みんなありがとう
俺の名前は田中巧。
どこにでもいる高校2年生だ。
成績は中の下、体力測定もパッとしないどこにでもいる高校2年生だ。
なぜ、どこにでもいる高校2年生を繰り返したかって?
高校生っていうだけでプレミアムだからだ。
これを書いている筆者も高校の頃に戻れたら女の子ともっと積極的に話して、エロい事、おっと親しくなっておけばよかったと後悔しているところだ。
えっ、馬鹿な筆者の話はいいからお前の能力の話をしろって。
しょうがないな。
「あっ、危ないよけて!」
俺に向かってサッカーボールが飛んでくる。
「瞬発!」
俺はサッカーボールをハイキックで蹴り返す。
それを見ていたサッカー部員は、
「スゲーなお前、サッカー部に入らないか?」
「悪い、俺は自分の時間を他人に束縛されたくないんだ」
さて、帰ってゲームでもやるか。
「もったいないな、あれだけすごいシュートが蹴れれば女の子にモテるのに・・・・・・」
「何っ!」
「しょうがないな、他人に束縛されたくないんじゃ女の子にモテても時間を割くだけだし」
「しょうがないな、PKの時だけなら助っ人として出てもいいぜ」
俺はすかし顔でそう答えた。
「ただし、条件がある」
「何だ」
「俺は練習には一切参加しない、試合の時だけ呼んでくれ」
「・・・・・・」
サッカー部員は黙る。
「まぁ、俺の才能を欲しがる気持ちはよくわかる」
「なかったことにしてくれ」
「はっ!」
「俺らは人に負けないように努力して、家に帰ってからも筋トレとイメージトレーニングをして試合に勝てるように努力している。それをPKだけそれも練習に参加しないだとふざけるな!」
「はい、すみませんでした」
「これだから、中途半端にうまい奴は困る」
はい、全国の運動部員の皆さんすみません。
俺が間違ってました。
皆さん、青春のかけがいのない時間を部活に向けて頑張っているんですよね。
そんな頑張っている皆さんを俺は馬鹿にしました。
すみませんでした。
ついでに、一生懸命働いている皆さんあなたのおかげで多くの人が普通以上の生活ができています。
本当にありがとうございます。
あれ、俺の能力の話しようと思ったのに何でこんなことになっているんだ。
まぁ、次の回でその話をしよう。
最後に一言。
「みんな生まれてきてくれてありがとう」
コメディーなのになんじゃこりゃ。
これは読者途中で読むの止めるわ。




