1/4
起きたんだ!
狐のお話です
「・・・・・・・・・・・・・」
どれくらい寝ていたのだろう。
外は、どれくらいかわったのか、私を覚えている人はいるのか。
なにをするか、
・・・・外に出たいなー。
「・・・・・・・・!」
何か聞こえる。
耳を澄ます・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おい!見つかったか?」
「いや、いないよ!」
何の声だろう?
「くそっ、依頼今日中だぞ!」
「焦ったってみつからないよ」
どうやら冒険者のようだ、
あ、私も冒険者になれないかな、
人になれば出来るかな・・・・
「人化の術」
・・・できた。久しぶりだから出来ないかと思った。
よかった・・・。
さて、外に出よう。
・・・・あ、名前・・・
後で決めよう!
こうして不思議な狐は冒険に出た。
「あ、道がわからない!!」
前途多難だけど・・・・