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メイン・キャラクターの紹介

カロン(男)『石の一族』と言われる種族の一人。

オルフェ達と出会った時は三百四十才ぐらい。外見年齢は、十八歳ほど。

漆黒のまっすぐな髪は肩に掛かり青より深い藍色の瞳。肌は、それほど白くもなく、中肉中背の体つきにどこにでもいる旅人の服装に片手剣を腰に佩き、大きめのマントを羽織っていることが多い。額にある印は、鉢がねでおおい隠している

 大地から体を作り出さず、人から生まれることを選んだので、一族での通り名が『変わり者』。

 父親は、元・石の一族、母親は妖と契約をしている強い『覚り』の魔法使い。

 魔法使いと同じぐらいの威力の魔法が使える『精霊使い』

 契約をしている精霊は、風・火・地・水の四体。全員が精霊王の直属の上位精霊。

 あまり足下に気をつかわなかったり、おおざっぱなところがある粗忽者。しかし、自分の縁については、警戒心が高い。

 剣士として旅をしているが、魔法剣士的なオールラウンダー。

 無尽蔵といえるほどのマナを身に貯めているので、でっかい森一つ数百年分一気に育てるとかしない限り、魔力切れはあり得ない。……が、それを実際にやったので、後から同族に『アホだろお前』との評価を貰ったとか何とか。


オルフェ(男)種族は龍人

 カロンと出会ったのは、二百八十六才。二百九十一才で成人。成人の外見年齢は、二十歳ぐらい。

 鬣は、巻き毛で金色。鱗の色は深海のような深い緑。成人した姿は、少し女性寄りの容姿で、美青年。少し、優しげな目つきで、瞳は黄色みを帯びた赤色・銀朱。逆鱗も瞳と同じ色でのどの下にあるが、今は体の中に取り込まれ視認できない。(そもそも龍人はこの状態になってから、成人と見なされる)

 性格は、お人好しで明るく、かしましい。時々、あえて突っ込みを入れられる言い方をする。それをスルーされるとションボリする。

 魔法もそれなりに使えるが、魔法使うよりも殴った方が楽だし早いという、ちょっとばかり脳筋寄りの発想。

 実際に、カロンが魔法を使うのと同じぐらいの早さで、相手を物理的に攻撃できる(弱い相手なら、それだけで制圧出来る)のでカロンとプシュケイ的には頭が痛い話である。

 使える魔法は、カロンより弱いが風火地水と幻影。幻影は、里を出入りする龍人全員が身に付けなくてはいけない必須の魔法となっている。

 剣と槍が得意。使っている剣は、魔力と特定の呪文で槍に変形するというカラクリか仕込まれている。

 龍人特有の地肌の強度から、防具はほとんど着けない。が、幻影で種族特徴を隠して旅をするので、防具を着けていると見せかけている。

 肌が硬いといっても、触れると人並みに柔らかくて、それなりに切れ味のある刀で達人が斬り付けたら、ちゃんと傷つきます。


プシュケイ(男)種族は人間。

 カロンとオルフェと出会ったときは、十二才。旅に同行するようになったときは、十七才になっているが、外見年齢は、十二才から変わっていない。

 明るい茶髪は緩いウェーブのかかっていて背の中程にまである。顔は少し丸みを帯びた輪郭に、ドングリ眼の瞳は明るい紫色。肌は、きめ細やかで色白。ぽっぺは、もちもち。

 未来視の中でも分岐が全て見ることが出来る強い『先見』の魔法と、感情を感じる程度の弱い『覚り』の魔法を持って生まれた。

 妖と契約を果たしたことで、寿命は極端に延びた。どれぐらい伸びたかというと、カロンが生き続ける限り付き添えるレベル。

 性格は、真面目堅実で好奇心が旺盛。意外にチャレンジャー。

 オルフェの里に引き取られて数年の間に、龍人達から旅に必要な戦闘術を含めて色々教わった。その中でも、料理の上達が目覚ましく、一緒に旅をする二人は里の龍人から酷くうらやましがられた。だが、彼が料理番と言う事は無く、持ち回りで料理を作っている。

 近接戦闘向かないと早々に判断されたため、弓を使った戦闘方法と護身術をメインに教え込まれている。魔法は、幻影・幻惑、感情の繰心に特化している。しかし上位の妖が契約精霊なので、幻影幻惑は単純な見せかけではなく、本物と見まごうほどで錯覚さえ起こせる。繰心については、多数での追跡や人質救出の時とかに相手を落ち着かせるためとか以外には、基本使うことはない。

 オルフェの姉カラシャのことを『お姉さん』と呼び、実際に姉として慕っている。

(四章で21才に。)



 総合的に、彼等三人の強さは、『最強』の枠に入る。

 そもそもカロンは、魔法において規格外。オルフェは、種族的特性で最強の種族という、下駄からして違いすぎている。さらにこの二人に至っては、周りの履いている下駄も同じぐらいのため、あまり強さに頓着していない。

 プシュケイは、肉体的には一般的な『人間』であり、比較対象がカロンやオルフェたちなので、強さの自覚は余りない。

 三人は、自分の強さがどれぐらいなのか、世間一般の強さと相対的な比較をしたことがないため、自己評価は『一般的にみれば強いほうだろう』程度である。

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