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雪の花  作者: 九条 洸実
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祝福の世界

 ***



『わぁ・・・』

『・・・な。』

『うん・・・・』

『・・・・・・』


 美しい景色、なんて。

 そんな言葉じゃ足りない。


 雪の明かりと、海の光と。

 冬のましろな太陽と。


 それは、光の精霊の、祝福。



『きれい・・・』

『・・・な。』


 雪の粉が舞い、銀色に広がる、光。


 寒さも。

 疲れも。

 痛みも。

 愛も。


 全ては溶けて、銀に輝く。


『・・・・・・・』



 開く、口。


 小さく、強く。

 大事に、呟く。



『・・・・ねぇ。』

『・・・・あぁ。』

『一緒に、なろう?』

『・・・・・・・・ふっ』

『・・・・何?』

『・・・・先を、越された。』



 山を下る。

 ・・・その時のことなんて。

 頭には、残ってなんて。


 ただ、白銀に。

 ふわふわと。



 残ってるのは、それだけ。







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