ギルド!
森を抜けた 草原だった
まずは、力がまだちゃんとあるかだな
何かで試したいのだがな・・・
あっスライムだ!
ぷにょ、殴ってみた
スライムは光になって消えていった
スライムじゃ試せないな・・・
ん?なんか残ってる!
確かこういうときは・・・
「鑑定」
あれ?失敗?
スライムゼリー
スライムからとれる
あ、成功だ!
・・・・・・・・・
オーガがいた
「火術」
ぼぉぉぉー
「がぁぁぁぁぁぁ」
あ、跡形もなく消えた・・・アイテムがー!
まぁ、力は大丈夫そうだ 町を目指そう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくすると町が見えてきた
「止まれ。何者だ」
「・・・・・・迷子です」
「怪しいな、どこからきた?」
「わかりません」
「孤児か?」
「ちがいます。」
「じゃあなんだ?」
「師匠と2人で住んでいたけれど
師匠が、「おまえはもう1人前だから」と
追い出されました」
これは設定だけど、結構すらすら読めた。
「わかった。ギルドにいけ、最近A級冒険者がきてるから賑わってるよ」
A級ねー。たいしたことないなー。
「はい」
やったー!
町、広いなー、色々な物が売っている
ギルドってどこだろう
冒険者っぽい人に聞いてみる
「あの、ギルドってどこにありますか?」
5人パーティー?のリーダーっぽい人に聞いてみた。
「あ、ギルド? 今から行くからおまえも来るか?」
「え?見ず知らずの子を連れて行くんですかー?」
背中に斧?を持った人が聞いた。
「私たちも行くんだから、いいんじゃない?」
杖を持っている人が答えた
「じゃ、行くか!」
「おぉー!」
・・・・・・・
「そういえば、名前聞いてなかったな、なんて名前だ?」
どうしよう、そういえば名前考えてなかった。
前の名前使うのもやだしなー
うーん、ボルケーノのルーノを取って、ルーノにしよう
「ルーノです」
「名字は?」
あれ?名字は貴族がつける物じゃ・・・
「あ、ごめん。貴族だと思ったから・・・」
この服装を見て誰が貴族だと思う!
今の服装は・・・
ローブを着て顔は隠しているが、
素足なのに! ちなみに耳やしっぽはない。
何でだろう?聞いてみるか。
「どうしてそう思ったのですか?」
「いや、この時期になると、必ず貴族の人が家出をして、
冒険者になりたいと言うんだ」
「そ、そうなんですか・・・」
今の季節は初夏だ。なるほど、学園にでも入学したお坊ちゃまや
お嬢様などが逃げ出してくるのだろう。
「あ、あなたの名前は・・・?」
聞いてみた。
「ソルだ。性はない」
「っと、ついたぞ。」
すごい大きさだ。たくさんの人がいる。
・・・? なぜかみんながこっちを見ている
こっち見るなー。殺したくなる。
受付の人が、
「クエスト達成ですか?」
と、ニコニコの笑顔で聞いてくる。
「あぁ」
ソルが答えた
「わかりました。さすがA級冒険者ですね」
あ、なるほど。だからみんながこっち見ているのか。
・・・・。気のせいかな。にらまれている気がする
「あ、あの・・・そちらの子は・・・?」
「あぁ、途中でギルドの場所を教えてほしいと言ってきたので、
ついでだからつれてきた」
「そうですか。あなたは何の用できたのですか?」
なんか冷たい言い方だなぁ
ま、気にしていてもしょうが無いか
「ギルド登録しに来ました」
「なら、あちらの受付です」
「はい」
20メートルくらい離れてから振り向くと、
受付の人がソルと話してた。女性達に囲まれている
あれにしっぽがあったらちぎれるくらい振っているんだろうな。
「おい、ソルとは関わらない方がいい。」
「なぜ?」
「前に、ソルにちかずいた女が、あの受付に殺されかかってる。
しかも、証拠も残さないという。恐ろしいやつだ。」
お、恐ろしい。私以上かもしれないな。
ちかづかないようにしよう。
「忠告ありがとう。ちかづかないようにします。」
「あのー。」
「何かご用ですか?」
この受付の人は、耳が長い。エルフか!
久しぶりだ。
「ギルド登録をしに来ました。」
「はい。わかりました。ここに記入をしたください。」
名前は・・・ルーノ
性別は・・女
属性、何それー
昔はなかったな。だいぶかわってるな・・・。
「あの、属性とは・・・・?」
「属性とは得意属性です。一番相性のいい属性を書いてください。」
「わかりません・・・」
声が小さくなってしまった
「魔力をはかりますか?」
「はい!」
・・・・・・・・・・・
水晶だった
「これに手を乗せてください。」
水色と黒色に光った
「2属性ですか、ではここに氷と闇と書いてください。」
「はい!」
・・・・・・・・10分後・・・・・・・
あらかた埋まった。
受付の人に渡すと、その紙を見てかたまった。
「何か問題でも・・・」
おそるおそる聞いてみる。
「あっ、少し待っていてください。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「できました。」
ギルドカード
名前 ルーノ
年齢 10
属性 氷 闇
ランク H
ランクは、
SSSからHまである。
「クエストはどのランクでもすべて受けられます。
でも、だいたい自分のランクのを受けます。
誰でも死にたくはありませんからね」
「はい。ありがとうございます。」
よし、クエスト受けようかな。