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Last Angel  作者: カレー紳士
10/19

第十話

遅くなりましてすみません・・・・

ぶっちゃけ、作者は高校生なので文章力もなく

アイディア力もありませんが、頑張っていきたいです!!


「あ、甲斐君こっちこっち~!!」

俺が部室に着くともう二人で座っていた。

他の先輩方がニヤニヤしている。俺は無視して由香里と鈴の近くに座った。

「やっと甲斐君のかっこいい姿を見れるよ~♪」

なぜ楽しそうなんだ。

「まあ、いいけどな、迷惑はかけんなよ?」

「うん、わかった」

腹が減ったので弁当をもらおうとすると、由香里は渡してくれない。

悪い予感がした。

「私が食べさせるの」

あー、的中。遠慮せずにあーんとかやってくる。

「えっと、その」

ああ、断れない雰囲気。先輩ははやし立てるし、鈴にいたっては写真を撮ろうとしている。

「・・・あーん」

ああああ、はずかしい。穴があったら入りたい。

「あの、由香里?もしかして、食べ終えるまでこれ?」

当たり前だというようにして、こくん、とうなずく。

「あー、勘弁してくれ、マジではずかしい」

由香里は残念といってやめてくれた。


パァン!!

竹刀が叩きつけられる音の中、由香里と鈴は俺のことを見ていた。

(はぁ、何がそんなに面白いんだろ?)

「甲斐君がんばって・・・」

「がんばれ~!!彼女が見てるぞ~!」

前が由香里、後が鈴、大会じゃあるまいし。

「じゃあ、少し休憩を取れ!」

顧問がそういって俺が面をはずした瞬間、

「汗、拭くね?」

そういって由香里が汗を拭いてくれた。

「あ、あぁ、ありがとう」

パシャ!!    突然のシャッター音。

「お、おい?何をやってるんだお前は?」

鈴が俺らのことを写真におさめていたのである。

「おい、なぜお前はカメラを持っているんだ?」

鈴はニコッと笑って、

「それはね・・・甲斐君と由香里さんのラブラブっぷりを撮るためよ!!」

はぁ、何を胸張ってんだか、まぁ・・・由香里は嬉しそうだから良いか・・・まて、いいのか、俺。

「がっはははははは!!よかったじゃねえか、甲斐!!」

先輩がおちょくってくる。この先輩嫌いなんだよな、無意味に後輩に嫌がらせするし。

「じゃぁ、練習再開!!」

練習が再開した。げっ・・・あの先輩が相手かよ・・・。

「がんばって。あなたなら簡単」

「そうよそうよ!!やっちゃえやっちゃえ!!」

『甲斐―!!頼んだぞー!』

ああ、由香里や鈴はともかく、他の先輩や後輩同級生までもが・・・。嫌われてんな。

「なんだよ、俺も応援しろよ」

ただ、本人が気づいてないのが救いだな。

「ま、いいか、じゃぁ、遠慮なく行くぜ!!」

先輩が竹刀を振り下ろす。

「っ!」

パシィン!!!バキィ!!

二回の竹刀がぶつかる音、一回目は俺が先輩の竹刀をはじいた音。二回目は俺が先輩の胴をとった音。先輩や皆由香里以外はきょとんとしている。

「ん・・・?あ、竹刀折れた・・・・」

しまった、いくら嫌いだとはいえ本気で叩いて折れるとは思わなかった。

「いってぇぇぇぇぇ!!!!!」

あ、痛がってんの見て皆よってきて大丈夫かって言ってる。顔ニヤついてるけど。

そんなに嫌いか~、俺もだけど。


「じゃあ、お先に失礼します」

俺と由香里は頭を下げ部室から出た。

「凄かったね~」

まず声をかけてきたのが鈴だった。

「そうね、まさかあそこまであなたがするなんて・・・」

由香里がこっちを見ている、やばい、嫌われたかな?

「かっこいい、さすが甲斐君、私もあの先輩嫌いだったから」

あー、やっぱり。いつもセクハラみたいな事されてるしな。


帰り道

「んー、いい写真が取れた」

鈴はニコニコしながらデータを眺めていた。そこには朝の、キ、キスシ-ンもばっちり。

俺がため息をついた瞬間、

「キュゥゥゥゥゥゥゥウウウウウ!!!!!」

耳をつむぐような金切り声とともに轟音が頭上で鳴り響く。

「な、なに、なんなのよ!?」

唯一状況を把握していない鈴はパニックになっている。

「くそ、空中戦かよ・・・。てか、あれだな、鷹人間みたいだな」

「甲斐君・・・、気をつけてね・・・」

「なんで!?なんで冷静で入れるの!?」

パニクリすぎ・・・ってしょうがないか。

「すまん、帰ってから詳しく説明する」

そういって俺は天使になる。

「甲斐・・・君?」

鈴は上手く喋れないでいる。

「じゃあ、言って来る」

「いってらっしゃい」

俺たちはそれだけ言って、俺は空へ上がった。



もう何も言うことが・・・・

あえて言うなら、こんな小説でも読んでくれている方々に

「ありがとうございます」とお礼を述べておきます。

本当にありがとうございます!!

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