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第一話 ゲーム買ったのでイカついキャラ作成したった

テンポよく、簡単に。を意識して書いていきます。

社会人として働き始めて5年が経過したある日。

僕はこんなことをふと思った。


「楽しいってなんだろう」


朝起きて、仕事に行って、クタクタになるまで働いて、家に帰って寝て

次の日また朝起きて、仕事に行って、、、を繰り返す毎日。


社会人なら当たり前。疑問に思わない人もいると思うが

果たしてこれは楽しいのか?幸せなのか?正直もうこんな毎日は疲れた。


では今まで生きてきた中で一番楽しかったのはいつだったっけ?


ああ・・・あの頃だ。

「寝る間も惜しんでゲームをしていたあの頃」


学校から帰ってきたらご飯を食べるのも忘れて夜中までゲームをしていた毎日

勉強や部活などは好きにはなれなかったがゲームだけは熱中できた。

何時間やっても飽きなかったし、どれだけやっても疲れなかった。何より楽しくて楽しくて仕方がなかった。


今思えばその頃の時間が一番楽しくて幸せだったんだと。。。今なら確信できる。





じゃあもう一度ゲームに夢中になってみたらいいじゃない!





ということで僕はゲームを買ってきました。


『ファースト・ファンタジー』というタイトルのゲームだ


最初見たとき、「ファイナル・ファ○タジー」のパクりか!?

と思ったが、何やら現在一番流行しているゲームらしい。

それも発売されてまだ1ヶ月しか経っていないにも関わらず

現時点で全ゲームソフトの中で売り上げ本数が歴代2位。

このまま行けば1位になるのも数週間はかからないだろうと言われている。


そして気になるジャンルはVRのRPGゲームだ。

自分もVRゲーム自体は確か10年ぐらい前に1度だけやったことがある。

頭にゴーグルみたいなのをつけて、両手にコントローラーを持つやつだ。

その時の感想は「臨場感がすごい!」「視野が広い!」という喜びと同時に

「頭が重い」「リアルとのラグがあって酔う」という辛さがあったのを覚えている。



それが10年経った今、VRゲームが世界のゲーム業界を激震させていると聞けば

この僕の胸の高まりが抑えられるはずもない。


僕はゲームのパッケージ内に入っていたテープを首に巻きつけベッドに横たわった


信じられるか?今の時代、あの重かったゲーム機がひらひらのビニールテープ1本にまで軽量化されているんだぜ?

僕は信じられない。だがこれが今の常識だ。


「よし、始めるか!」


首に巻きつけたテープに触れゲームを起動した。


直後、猛烈な睡魔に似た何かに襲われ、意識が遠のく。




『ようこそ、ファースト・ファンタジーの世界へ』


気がつくとそんな文字が目の前に浮かんでいた。


『キャラを作成してください』



このゲームは自分のキャラを好きに作成することができる。

顔は勿論、髪型、身長、体型さらには声までもだ。


僕は既にどんなキャラにするかは決めている。

それはイカつくてカッコイイキャラだ。


理由は色々あるが、一番の理由は舐められたくないからだ。

低身長と童顔が原因で小さい頃からよくイジられて来た。学生のころはまだ可愛がられるだけだからまだいい。


アルバイトをしていた頃、料理を提供しに行っただけで「クソガキが持ってきた飯なんて食えるかよ!」と怒鳴りながら料理をぶちまけられた。

社会人になってからも、新人の教育を任され指導をするも全く指示を聞いてくれず、上司から「お前は見た目だけでなく指導力も子供以下かよ。一度死んで小学生からやり直してこい」と叱責を受けたことがある。


どうして人は見た目のせいでこんなにも苦労をしなくてはいけないのか。

正直この世界は狂っていると。


その点、ゲームっていいよな!自分の好きなようにキャラを作成できるからな!

よし、こうなったら誰にも舐められないようにとことん強そうで渋くてイカつくて怖そうなキャラを作ってやる!


「よおし!」


先ずは、身長を上限最大の250cmにして、髪型はスキンヘッド!

筋骨隆々なゴリマッチョ体型に眉は全剃り、さらには鋭い目つき。

顔には魔物に爪で引っ掻かれたような大きな3本線を入れよう。


よしよし、現段階でどんな感じかな?一度全体像を確認してみよう


「うっわ!!何これイカつ!!ていうかなにこの怖い人!ヤクザの組長かよ!

 道で見かけたら迷わず逃げるわ・・・」


よしよし、ちょっとやりすぎ感が否めないがいい感じだな。

あとは声を渋く、イカついのにして・・・っと


「完成!!」


キャラメイクに1時間もかかってしまったが、それだけ時間もかければこれから使うキャラにも愛着がわくというもの。

さあ!始めようではないか!楽しい楽しいゲームを!!!







と張り切ったもののゲームが全く始まらない!!


なんか、ゲームの注意事項であったり物語の世界観だったりチュートリアルだったりすごく長い。

途中からスキップの項目があったので連打させてもらっているが終わらない。



『それではステータスを割り振って下さい。』



お、やっとここまでこれたか。

これも事前にネットで調べて割り振り方は決めている。

このゲームに割振れるステータスは

【攻撃】と【防御】の2種類のみである。非常にシンプルでわかりやすいが

最初に割り振ると2度と変更できないという超重要なものである。

ネットの攻略サイトによると、攻撃に極振りにしてしまうと敵の数が増える中盤以降で詰み

防御に極振りにすると、ソロだと敵にほとんどダメージが入らず長期戦となりレベル上げが地獄と化すらしい。

何事もバランスが大事ということだな!


そして、なんでも黄金比と呼ばれる割り方が存在するらしく、その割合は攻撃7防御3だ。

これがこのゲームをサクサク攻略する最初の要だ。


そうと決まれば早速振り分けないとな

最初に付与されるポイントが100ポイントなので攻撃に70pt、防御に30ptだ。

間違わずに割り振らないと・・・


(ギュルルるr・・・・・・・)


やばい、ステータスを割り振る前に猛烈にお腹が痛くなってきた。

しかも我慢できないタイプのやつ・・・!


「これはまずい、今すぐトイレ行かないと」


あれ?そういえばこれってどうやってログアウトするんだ?

ログアウトって叫べばいいのか?


「ログアウト!」


『現在チュートリアル中のためログアウトできません』



え?嘘だろ?

じゃあトイレ行くには全部終わらせないと行けないのか?


「ええい、今は緊急事態だ。全スキップしてチュートリアルを終わらせるしかない!

 スキップ!」


『ステータスの割り振りが100pt残っています。がスキップしてよろしいですか?』


「スキップ!」


やばい・・・漏れそう・・・


『警告、変更はできませn・・』


「スキップ!スキップ!スキップ!!」



『チュートリアルは終了です』


「ログアウト!」


『ログアウトしますk・・?』


「ログアウト!!!」



一瞬意識が遠のいたかと思うと、次に猛烈な腹痛とともに意識が戻ってきた。

「やばい!漏れる!トイレ!」


僕はトイレに直行した。




僕はまだ知らなかったのである。

この時、ポイントを割り振らなかったことでこの後どんなことになるかを







なかなか思うようにテンポよく書けないですね。

出来るだけ簡潔に書くことを意識して頑張ります!

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