となりの花鳥風月
時は現代。神社の跡取りであり砥石マニアの高校生――五條穂高(ごじょうほだか)は人には視えない特別な隣人がいた。その名は八百里(やおり)と息吹(いぶき)。彼らこそ常人には見えない現世に重なり合うもう一つの世界、狭間(はざま)と呼ばれる魂と思念の世界の住人であり、二人は世界の理の具現である守護と呼ばれる存在であった。現世に興味津々な八百里と息吹、そして穂高の奇妙な日常が始まる。
そんなある日、穂高は工事現場で不思議な釘を拾う。それは和釘と呼ばれる古の鉄で鍛えられた楔であり、穂高はそれを気に入り持ち帰る。その時から穂高達の日常がゆっくりと歪んでいく。
これは因果を超えた守護たちと人との間に紡がれた絆の物語である。
そんなある日、穂高は工事現場で不思議な釘を拾う。それは和釘と呼ばれる古の鉄で鍛えられた楔であり、穂高はそれを気に入り持ち帰る。その時から穂高達の日常がゆっくりと歪んでいく。
これは因果を超えた守護たちと人との間に紡がれた絆の物語である。
プロローグ
2019/02/03 22:00
一章:玉鋼
2019/02/03 22:00
二章:息吹
2019/02/03 22:00
三章 : 嚆矢(こうし)
2019/02/03 22:00
四章:過渡
2019/02/03 22:00
五章:導因
2019/02/03 22:00
六章:裂罅 (れっか)
2019/02/03 22:00
七章:八百里
2019/02/03 22:00
八章:天地
2019/02/03 22:00
終章
2019/02/03 22:00