交差する事実
新キャラ
沖田拓真♂︎(おねぇ)
スナックのママ♀︎:
Nが葛西を:
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黒木M:(安藤に時間をもらってきたところは県立の図書館だった。あれからどうしても私の中で腑に落ちないことがあった。それを確かめるために来たのだが....)
黒木:「やっぱりないか。あるとおもったんだが、最近の図書館は新聞の記事も保管してないのか??まぁ、新聞の切り抜きやなんかマニアしか興味がないか....マニア.情報網....電話してみるか..いやだけど...~~~~♪」
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石井:『はい。石井です』
安藤:「おう、石井か。そっちの聞き込みのほうはどうだ?」
石井:『はい、一応被害者の住宅地近辺や同僚の方に教えてもらった行きつけの定食屋や居酒屋、バーなどにも聞き込みしましたが有力な情報は得られませんでした。しかし、どこの店に聞いてもあの人はいい人だったと口をそろえて言うんですよ。こんなにも聖職者のような人間見たこたりませんよ。」
安藤:「何が聖職者だ。必ずどこかで綻びがあるはずだ。それを見つけるんだよ!........ところで....」
石井:『はい??』
安藤:「その..あれだ..ああいう店には行ったのか??..///」
石井:『はい?......はいぃぃぃぃぃ!???!?』
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新聞記者沖田:「はいはーーい!ONK報道の沖田で~す。この度は情報提きょ
黒木:『(言葉を遮るように)黒木だ!まったく携帯にかけているのに電話番号で相手が誰だかわかるように設定していないのか?沖田、毎回聞く身にもなれ...』
沖田:「あらぁ~黒ちゃんじゃなぁ~い❥もちのろん!登録してあるにきまってるわぁ❥だけどあなたから連絡なんて珍しいから、つい、いたずらしちゃいたくなってねぇ?フフフ。この後雪でも降るのかしらぁ??あ、でもあたしは雪でも雨でも降ってくれて構わないわねぇ❥黒ちゃんと相合傘できるのであれば(*ノωノ)」
黒木:『寝言は寝ていってくれます??疲れます。沖田には安眠してほしい。こんなつっこみは筋肉バカだけで充分。そして、静かに要件を聞いてくれます??』
沖田:「あぁぁぁぁ!!相変わらずの毒舌たまんないわねぇ...つかま…
『黒木:切ります。電話した私がバカでした。ではさようなら』
沖田:「まちなさいよ~!!んもう!冗談通じないんだからぁ。んで?どんな要件なの?」
黒木:『実は.......』
沖田に説明中
沖田:「なるほどねぇ。その時のことならある程度ならわかるわ。今ここで口で言ってもいいけど、手元に資料あったほうが黒ちゃんはありがたいんじゃなぁい??」
黒木:『確かにそうなんだが、今図書館なんだ。だからそっちに行くのは時間がかかる..問題ないならファックスで送ってもらっても....』
沖田「なぁにバカなこといってんのよww確かにデータはUSBの中に入っているしメールでも送れるし印刷でもして今言ってくれたようにファックスでも可能だけれど、それじゃあたしの頭の中にあるデータは送ることができないでしょう??一応その当時の記事にあたしもかんでるのよぉ。そうね、いま....16時半ね...2時間後、Bar ルーンで落ち合いましょう。明日休みなのよぉ!話をしながら付き合ってもらうわよ❥」
黒木『お前飲みだしたらめんどくせぇのにwwわかった。18時半にルーンで....』
(電話がここで切れる)(切れた後にため息のように沖田は呟く)
沖田「うふふふ...久々に黒ちゃんと飲めるのね❥...( *´艸`)」
黒木M:(なんだ.....悪寒が..今日行かずに寝てたほうがいいか??そんなわけにもいかないし、まだ時間はある...ゆっくりしておこう)←呟くように
N:図書館の外で電話をかけていたのだがさすがに肌寒い季節となってきていた。
一方安藤sideはというと
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安藤:「がははははははははは!!!!」
石井:「もう帰りましょうよ~!!こんなことが上にばれたら僕らは謹慎処分では済まされませんよぉぉぉぉ!!」
N:生前被害者が時折通っていたというスナックに話を聞きに来たのはいいのだが...案の定安藤がお酒の誘惑に負け、飲んでしまい、酒癖の悪さを発揮した...という状態だ。
安藤:「ウィスキーロックで!さぁまだ飲めるぞぉぉ!!」
石井:「はぁ……この人ほっておこう.....えっと、それで先ほどの話の続きなのですが、生前にここに飲みに来られていたとき、二人で来られたんですね??」
N:ママはそうと頷くとほかのお客の酒をせっせと作っている。その態度はやはりこの職種の人間に対する軽蔑のようだ。
石井:「そのときに険悪なムード、言い争いはなかった...間違いないですか??」
N;ちらっとこちらを見たかと思うと頷きまた手元に視線を戻した。
石井:「.......安藤刑事!!そろそろ帰りますよ!!」
安藤:「まだ飲むんだぁ!!」
N:嫌がる安藤を無理やり引っ張って出口へ向かおうとするも、やはり倍の体格の彼を連れていくのは容易では無くすっぽ抜けた。
ママ:「刑事さん、あなたが何を聞きたいのかはわかっているつもりだよ。私たちもこの仕事をやっていていろんな客を見てきた。それは被害者のあの先生だって例外ではないんだよ。ただね。客の情報をいくら警察だからって喋れるわけぢゃない、ましてや今のような営業中にきてもね。時と場合を考えておくれ...そして、そこで寝っ転がっているクマを連れて帰っとくれ。営業妨害で警察呼ぶよ。」
石井:「警察は僕らですよぉぉぉ。安藤刑事!!んっしょ..ぐう!!重い!!!!ほん..とうに!帰りまーすーよー!!重いー!!」
ママ:「はぁ...葛西..手伝ってやっとくれ」
N:店から少し離れたところに止めてあるクラウンに安藤をのせ終わり石井も車に乗り込んだ。
石井:「お手数おかけしました。この謝罪はまた安藤刑事とともに伺います。ん??なにか?えー.....と......か.さ...」
葛西:「葛西です。店を出るときママからこれを。お店の電話番号だそうです。店では話せない、閉店後なら時間があるとおっしゃってましたので、また手が空き次第連絡をよろしくお願いします。」
石井M:(あの頑なに教えてくれそうなママさんだったのに....ありがたいことですが....)
石井:「どうして今これを??」
葛西:「営業時間外で出直してきな。とのことです」
石井:「あ.....はい」
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黒木side
黒木:「おっかしい....もう18時半はすぎてるのに、沖田の奴こない...まさか何か....」
沖田:「だーれだ!!フフフ」
黒木:「...........そんな小賢しいことをする前に時間厳守で来てください。遅れてくるということはジャーナリストとしてどうなんですか??スクープも逃すぞ?あ、だから婚期も逃したのか。」
沖田:「ちょっと!!あたしはそこら辺を走り回ってるハイエナ同然の奴らとは違うの!もう!何回言えば覚えてくれるのかしらプンプン!」
黒木:「だから婚期を逃すんだ」
沖田:「ちょっと…二回も言わないでくれるかしら....??」
黒木:「聞こえていたのかwまぁとりあえず店に入りますか。」
ー店内ー
沖田:「来たわよ~♥いつのもおねがいねぇ!それとあの部屋借りるわねぇ~黒ちゃん今カウンターで頼んでいらっしゃいwww」
黒木:「あ、あぁ..私はモスコミュールをお願いします...」
沖田:「黒ちゃんいつもそれねw」
黒木:「うるさいなぁ。そして言葉返すようだけど、相変わらず通ってるのかww”いつもの”で出てくるのは相当だw」
沖田:「だってぇ~ここのバーテンダーさんにドハマり中なんですもの~~飲みに来ちゃうわよねぇ」
黒木M:(飢えてる獣の眼なんだよなぁ.........)
黒木:「と、とにかく無茶をして出禁にだけはなるなよ??ここ無くすともう場所が...」
沖田:「はいはい!黒ちゃんったらぁ、わかってますぅ。あ!来た来た!!ありがとうねぇ」
黒木:「いただきます」
N:グラスを合わせお互いに一口飲むと話を持ち出した。
黒木:「資料のほうは?」
沖田:「もぉう!もう少し空気を楽しみなさいよ!そんなクールな黒ちゃんが可愛いのだけれど......おほん。(ここから普通のしゃべり方に代わります)えーー本題に移るとしようか。黒ちゃんが探していた記事は1年前のある事件についてだったね。その記事は一応検索でヒット、出てきたものだけを印刷してきた。目を通しながら聞いてほしい」
黒木:「ぁぁ..分かった」←上の空のように
沖田:「事は1年前。神永中学では七不思議を面白がって調べる、探検するという生徒が後を絶たなかったそうだ。そんなこと、私たちの時代でも気になる子たちは大いに調べて、なんだこんなもんか~。と呆れていたのにねぇ~。実際私もその中に入って見て回っていたし、懐かしいな~」
黒木:「それで?」←冷めた目で興味のないように
沖田:「ぐっ..はぁ~。当時そのことを熱心に調べていた少年が居た。怖くないのかと聞かれたら、「怖くない!もし会えるのならあってみたい!!」そんなことをいう彼は神永中学一のもの好きとして少しばかり有名だったそうだ。ん~まだ続きはあるけれど...その資料を読んだ後の質問タイムにしましょ~う♥黒ちゃんからの質問になら何でも答えてあげるわぁ~ン!!」
黒木:「そこから言わないのなら資料を読みたいなら少し黙っててくれww」
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石井side
石井:「あ、こちら○○県警の石井ともうしますがスナックムーンのママでしょうか??」
ママ:『あら、あの時の刑事さん。あの時は建前上あんな態度をとってしごめんなさいね。それで、あの時お聞きになりたかったのは店の女の子やほかの客ともめ事はなかったか?についてでしたね...」
石井:「えぇ。あの時は聞けずに帰りましたが今は話していただけますね??」
ママ:『店の皆に詳しいことはいっていませんから、ご内密に。来たのも本当に久々だったんですよ。来た時にはもう竹中さんは酔っていらして、上機嫌でした。あ、途中電話がかかってきて、みるみる真っ青になっていって、電話をもって外へ出られたんです。そして、かえってきた彼の顔はひどくおびえているような面持ちだったんです。それを紛らわせるようにまたお酒をあおっていましたね。その動揺は見ててもわかりましたから。.」
石井:「なるほど。その電話の相手はわかりますか??」
ママ:「いえ、名前までは....でも一年前の復讐だ..とか子供..殺す..でないと自分が殺される...物騒だと思ったのでそこだけは覚えているわね。でもそこからのことは分からないわ。.」
石井:「ありがとうございます!貴重な情報ですのでご協力感謝します!ではまた何か思い出したことがあればこの電話番号にかけください。ないことを祈りますが...」
石井M:(これは結構有力な情報ではないのか!?黒木さんに知らせなくてわ!!あ、あと安藤刑事にも!!)
N:各自有力な情報を得た彼らは犯人へとたどりつくのだろうか...
続く