第十三話
えー、十三話目です。
そろそろ日常的なことも入れていきたいなーと思います。
校門前
「はぁはぁ、ふぅ。さぁ、お望みどうり来てやったぜ?」
そのとき、俺は目の前の男とにらめっこしていた。
「てめぇ、朝はよくもやってくれたな」
そっちが余計なことをしたんだろ。
「いや、いきなりだったのは謝りますよ」
俺はできるだけ戦いは避けたい、というか、キスした時ほどじゃないけど人多いな。
こら、お前ら勉強どうした!特に三年生!!
「ほ~、じゃあ悪かったと認めるんだな?」
なにやら男が不敵な笑みを浮かべている。
「ええ、そこは認めます」
刺激しないように、刺激しないように。
「じゃぁ、お前と居た女を出せ」
「なぜですか?」
「俺の女にするからに決まっているだろう?」
ンー?ナニヲイッテラッシャルンダ?コイツハ?
「それはできませんよー」
「なんだ?悪かったの認めるんだろ?」
「(ブチ)ええ、認めますが出来ることとできないことがあるんですよ?」
「あんないい女お前にはもったいねえんだよ!!」
「(ブチブチブチ!!)こっちが悪いの認めたからさっさと帰りやがれデス」
おっと、口調がおかしくなt
「つべこべ言わずにさっさと連れてこいや!!」
「(ブッチーン!!)てめーをこれからぶっ飛ばすので覚悟しやがれでございます」
あー、もう我慢ならん。殺す、こいつを殺す。
「んだとー!てめーがぶっ飛ばされてーか!!」
殴りかかってきた、短気な奴だ。そしてやられ役のセリフをありがとう!
「甲斐、避けろ!!」
突然声がした。声の主は慶太だ、避けろ?はて、またなぜ?
「よいしょっと」
俺は一応斜め後ろに避ける。
「で、何で避けさせた?」
「馬鹿かお前、このままだとこの前の事件も合わせて、停学になるぞ?」
ん・・・?停学になる?それ・・・やばくね?
「わ、わかった。何とか避けて先生が来るのを待つか」
俺が、相手を見るとまだ睨んでいた。
「えーっと、さっきはすいません」
「お、なんだ、いきなり素直じゃねえか。俺に勝てえねとわかったか?」
ああ、めんどくせぇ。
「え、ええ、俺はあなたには勝てません」
「(ボソボソ)おい、甲斐、青筋青筋」
「だったら、女をさっさと連れてこいや」
「できませんったら」
まだ言ってるのか・・・しつこい。
「だが、もらうとしても無表情で人形みたいだったな」
勝手に話を進めんな・・・。
「やっぱり、気持ち悪いからいらねえわ、その代りお前を殴らせろや!!」
ぶちーーーーーーーーーーーーん!!
(由香里を・・・気持ち悪いと言ったか・・・?殺す。今度こそ、殺す。)
「お?なんだ?こっちに歩いて来るということは、殴られにk「死ね!!」
ゴキャァ!!
「うわ、甲斐容赦しねぇな・・・おまえ」
「おい、もう由香里の悪口言うんじゃねえぞ・・・?」
男は真っ青になって無言でこくこくと頷いている。
帰宅
「はぁ、疲れたぁ」
俺は風呂に入りながらそんなことをぼやいていた。
あの後どうなったかというと、他の生徒や由香里たちの証言で厳重注意だけで済んだ。
「なんか最近、疲れることばっかだな」
(考えても見れば、鈴が来て、正体がばれ、あとは・・・)
キスをしたのを思い出し、さっさと風呂を出た。
「甲斐君、今日なんかあった?」
飯をみんなで食べているとき、唐突に鈴が聞いてきた。
「まあな、ちょっと柄の悪い男に捕まっただけだよ」
「えぇ!!大丈夫だった!?」
「ああ、大丈夫だよ」
「でも、あなたがあそこまで感情的になるのは珍しい」
ぎくっ!!
「いやまあ、それは・・えっと・・・」
お前だからなんて言えるか!!
「(ボソボソ)ん~?もしかして・・・由香里さんだから、とか?」
Oh!?スズニハオミトウシデスカ?
「(ボソボソ)あ、いや、うん、そうだ悪いか!?」
そういうと鈴はニッコリ笑って、
「(ボソボソ)素敵だと思うよ?」
はあ、なんだかなぁ。
「ねえ、おしえて、なぜ?」
う、顔近い。
「え、えっと、お前だからだよ・・・」
結局押されて白状をした。
「今、私だからって・・・」
「何度も言わせんな、お前だからちょっと取り乱したんだ」
由香里は座りなおして、真っ赤になってうつむいていた、ああ、はずかしい。
翌日
チュン、チュンチュン
ああ、いつもの朝だ、いたって普通の朝だ。
「ん、んんん・・・そろそろ、起きなきゃな・・・」
俺が体を起こそうとしたそのとき、
「やあーーーーーー」(棒読み)
「とぉーーーー!!」
どすん!どすん!!
俺の体に天使と、いとこの体が降ってきた・・・これで何度目だよ・・・。
「あ、あのな・・・ボディプレスくらうと痛いからやめてって・・・」
「朝だよ!!起きてーー!!」
鈴、ガン無視か!!
「あなたは丈夫」
「由香里・・俺はもろいのですよ?」
「??」
ああ、何で?っていう顔しないでください・・・。
「分かった起きる、起きるから・・・」
「じゃぁ、おはようのk「はいはい、人前ではやめような!!」
あぶねー、何とか阻止成功!
「仕方ない・・・ざんねん」
由香里は残念そうに鈴と下に下りて言った。
「・・・マジで起きなきゃな」
着替えて、下へ降り飯を食べ、歯を磨き、
『行ってきまーす』
「はい、いってらっしゃい、今日は早く帰ってくるのよ」
「ん?わかった」
しばらく歩くと、いつものようにいつものメンバーに会った。
「よう!!おはよう、新婚さん」
「お前の口を縫ってやろうか?」
「はは、冗談だよ」
慶太としゃべっていると、長閑が突っついてきた。
「ねぇ、なんか少し由香里元気ないじゃない?喧嘩した?」
そういわれてみれば、あんまりしゃべんないな、
「どうかしたのか?由香里」
由香里は俺を見上げて、ボソッと
「足りない・・・」
っといった。
「ん?足りないって、何が足りないんだ?」
「・・・・・甲斐君分」
「ん?なんだそれ?」
「簡単に言うとあなたの愛情成分」
いきなり何を言い出すんだ、この無表情娘は。
「俺は十分愛してると思うんだけどな?」
俺は考えるようにいうと、
「あんた、負担掛けてんじゃないの?」
「そうだぞ!秋野さんがかわいそうだぞ!!」
ええい、だまれ!!といいたいが、負担はかけっぱなしだしな・・・。
「あの、俺が何をしたかは、あまりわかんないけど、ごめん」
「・・・朝」
「え?」
「朝、おはようのチューしてくれなかった」
「ぶはっ!!げほげほっ!!」
な、何を言い出すんだ!!しかも人前で!!
「あれがなかったら、甲斐君分が不足して元気でない・・・」
「いや、あれは鈴もいるし、俺は健全な高校生でして・・・」
「ああ!!分かるぞ、甲斐!!下のほうに血液g「黙れ!」ゴキィ!!
ああ、余計なことを言おうとするから長閑が痛そうなパンチを・・・
「えっと、それ以外にできることない?その、謎な成分補給すること」
「・・・・・キス・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「だ、駄目・・・?」
や、やや!?そのうるうるの目つきはいかん!!
「だ、駄目だ、人前だからな・・・まぁ・・・こっちこい」
少し離れていたので呼び寄せた。
「甲斐k「これでかんべんな?」
そう言いつつ由香里を抱きしめた。
「・・・うん」
「はぁ・・・熱いなぁ・・・」
「そうねぇ・・・校門の前で堂々とねえ・・・」
「おい・・・お前ら、抱き合ってるところ悪いが、遅刻するぞ?」
慶太の一言で我に帰った。
「うわあああ、キスの時ほどじゃないけど、恥ずかしいしヤバイ!!時間が!!」
「ん~、もうちょっとだけ~・・・」
「由香里!そんなこといってないで早く行くぞ!!」
~予告~
次回、Last Angel
めぐってきました甲斐の誕生日
しかし楽しいはずの誕生日が災難なことに?
家族も増える予定の次回を乞うご期待!!
っという妄想が蔓延りました。
ちなみに予告どうりにしたいと思います。