番外編 ざっくりわかる! CroWnの世界観と1章の出来事
この話はCroWnをより理解していただくための補足説明となっております。
どうでもいい人は飛ばしてくれて構いません。それとまだ1章を読んでいない方はネタバレ要素を含みますのであまりオススメしません。
へーなるほど程度に読んでいただければ幸いです!
ざっくりわかる! CroWnの世界観と1章の出来事
Q1,そも、これどういう世界なん?
→本作から20年前に事件が起きて、世界中に能力者が増えちゃった! 差別すんな許さんと立ち上がったのが『革命軍』の方々。この人たちがあまりにも派手に暴れるもんなんで国際連合が「革命軍に対抗してくれる優しい能力者募集」と呼び掛け集まったのが『GSO』と呼ばれる方々です。
高校生から大人まで、幅広い方々が働いています。学校と兼任している学生たちは半正規雇用
(?)みたいな形なので大人たちに比べて賃金が低い代わりに遠征任務(海外での暴動鎮圧など危険な仕事)を強要されません。公務員扱いなのでクビにされることも滅多にないですよ。
革命軍の目的、メンツなんかは追々出てきます
Q2,GSOと警察の違いは?
→GSOのお仕事は『能力者絡みのもの、もしくはその可能性のある事件の解決。暴動の鎮圧』です。わかりやすい例としては自衛隊ですかね。
逮捕とかそのへんができないので警察との連携が大事です。
Q3,戦闘員と非戦闘員の違いは?
→名前の通り、非戦闘員は能力者ですが戦闘に向いていない、もしくは戦いたくないという理由で戦闘任務を免除されている人たちです。職業選択の自由は本作にも適用されていますよ。
戦わない代わりにGSO指定の会社や事務に勤めてもらいます。そこが問題となっており「能力者というだけで就職先が確約されるのはするい」といった風潮があります。もちろん強制ではありません、中には能力者でありながら普通の人たちと同じような生活をしたいという方も少なくありません。
作中にも書かれていますがこの制度は世界的に見ても珍しい制度で、能力者が不満を持ちにくい社会構成ができています。ちなみにこれに大きく貢献したのが我らが東東京代表の道師 彰さんだったりします。
Q4,能力に強弱があると3話で言ってたが、だいたいどんな区分?
→D<C<B<A<特となっております。人口は下からピラミッド型となっている。区分をざっくりと説明しますと↓
Dは常人よりちょい上。能力かどうかも怪しいレベル。五感の強化がオーソドックスEx:視力強化(普通が常人より高くなる程度)。聴力強化、直感に長ける能力etc
Cはびっくり人間か、常人ではまずできない技能がある。科学で可能なものであればというのがボーダーライン(ここの説明が一番難しい)Ex:~~を操る、~~を出すようなのは無理。未来のような機械並の視力、解析力はセーフ
Bは人間という生物では不可能な現象。身体強化の延長が主とされる。Ex:姿を消す。倍以上の身体強化。自由飛行etc
Aは科学でも不可能な事象を引き起こすことが可能になる。AとBの違いは物質を出せるか出せないか。もしくは出力の差Ex:放電、放火。錬金etc
※出力の説明は次のQで説明するよ
特級はあらゆる常識や定義を覆す力。世界の理に触れるものが主とされる。空間を捻じ曲げ、時を操り、先の世界までを見通す者もいるとか。一人で五万の敵を掃討し、その力は多様。すべてを知ることは不可能といわれている。今作において重要なカギを握る力。
このような区分です。意識して見ると面白いよ
Q,5出力とは?
→能力を発現するための力。個人差があり、生命力に直結するといわれている。同じ能力でも出力の差でできることが変わる。いくら炎とか出せても少量ならばB級、最悪C級くらいまで落ちます。なお力量については先天的なもので、後から増減するようなことは滅多にありません。
一時的に出力を増やすドーピングはあるが、その薬は麻薬なんかと同等で身を滅ぼしかねません。なので全世界共通で使用、製造禁止となっています。
Q,6能力者は世界にどれくらいいる?
→現時点(8話)では1000人に1人。人口の0.1%に留まっている。国や地域に数の差はほぼない。10年単位でみると増加傾向にあり、能力者の管理、人権などの法律の見直しが検討されています。※基本は平等な権利を持っているのでご安心を。
◎1章の出来事※未読の方はネタバレ注意
養成学校を卒業し、東東京へと配属された二条 未来。そこのルールは2人1組での行動をするというもので、未来が組まされたのは協調性皆無、上層命令無視の問題児、宇田川 隼人だった。
彼の身勝手さと繊細さに振り回されながらも、パートナーとして心を通わせてゆく―――
そんな2人の歩みを妨げるように横島 大和が介入し、なにやら隼人の過去を突き回す。それに耐え兼ねた未来は横島と戦い、粛清するとともに己の強さを示した。
隼人の友達紅麗 和彦に出逢い、東東京について教えられた。この土地を守ることを自覚し、決意を強く固める。
以上。世界観の説明とあらすじでした。キャラクター紹介は二章の後にでも一挙に載せようと思います。
これでCroWnの世界が少しでも理解できればと思います。その他質疑については感想や活動報告などで受け付けているのでどんどん質問してきてください。ネタバレにならない範囲でお答えします。
本作はまだまだ続くので、これからも『CroWn』をよろしくお願いします!
いかがでしたでしょうか?
それでは次回から新章です。お楽しみに!