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原文 あ段以外を許可します!!!
一国の王であるビクトル王はある日知りました。
あいうえお、というのを母音と言うらしい、ということです。
「ぼいん、だなんてけしからん。風紀が乱れるに違いない。そうだ。今後国民はあ段しか使ってはならんものとする!!」
こうして、こくみんはあだんしかつかえなくなってしまった。
「おはよう」
「おはよう」
あいさつはなんとかつたわるからまだいいほうだ。
「おかあさん、きょうのよるごはんなに?」
「おみそしると、おにぎりよ」
かていでのかいわはたいへんそうだ。
すごくこまっていそうなレストランもあった。
さばとそばのせんもんてんだ。
「さばのしおやきください」
「はい、わかりました。しおやきそばですね」
「おまたせしました」
「ちがいます」
しだいにひとびとはあだんだけでできたたべものしかたべなくなった。
なまはむたかな、がこくみんのしゅしょくとなった。
えんぶんがおおくこくみんはこうけつあつでたおれはじめた。
こくみんのふまんはばくはつ。それとともにこくみんはひとつのことにきづいた。
「ばかたれおう!ばかたれおう!」
こくみんはいきをあわせてさわいだ。
「ばかにされている気がして嫌なのじゃ!」
そしていからお段は我々のもとに帰ってきたのであった。




