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第4話 ネットサーフィン!

どうも、小鳥遊 翔悟です。私は今手術室にいます。

今マスクを付けられました。これから手術が始まります。

肩と足に義肢を付ける為のジョイントを付ける為です。

麻酔が完全に効くまで少し最近のお話をしましょう!



2日前、俺は気づいた。

ここは俺のいた世界じゃないと、俺がここにいるのはあの時の

変なおっさんの仕業だと、何故かって?

それ以外に何も原因が思い当たらないからだ!


それでまず妹の事を調べた。

今の時代SNSの一つや二つウチの妹ならやっていただろうと思って。

色々探した、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム。

どこにもいない。

ウチの親も探した。いない。

他にも名前で検索したり、妹の友達や母さんの友達から繋がろうと思ったがその友達が見つからない。

たぶんこの世界俺の知ってる人はみんないないのだ。

そう思ったら急に寂しく感じた。

もしかしたら、この世界の俺は家族が欲しかったのかもしれない。

だとしたら…

「たぶん、俺ガチで独り身なんだ」


その後も少し調べたが、限界があると思って辞めた。


次に俺は義肢について調べた。

こう言うのはだいたいネットで調べれば出てくる。

左手でちょちょいのちょいよ


で、出てきた。俺が選んだのは驪竜の合金で出来ているらしい。

驪竜とは黒竜の事らしい。

いきなり、竜とか、ホント異世界実感出来て幸せ。

でだ、説明も読んだ。

鉄に驪竜の牙と鱗を混ぜ合金にした後、表面に驪竜の鱗でブラスト加工して作るらしい。

うん、何言ってんのかさっぱりわからんが、竜なら強い。

取りあえずわかるのは結構重い事とこれを作れるのも整備出来るのも凄腕の職人だけと言う事だ。

え?

ちょい、文華ちゃんスゲー



その後も2日間かけてもうちょい調べた。

なんかゲームの攻略みたいですげぇ楽しいかった。

わかった事は普通に使えば一生壊れない程丈夫で、

驪竜の鱗のおかげで鉄よりも何倍も強いと言う事。

腐食することがない事。注油しないとぶっ壊れる事。

魔力を原動力としていて電池切れとかの心配がない事。

指先まで元の感覚とほぼ同じ感覚で動かせる事。

本人の魔力次第で強くも弱くできる事。


パーツの消耗はするだろっと思ってそれも調べたけど10年に一回の交換でいいってでてきた。

油だけ指せってさ、メンテ楽すぎ!

つまりあれか?魔力さえなんとかすれば俺は自分の体よりいいものを付けるって事か?

最高じゃねぇか!


で、魔力の方はと言うと普段の食事でなんとかなってた。

説明すると、食事に入ってた魔石。あれを食べるだけでよかった。

人によって差はあるらしいけど人間は体内に貯める事が出来るらしい。

いやまあ何言ってんのって思う気持ちは分かるよ、

でもそう書いてあるんだから仕方ないじゃん


ただ魔法は使えないらしい。いや、使えるんだけど、使えないんだよ

魔法を使えるようになるには習得したい魔法を熟知した上で魔石を限界まで食べ

習得したい魔法を使える人5人以上に同時に魔力を全力で注いでもらう必要があるらしい。

魔石を限界まで食べっとあるが限界を超えると破裂する。普段は便やら尿やらで出るらしいが

過剰摂取すると破裂する。肉塊になってそこで終わり。

だから教えてくれる人もそう多くはいない。

そこまでしても適性が無いと習得出来ないし、適性があっても成功率は10%ぐらいらしい。

自分の適性は調べられないし、これを一回するのに500万程かかる。

単位は円だから一般人にはまず無理だろうねー

確実に習得しようと思うといくらかかることやら…

中にはギャンブルのように一つの魔法にかけて習得しようとする者もいるみたいだが

俺はさすがにやろうと思わん、てか金がないから無理なんだけどね。


さて、身体の心配が無くなったら次は冒険者について調べたい。

だってそうだろ、中世とかじゃないけど絶対あるはずだ。

異世界と言ったら冒険者!

冒険者になって実は最強でした。

んで、強くてモテモテで誰にするか困っちゃって

結局ハーレム作っちゃいましたみたいな人生!

これこそ異世界転移だろう。

俺のチートなにー?



まあ俺の妄想はどうでもいいか、冒険者ねー

お、あるある!

あるよ冒険者!

でも日本には少なそうだなぁ

まあこっちの方はおいおい考えよ、冒険者とはいえ正直あんま働きたくないし

どうやって食いつなぐかねー

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