パンダのお話
2023年3月に作成したお話です
最近、テレビのニュースの中で、上野動物園の『シャンシャン(香香)』、アドベンチャーワールドの『永明』とその娘たちの『桜浜』、『桃浜』が、中国へ里帰りしました。
グレートファーザーである『永明』が居なくなってしまうのは、本当に寂しいですね。。。(´;ω;`)
先に返還された『梅浜』 は、順調に子どもに恵まれ、『梅欄』と名付けられた子はとっても美人さんで、中国では大人気だそうです。
『永明』と『良浜』の子供たちは美形が多いそうで、今回里帰りした『桜浜』、『桃浜』も、すごく美人さんなので、中国では大歓迎されています(*^-^*)
現在、アドベンチャーワールドに居るパンダは、『良浜』、『結浜』、『彩浜』、『楓浜』の4頭となってしまいました。
アドベンチャーワールドのInstagramでは、『楓浜』の動画が配信されていますが、とっても活発で、時々とぉ~~ってもおとぼけで、見ていて、とぉ~~~~~っても癒されます\(^▽^)/
YouTubeでも配信されているので、一度ご覧になって下さい(*^▽^*)
抜群の『癒し系』です♪♪
因みに、パンダは木登りは上手だけど、降りるのは下手だそうです(*~m~*)
さてさて~☆
今回は、そんな『パンダ』にちなんだ雑学です~☆
3月11日は、『パンダ発見の日』 だそうです(^-^)
(以下、インターネットより抜粋)
世界にはトラ、ウマ、クジラ、イヌ……と様々な生物がいるのに、パンダだけ『パンダ発見の日』が制定されています。
その理由はとっても簡単で「パンダが謎の生物」だからです。
もともと森の中でひっそりと暮らしていたため、人間に見つかることががほとんどなく、中国でも「パンダは幻の動物」なんて言われていたそうです。
パンダの謎が解明されないままだった1869年の3月11日、アルマン・ダヴィドというフランス人宣教師が中国を訪れていた時、ついにパンダの毛皮を発見します。
幻の動物が実在したことが証明できるぞと、すぐにパリの国立自然史博物館に毛皮を送り、パンダの研究が進められたのです。
もともと中国の地元の人に発見こそされていたものの、世界中に知れ渡るきっかけを作ったのはアルマンさんがパンダの毛皮を発見した、3月11日のということになります。
アルマンさんがパンダの毛皮を発見して以降、順調に研究は続けられましたが、その研究によって世の中にパンダの存在が知れ渡ることとなってしまい、世界中のハンターから狙われるようになりました。
のんびりと森で暮らしていたパンダの生活が一変してしまい、生まれる数を狩られる数が上回り、パンダの数は減少。
さらに、中国の森林開拓が進んだことにより、パンダの住む場所まで減少してしまい、
1990年には絶滅危惧種として登録されてしまいました。
それからというもの、中国政府はパンダを絶滅させまいと懸命に保護活動に取り組んでいます。
〇パンダの主食のお話し
さて、ジャイアントパンダの正式名称はご存じですか?
パンダの名前
学 名 Ailuropoda Melanoleuca ラテン語. アイルロポダ・メラノレウカ
分 類 哺乳綱食肉目クマ科
中国名 大熊猫
別 名 大猫熊、熊猫、白熊、花熊、華熊、竹熊
英語名 Giant Panda、Bamboo Bear
日本名 ジャイアントパンダ
身体的特徴
パンダは熊と似ているが、熊ではなく、頭が丸く、体が大きい、尾は短かく、両手両足がごつくしっかりしている。
大人の雄パンダの体長は150~180cm、尾は12~16cm、手の長さは65~70cm、体重は64~125kg。
雌パンダは雄パンダよ10%~20%小さい。
上記のとおり、ジャイアントパンダは『クマ科』の哺乳類です。
なので、本来は肉食動物です。
なのに、どうして竹や笹を主食にしたのか?
一説によると、古代の人類の人口が増えるにつれ、パンダが高緯度地域に追いやられたためだといわれています。
新たに棲みついた土地で、動きが緩慢なパンダは、ツキノワグマなどほかの肉食動物と獲物を争わなくてすむよう竹食に適応したのだと言われています。
パンダは、昆虫等も食べるそうで、与えられれば肉も食べるけれども積極的に追い求めはしないそうです。
それから、ジャイアントパンダは寒い地域で暮らすクマの仲間ですが、クマのような冬眠はしません。
通常冬に食糧を得られなくなる地域の動物たちが、厳しい冬を乗り切るための方法が冬眠ですが、ジャイアントパンダが主食にしている竹は、冬でも枯れず、一年を通して安定して食べることができるので、冬眠の必要がないのです。
それから、冬眠する前のクマはどんぐりなどカロリーの高い餌をたくさん食べることで、冬眠中は飲まず食わずで過ごすことができますが、
パンダの主食である竹は栄養価が低いので、冬眠するだけのカロリーは得られそうにないので、冬眠出来そうにないのかもしれません。
因みに、パンダの平均睡眠時間は、1日のうち 『12時間』 だそうです^^
草食動物は繊維質の消化を助けるため、比較的長い腸を持っていますが、ジャイアントパンダに 研究者たちは、パンダの腸の中には消化を助ける細菌がいるに違いないと推測し、研究を重ねた結果、パンダの消化管内に、草食動物の腸内で見つかるものに似た細菌が実際に存在することを確認しました。
研究チームが確認した細菌のうち、13種は既に知られている解細菌の仲間でしたが、7種はパンダ特有の細菌だそうです。
それでも、パンダは1日に10~20キロ食べますが、(食べ物の種類によっては、それ以上食べる場合もあるそうです。)
消化しているのはそのうちの17%にすぎないとのことです。
〇パンダの赤ちゃんのお話し
大人のジャイアントパンダは体長190cm、体重120kgにもなりますが、出生時は90〜130グラムと極端に小さな体で生まれます。
ほとんどの哺乳類において、新生児と大人のサイズ比は1:26ですが、ジャイアントパンダだけ1:900を越えているのです。
ジャイアントパンダが小さく生まれる理由は、今も謎に包まれています。
しかし、アメリカ・デューク大学の研究により、その謎の一部が垣間見えてきました。
グリズリーやホッキョクグマ、レッサーパンダなど、他のクマ科の新生児は、妊娠満期で正常に生まれていることが分かりましたが、ジャイアントパンダだけは例外だったのです。
ジャイアントパンダの赤ちゃんは、常に未熟児として生まれていたのです。
ジャイアントパンダの妊娠期間は3〜6か月で、生まれたばかりの新生児は、人の手のひらに乗るほど小さく、肌もまだピンク色で、目も見えません。
ジャイアントパンダの新生児の骨格は、子犬の胎児にとても近く、妊娠期間の約7割、つまり予定より数週間も早く生まれていました。
人間に換算すると、通常40週のところを、わずか28週で生まれるのに値します。
ジャイアントパンダは、常に未熟児として生まれていたのですが、その理由についてはいまだに分かっていません。
〇「ジャイアントパンダ」 名前の由来
現在、「パンダ」といえばジャイアントパンダを指すことが多いですが、元々は先に存在が確認されていたレッサーパンダを「パンダ」と呼んでいました。
レッサーパンダはヨーロッパで最初に発見され、その後同じような食性を持つジャイアントパンダが発見されました。
「ジャイアントパンダ」と名前をつけられましたが、こちらの方がインパクトが強かったためか、「パンダ=ジャイアントパンダ」のイメージが定着したと言われています。
その後、レッサーパンダはジャイアントパンダと区別するために、「小さい」という意味の「レッサー」という英名が付けられました。
中国語ではレッサーパンダは小熊猫、ジャイアントパンダは大熊猫と呼ばれていますが、ジャイアントパンダは「クマ科」、レッサーパンダは哺乳綱食肉目レッサーパンダ科レッサーパンダ属に分類されます。
さてさて~☆
パンダの生態については、まだまだ謎に包まれていますね~(^^)
最大の『謎』なのが、あの白黒模様です☆
「大胆な配色は敵に対する凶暴さのアピールである」という説、
「白い毛皮は雪景色に紛れるためで、黒い毛皮は寒い時期に体温を保つため」という説、
「目の周りの黒い部分は、太陽の眩しさを軽減するためのものである」という説など。。。
そして、これらの説を検証するため、米・カリフォルニア大学デービス校のティム・カーロ氏らのグループは、クマ科39種を含む陸生肉食哺乳類195種の体毛のパターンと生息環境について、統計学的な手法で分析を行いました。 その結果として、パンダの胴体の白い部分は雪の多い場所でのカモフラージュに適しており、黒い部分は森の中で隠れるのに有利であることが判明しました。
また、黒い耳や目は敵に対して自らの凶悪性をアピールするとともに、個体識別にも役立っていると考えられます。
そしてなんと、パンダが白黒である主な原因は「主食の竹が低カロリーだから」としているのです。
『パンダはクマの一種ですが、冬眠をしません。
栄養が少ない竹だけでは、冬眠に必要な脂肪を蓄えることができないからです。
だからパンダは1年中、移動しながら生活しており、寒い雪の中でも生い茂る森の中でも暮らしていかなければなりません。
オコジョのように夏と冬で毛皮の色がガラッと変われれば良いのですが、パンダがそれを行うにはエネルギーが足りません。
だから、森にも雪にも適した模様として、胴体の大部分は白、手足や肩は黒、というカラーリングになったと考えられるのです。』
そう、なんとパンダの白黒模様は、栄養不足によるというのです。
でも、そのおかげでパンダは『可愛さ』という“最強の力”を手に入れました。
かつてはこの可愛さのせいで乱獲され、絶滅の危機に瀕したのですが、すでに状況は変わり、現在パンダは手厚く保護される動物ですし、再び何か危機があれば、世界中から手が差し伸べられるでしょう。
動物にとって、『人間に好かれる容姿』は現代における最強の能力の一つといえるでしょう。
やっぱり『可愛いは最強!!』です
それから、目の周りの模様については、面白い一説があります(*^^*)
目の周りが黒いのは、雪の積もる山中に生息するため、雪の反射が眩しくないようにサングラスの役割を果たしているという説もありますが、目の周囲の黒さは、目を強調するので、『お前を見ているぞ!! 俺は凶暴だぞ!!』 というアピールになるとも考えられているそうです(^▽^)
本文に書かれていた例え方が。。。
「アイメイクの濃い女性に、一瞬怯えてしまうのと同じようなものだ」
え~~っと。。。
うぅ~~~んと。。。
すみません。。。
例え方が逸品で、笑ってしまいました(;´∀`)・・・アハハ・・・
実際にアイメイクが濃~~~い方にお会いしたことがないのですが、出会った瞬間、固まってしまいそうです(;゜ω゜)
コロナ禍での制限も緩和され、お出かけしたくなってきますね~☆
このところ、週末になると他府県ナンバーの車が多くみられるようになりました♪
目的は、やっぱり『アドベンチャーワールド』なのかな~(*^^*)
同じ関西圏で近いからこそあまり行くことがないけれど、あの(動画の)楓浜ちゃんには、会ってみたいと思っちゃいます~(゜▽^*)ノ~☆
あ~~~!! 癒されたいっ!!!(≧▽≦)