仮サブプロット2(前回の続きから)
桃子がミシュア機構に入ってから環関連のことで事件が起きる。
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※この項目は本プロットとは分けてバックストーリーのような扱いで考えます。
・事件 環の行方不明の後、環の両親も謎の失踪、さらに家は血まみれという事件が起きる。血液は環のものも現場に付着しており、両親も含めて畔村一家のものであることが判明。現場の血液は大量で、ちょうど致死量に至るか至らないかのぎりぎりのラインであるそうだ。しかし、最も不明な点は3人とも行方不明で、もし死亡していたとしても遺体が不自然にも姿をなくしているということだ。
・真相 ノスフェラトゥ化した環が血液を補充するために両親を襲った、両親はすでに死亡している。環の血液が現場にあったのは自分も生きているのか死んでいるのかばれないようにカモフラージュするためである。環は顔のない白衣に教えられ、エリミネーターという存在がユーフォリアで異世界化の影響を排除しようとしていることを知っていたので、彼らに自分の存在を悟られぬようこのような行動を取った。
・ノスフェラトゥ化した環の目的
基本的な欲求、元々環は好奇心が強かった。しかし、それはおよそ普通の好奇心ではなかったし、異世界化した廃工場地帯に連れ去られ、ノスフェラトゥ化したことでその好奇心はさらに強く、異常な執着心に変わった。まだ見ぬ世界を見たい、知りたいという純粋な想いを叶えるために人外となった環は冷酷な考えで行動する。一度きりしかない人生で、自分にとって本当に意味のある、価値のある世界を知るという強い思いを胸に。例え、それが世界に絶望をもたらすものであっても、大切だった友達を手にかけることになっても。
環の目的はこの世界から異世界への道を作り、異世界を旅すること。
後々、異世界への道を作るという目的のために、桃子達と命を賭けて衝突することになる。
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・追加設定
異世界存在、あるいは異世界存在と関わりがあるものに対して、エリミネーターは五感や直感などでそれを感じ取れる。
ただし、完全にというわけではなくエリミネーターによって精度は低くなったり高くなったりする。
見分けるのが得意な子もいれば不得意な子もいる。不得意な子は見分けるのを外してしまうことも多々ある。
得意な子はエリミネーターの中では希少で珍しく、重宝されている。
・サブプロット2
★環を見つけ出すため、エリミネーターとしてミシュア機構の任務を遂行しろ
ここまで振り返り、桃子は環を救うために、店主の言葉に従って力を得てミシュア機構に入った。
※桃子がミシュア機構に入れた背景。ユーフォリアのスポット拡大による異世界領域と、その元凶であるとミシュア機構が予測しているカルト暴力団Helixの足がミシュア機構には中々掴めず、実質、現在のミシュア機構の手に負えなくなりつつあった。
ミシュア機構は、桃子の出所も得体もしれないが強い力を利用しようと考え、桃子の意思表示に桃子を組織に迎え入れた。
カナダ支部の支部長ティモシー・ステアーズが桃子を研究対象としてみており、それも組織に入れた理由の一つである。
★ミッション内容:
カルト暴力団Helixの構成員らしき人物、日本人形を持っている長髪に帽子を深くかぶった作業服の男、吉舎莞爾を捕らえる。
生け捕りが望ましいがやむを得ない場合は殺害しても可。
Helixは環ともかかわりがある可能性が高いので、桃子にとっても他人事ではない。
環の情報が得られる可能性があるというメリットが桃子にもある。
・概要
ユーフォリアで調査していたミシュア機構のHelix調査員とエリミネーターのあるチームがHelixに関して有力な情報をキャッチ、
長い間膠着していた事態はようやく動き出そうとしていた。
しかし、そのチームは組織の上層部に連絡している最中に何者かの襲撃を受け、連絡の途中で殺害されてしまう。
ユーフォリア、作業服の男、吉舎、日本人形という言葉を残して。
調査結果:
作業服の男は、10年前に謎の失踪を遂げた日本人形の製造では古くから歴史があるトップメーカー、”吉舎人形”の御曹司、吉舎莞爾である可能性が非常に高いということが判明。
障害① 吉舎の使役する単眼の日本人形、単眼ちゃん1号機の目から出るレーザービーム攻撃、飛距離は20メートルぐらい。
※異世界存在の亜人種サイクロプスから目を入手し、それをもとにした日本人形タイプの使い魔を作った
障害② 吉舎の体術、動きも常人離れしている、クラス超上級の優秀なエリミネーター並かそれ以上。
吉舎は知力体力技術、あらゆる点でバランスの取れた相当の使い手である。しかし、彼にも弱点はある。
弱点は彼の近くにいる日本人形の形をした単眼の使い魔、単眼ちゃん1号機。彼は目に関して異常な執着、愛着、性癖をもっており、幼いころから人間を含めたあらゆる目を集める趣味嗜好があった。
彼は単眼ちゃんの美しい”目”を愛しているので傷つけられたくはないと考えている。
だから遠くに行かせることも可能であるにもかかわらず、彼の武器である単眼ちゃんを自分の側から遠ざけることをしない。
いずれにせよ単眼ちゃんの攻撃もかなり協力なので単眼ちゃんを破壊することが戦闘において吉舎を出し抜くカギとなる。
障害③ 時、場所、人数不特定のランダムに8人の”ドゥーム”に襲われる
★追加設定:店主と契約した力、桃子の左手のタトゥーについて
力の代償、異世界からの8人の刺客ドゥーム
店主と契約して得た力、アンリミテッドドゥームという力の代償は呪いにかかること。桃子や特別な目を持っているものにしか見えない紅い澱が頭上の空間から花弁のように降り始め、桃子の側の地面に落ち始めると合図である。かつて桃子と同じように店主の様な存在と契約して、契約条件を満たせずにタイムリミットになってしまった者たち8人の末路、”ドゥーム”と呼ばれる存在に襲われ始める。
ドゥームは全部で8人おり、どれも強力で異界からの呪われた刺客である。紅い武器をもった黒い影のような出で立ちをしており、通常の攻撃を通さない、不死身である。
ドゥームを追い払うことや殺すことも可能であるらしいが方法は不明。
店主の話によれば、ドゥームに殺されるとドゥームになってしまう。
ドゥームになると永遠にドゥームからは解放されない、永遠の絶望と恐怖と苦痛の中で死ぬこともできず、その中でもがき続けながら桃子のように契約した者を自らの仲間へ引き入れようと襲い続ける永遠の彷徨い人になってしまう。
ドゥームの出現時間はランダムである、早く消えるときもあれば長い間桃子の障害になることもある。
左手の刺青、アンリミテッドドゥームには期限があり、タイムリミットがある。刺青の線が心臓まで届くとドゥームに殺害されなくてもドゥームになってしまう。力を使いすぎると呪いの進行を早めてしまうので注意が必要である。
今の所、アンリミテッドドゥームの呪いを解く方法はわかっていない。
スキル①
左手の力、ドゥーム化を早める代わりに桃子の無意識によるオートで戦う紅い色のリキッドタイプの特異な武器を扱える。
一定時間を経過すると肉体に負荷がかかり始める、特に脳に負荷がかかりはじめると危険。強烈な頭痛と吐き気に襲われる、鼻血が出たら最後、鼻血が出ると力が桃子の器からあふれだし、力の制御が不能になる。身体と意識を呪いの力に乗っ取られた状態になり、敵味方の区別なしに一定時間無差別の殺戮行為を繰り返す。
燃料切れになると暴走は収まる。
武器の形状は主に5タイプ(仮) 液体を散弾銃のように飛ばす 伸縮可能な槍型、刀型、盾型 8頭の怪物のような怪物型。
・シナリオ
ユーフォリアの街中で吉舎と思われる人物を見つけ、廃ビルに忍び込むところまで尾行した桃子のチーム。
しかしそれは吉舎の仕掛けた罠だった。
魔術的な結界が施されており、桃子達はビルからでられなくなってしまう。
ビル内の時空間も外と比較して歪んでおり、吉舎にとって戦闘をすすめやすい環境下になっていた。
桃子達はチームを分断され、思うように戦闘をさせてもらえず悪戦苦闘する。
仲間の一人が重傷を負い、窮地に陥る桃子達、さらにそこで紅い澱が降り始め、ドゥームも3人出現し桃子に強力な刃を向け始める。
吉舎に加えてドゥームと激しい攻防戦を繰り広げるが桃子に限界がきてしまう、力を使いすぎて鼻血を噴き出し桃子は倒れる。
制御不能な力があふれ出し、閉じ込められた空間内で暴走し始める桃子。
桃子の近くに隠れながら攻撃をしていた吉舎を紅い液状の物体が襲い吉舎の片腕を吹き飛ばす。
桃子の暴走した能力に吉舎は怯み、桃子の追撃を交わす一方になり始める。
吉舎にとって幸運だったことはドゥーム3人が出現しており、桃子の邪魔をしていたことである。
ドゥームと桃子が攻防を繰り広げている最中に片腕を失った吉舎はその場を逃げ出す。
今回はチームが分断されていたことが幸いしたのか桃子の能力が暴走し始めた時点でチームが桃子の暴走による被害を受けることはなかった。
暴走した桃子が廃ビルを内側から破壊して桃子の燃料切れになる。
傷を負っていたチームの仲間がなんとか力を振り絞って廃ビルから桃子を連れて脱出する。
サブプロット2の結末
結局任務は失敗に終わるが、吉舎にダメージを与えたこと、ユーフォリアに潜伏していることは確実ということが分かったのでチームがミシュア機構から罰則を受けるということはなかった。
ただし、呪いの進行が進み、仲間も重傷を受け、環に関しては何も分からなかったので桃子にとっては芳しくない結果となった。
サブプロット3
★環を見つけ出すため、エリミネーターとしてミシュア機構の任務を遂行しろ、その2
ミッション2内容 逃げた吉舎をさらに追え
ミシュア機構がユーフォリア内に常に目を光らせているのでユーフォリアから吉舎逃げようとすればその網にかかる。
考え中です。