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二十四節気「清明」 酒宴のおはなし

4月4日~4月18日頃まで、二十四節季では「清明」です。


清明せいめいとは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語です。

花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃です。

七十二項に分けると、4月4日から4月8日までは「玄鳥至つばめきたる」といい、冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。

つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表します。

そして、4月9日~13日までを「鴻雁北こうがんかえる」といい、

ツバメとは反対に、冬の間を日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰っていく頃。

雁は「かり」とも読み、「鴈」と書くこともあります。「カリカリ」という鳴き声が名前の由来とも言われています。


さてさて。。。

今年はコロナ禍における制限も緩和され、お花見にも人が戻って来、賑やかさが戻ってきました。

新年度を迎えるに当たり、今年は歓送迎会も開催され、コロナ禍前の生活が戻ってくるものと思われます。

令和4年度は歓送迎会、及び忘年会等も控えられ、まぁお酒の席が嫌いな私にとっては朗報でしたが(笑)、新メンバーとの親睦がなかなか図れないというのは、少しばかり残念でもありましたね。


 以前、くじ引きで負けて?歓送迎会の幹事になったことがありました。

その時、職員出欠の確認のための文章を作成係を任命され、回覧したのですが。。。

お察しの通り? 文章を考えることが好きな私は、ここでも小文を投げ込みました(笑)

先にも書いた通り、私はお酒の席が苦手です(苦笑)


「 桜の花舞う季節、新年度がスタートします。

 この歓送迎会が行われる頃は、二十四節気では『清明』にあたります。

 この『清明』とは、万物が清らかで生き生きとした様子を表した『清浄明潔しょうじょうめいけつ』という言葉を訳した季語です。

 花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹くこの頃、中国では古くから、郊外に出掛けて酒宴を開く、仲春から晩春にかけて行われる『踏青(とうせい)』が行われます。(日本で言うお花見もその内にはいります。)

 新年度を迎え、室内での宴となりますが、新緑のように爽やかな親睦を深めたいと思いますので、皆様のご参加をよろしくお願いいたします。」


あはは~~~(笑)

もしかして気付かれたかもしれませんが、『新緑のように爽やかな親睦を深めたい』という、少しばかり『親睦会で、あまり騒ぎすぎないように!!』との意味を含めた言葉を掘り込みました~。

周りには軽い意味合いでそう説明していますが、本音を言うと、というか、この文章における私の本心である「裏言葉」は、『飲み過ぎて醜態を晒すなよ!』です。

お酒の席って、楽しむのは良いのですが、自分だけ楽しんで周りを巻き込むのは如何なものか?と思ってしまいます。

毎年毎年、飲み過ぎてくだを巻く上司の姿は見られたものではありません。(私の考えですが・・・。)

年度初めなのでちょっと引き締めるつもりでこの文章を考えました。

私自身、結構毒吐いたつもりだったのですが、この文面を「良い♪」と言ってくださった方もいます・・・。

はてさて・・・。

私の真意に気付いた方は居たのかしら。。。??

(ちなみに、異動がある私の職場。この文章が書かれた回覧を欲しいと言われ、データを持って行った方がいました~♪。使ってくれたのかな~)


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