表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Last Angel  作者: カレー紳士
4/19

第四話

どうもカレー紳士です・・・

なんと、お気に入り件数が増えていました!!

びっくりです・・・

これからもがんばります!!

ガチャ・・・ドアを開けて、

「ただいま、母さん」

俺が言うと続けて、

「ただいま帰りました、お母様」

そういって、秋野さんも家に入った。

「ふふ、そんな固苦しくなくていいのよ」

と、母さんが言うと、照れたように

「た、ただいま、お母さん」

そう、秋野さんが言った。

俺の部屋に来ると、

いきなり秋野さんが服を脱ぎ始めた。

「な!ちょっと!なにやってるんだ!?」

俺は目を隠していった。

「着替えてるの。どうしたの?」

秋野さんは綾OOイみたいな、静かな女の子だと思ったけどこんなに大胆だなんて。

「あ、あの、男子の前でそういう事するって言うのは・・・」

「いいじゃない。好きな人の前だし」

「そういう問題じゃなくて・・・」

「着替え終わったわよ」

それから俺も着替えた、秋野さんは出てもらいましたよ?

「今日はもう遅いから寝よう」

と、布団へ入ると

ぎゅ・・・

いきなり秋野さんが抱きついてきた。

「な、何だよいきなり」

秋野さんは俺の胸に顔を埋めて、

「おやすみ・・・」

といってそのまま寝てしまった。

「ま、いっかな・・・」

俺も寝る事にした。

翌朝・・・・・。

「ん、ふぁあぁぁ・・・」

眠い中をおきると、

「あれ?秋野さんが居ない?」

階段を下りてリビングへ行くと、

「目は覚めた?」

と、秋野さんが言ったのはいいのだが・・・、

「何でそんなかっこうしてるんだよ!?」

秋野さんの姿は、エプロンを着ていてお玉を持った・・・主婦の姿だった。

「あの、お母さんが新婚の練習しとけって」

「何やってんだよ!母さん!」

母さんはからかうように笑うと、

「もう、とぼけちゃって!結婚するんでしょ?」

「なっ!」

俺は秋野さんを見た。秋野さんは頬に手を当てて赤くなっていた。

「秋野さん、なんか言った?」

母さんが、

「何言ってんのよ~、あなたが一昨日言ったんじゃない、俺の婚約者だって」

「えっ!?マジ!?」

秋野さんと母さんが同時に頷いた。と言うか、OK出す親もどうよ?!

「早くご飯食べないと遅れるわよ!」

と、母さんが言った。

「今日は私が作ったの」

と恥ずかしそうにご飯と味噌汁を出してきた。

一口食べると・・・、

「ん、おいしい」

秋野さんは俺の反応に満足だったのかとても嬉しそうだった。

「いちゃいちゃしてないで早く食べないと遅刻するわよ」

母さんがからかってきた。

「わ、わかってるよ!」

朝飯を食べてさっさと歯を磨き、登校。

秋野さんが俺にくっついて歩いていると、

「おう!綺麗な女連れてんじゃねえか」

と、ガラの悪い男が俺と秋野さんに言ってきた。

「なんか用ですか?」

そう聞くと、男は

「痛い目見たくないなら、その女をよこしな!」

そういって刃物を取り出してきた。

「お断りします!」

「なめんなや、くそがきがぁ!」

その男が勢いよく切りつけてきた。

「あたるか!」

俺がその刃を避けて竹刀を取り出した。

「邪魔!!」

破裂音のような音が鳴り響く。

美しい曲線を描いた竹刀は見事に男の脳天に直撃した。

気絶をした隙に走って学校に行った。

キーンコーンカーンコーン

「ふー、危なかったな・・・」

学校に付いた俺はため息を付いた。

「遅刻ぎりぎりね」

「違うよ、秋野さんがだよ」

「え・・・?」

秋野さんが赤くなってうつむいて、

「ありがとう」

小声で、しかしはっきりといった。

そんな秋野さんに見とれつつ、

「あ、ああ、無事でよかったよ」

といった。

後ろから麻野が、

「何かあったの?」

と、聞いてきた。

俺は、

「いや、何でもないよ」

俺は疲れたように答えた。

キーンコーンカーンコ―ン・・・

「あ、チャイムだ」

といって麻野さんが席へ戻った。


~昼休み~

秋野さんが恥ずかしそうにお弁当を取り出した。

「これ、お弁当。うまく作れたかはわからないけど・・・」

赤くなりながら、かわいいお弁当箱を差し出してきた。

俺はうれしさいっぱいになった。

「ありがとう」

そのとき!!

「きゃぁぁぁ!」

「うわぁぁぁ!!」

朝、路上で絡んできた男が教室に乱入してきた。

「この教室に、俺を殴った奴がいるはずだ。出て来い!!」

(げっ!あいつは、朝に絡んできた奴!!)

「ん!そこかぁ!!!」

そう叫びながらクラスのみんなを押しのけ、突っ込んできた!

「どうする?また気絶させちゃう?」

秋野さんが、いいところで・・・、というような顔で言っていた。

俺は少し考えて、

「いや、誘導しよう、ここじゃ人が多すぎる」

俺は勢いよくドアから飛び出して、屋上へ走った。

~屋上~

「はぁはぁ・・・、こんなところでタイマンか?あの時は油断したが、今度はそうは行かんぞ!!」

ふぅー。

「さぁ、始めるか」

男は何だと?というように睨み付けてきた、いや、でも余裕ですしー。

「このクソガキャア!!」

男は勢いよく殴りかかってきた。

「おっとぉ!!はい、一発目空振りだな」

俺は予知能力があるのでらくらく避けます、さらに避けます。

「くそ!!何で避けられるんだよ!!」

(そろそろ、終わらせるか!!)

めんどくさくなった所で、

今日、二度目の破裂音。

「ぐ・・・あ・・・」

男はぐらりと倒れ、気絶した。

その後男は交番に連れて行かれた。

「大変だったわね」

秋野さんは心配そうに覗き込んできた。

「大丈夫だよ、それよりごめんな、せっかく作ってくれたのに」

そう謝ると、秋野さんはにっこり笑って、

「謝らなくてもいいわ、こうしているだけで幸せだから」

秋野さんはぴったりと寄り添ってきた。

「じゃあ、帰ろっか」


今回は新婚シチュと不良から助けるという

ありがちなシチュエーションを入れてみました。

相変わらず主人公は最強ですね・・・。

少しはダメージを負わせるシチュエーションも取り入れていこうと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ