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セット1‐5

「ただいま…」


「鷹虎ちょっと…早く!」


母さんが慌ててリビングから飛び出して来た


「なんだよ!?」


鷹虎はリビングに入った


「これを見て!」


新聞の社会面を見せてきた


「これは…」


無免許医師逮捕!


「無免許で治療をしたとして逮捕された東京都町田市の高杉医院の高杉誠容疑者かれは地元でも有名な…」


記事にはこう書いてあった


「今から病院行くよ!」


市原総合病院


「鷹虎君の足は…なんともありません!」


「本当ですか?」


母さんが聞いた


「はい!靭帯どころか筋肉にすら傷一つありません!」


「じゃあバレーは?」


「バレーどころか相撲だって出来ますよ!」


「ただいま!」


「あっ鷹兄おかえり!」


「ほら小春良いもんやるよ!」


鷹虎は手に持っていた紙袋を小春に渡した


「えぇ!?なにこれ…わぁっありがとう!欲しかった洋服だ!」


「おかえり鷹虎!」


「幸兄…俺…」


「分かってる…新聞も見たし母さんからも聞いた!よかったなぁ!」


「ありがとう!」


「どうだ?俺の高校に転入すれば良いんじゃないか?」


「いやぁ俺は市原東でやる!」


「そっかじゃ今回は敵どうしだな!まぁ飯でも食えよ!」


次の日


「おはよう鷹虎!」


「おう斎藤!」


「昨日は大丈夫だったか?足は?」


「あぁ大丈夫だ!今日じゅうにはっきりさせる!」


「?」


放課後


「よいしょ!フゥ〜」


ガラ 体育館のドアが開く


「あれ?早いわね!」


舞子が振り向いた


ドアに手をついて鷹虎が立っていた


「1年A組清水鷹虎!男子バレー部に入部する!」


「本当なの?鷹虎君?」


「当たり前だ!ボール貸してみろ」


鷹虎はボールを持ちエンドラインに立った


「これが証拠だ!」


ボールを天高く投げスパイクサーブをした


それは舞子も鷹虎自信でさえ驚くようなジャンプだった


バシン!



ボールが床を叩き物凄い音が反響した


「みただろ?これが俺だ!」

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