせいで現在のエッセイを見て頂いてわかる様に異世界物が面白くなくなったのを作家と読者のせいにする愚かな人たちまで出てきたのです!
確かに作家は襟を正さなければなりませんし、読者には幅広く読んで頂きたいが、それを弾劾するのは正直言って間違っている!
と私は考えているのです。
次に作品を読んで頂いている読者の皆さんには、どんな作品でも評価と感想をして頂きたいと思っています。
ここで、「おい!さっき相互評価を否定して評価しろとはどういうことだ!」と言われそうですがそれは違います。
なぜなら、この評価とは高得点を付けろと言っているのではありません。
評価をあるべき姿に戻して頂きたいと言う願いなのです。
言ってる意味が分からない?ご安心を説明させて頂きます。
まず、評価とは学生時代にもらった成績表等がその最たるものです。
そう、自分の学習の理解度を図るものです。
これを「なろう」に当てはめると、登録済み読者の皆さんの持っている評価ポイントの集合が成績表になるわけです。
なので、面白くなければ容赦なく1を付けて頂いて構いません。(もちろん面白い物には5を付けてください)
そうして出た平均点がその人の作品に対する評価になるわけです。(ここが成績表で言う理解度ですね)
1に近ければテコ入れせねばなりませんし、最悪次の作品への糧とせねばなりません。
さて、ここまでの話ではあくまで作者の為に評価しろとしか言っていませんが、実はこれは読者の為でもあるのです。
恐らく読者の皆様は「面白い作品が読みたい」と思ってこの「なろう」に来ていると思います。
しかし、現状は「異世界だらけじゃねぇか」と憤慨されているでしょう。
しかし、皆さんがログインして、評価をしたらどうなるかと言うと、面白い作品がランキングの上位に移動し、面白くない作品や相互評価で点数だけを稼いでいる作品が下にいき、正常な状態になります。
そして、今はまだ芽の出ていない才能も評価を糧に自分の文章を磨き、いつの日か皆さんにとって面白い作品として目の前に出てくることになるでしょう。
そして、そうなる為にも、感想を一緒に書いてほしいのです。
評価だけではどこが面白くてどこがテコ入れせねばならない場所か作者だけでは判断がつきません。
そこで感想を一緒に添えて頂くと、作者は自分の作品の欠点に気が付きます。(どこが良かっただけでも長所がわかります。)
そしてそれが作品に反映されていけば、いつの日かより面白い作品がたくさん読める場所にへとなるのです。
この「なろう」には様々な先駆者が居ます。「無職転生」、「魔法科高校」「オーバーロード」最近では「Reゼロ」など多数の作品があります。
読者の皆さん!こういった面白い作品をもっと読みたいと思いませんか?そう思ったあなた!あなたがここでは編集者なのです!
前回のエッセイでも登場した「バク○ン」(これ大好きなんです)でも言っています。
「編集(担当)とは、作者と一緒に話を作っていく者だ」と。
この「なろう」での編集者(担当)はあなたなのです!誤字報告だけが感想じゃありません!もちろんして頂いたら嬉しいですが、どこが面白かった、笑えた、悲しかったかジャンジャン書いたら良いんです!
「でも俺(私)書いた事ないから批評なんてできない・・・・・・」
と言う方!それは勿体ない!書いた事ないからこそ出てくる感想があるんです!それを作者にダイレクトに届けられるんです!
こんな機会ありませんよ?作家に担当や編集者がついたらあなたの意見は通らないんですよ?
「あの作家が『なろう』でやってた時に俺が育てたんだ」って思いたくないですか?
そう思ったら今すぐ読んでいる作品に評価と感想を入れてあげてください!
それが巡り巡ってこの「なろう」でテンプレやテンプレ以外の面白い作品を読める事に繋がるのです!
さて、ここまでだいぶ気持ちのままに書いたので、わかりにくい部分があるかもしれないので、最後のまとめです。
今日言いたかったのは、作家には「相互評価なんて馬鹿な事は止めて努力しろ!」です。
で、読者には「面白い作品を読みたいなら評価と感想を書こう!」です。
少しでも「なろう」の現状が良くなることを願って私は今回の事を書かせて頂きました。
批判、批評甘んじて受け、反論させて頂きます。より良い執筆活動と読書活動が送れる事を願っております。
批判、批評どんとこいです!でも冷静に落ち着いて話せるようにしてくださいね。
議論とは、冷静にするものですから。