表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Last Angel  作者: カレー紳士
1/19

第一話

初登校の作品です。以前、リア友に見せたらひどいと笑われました。

ですが、こんな小説でも見てくれる人がいると信じて、投稿しようと思います!

至らないことばかりですが、よろしくお願いします!

今日は全国的に晴れるでしょう。

いつものお天気キャスターの声が聞こえる。

「母さん、行ってくるね」

いつもの様に学校へ向かう俺。 

俺の名前は北村甲斐きたむらかいひかり学園高等部2年の普通の男子だ。

「おっはよー!甲斐、お前・・・、いつもどうりだなぁ・・・、とか思ってただろ?」

こいつは沖野慶太おきのけいた。人の思っていることが大体わかるすげー奴、超能力ってやつさ。

「なんだよ・・・、わりーかよ・・・」

「別にぃー」

「・・・・・なんかムカつくな、お前・・・」

喧嘩けんかモードへ突入しそうだ・・そこへ、

「あんた達、また喧嘩してたの?」

こいつは桜井長閑さくらいのどか。喧嘩の仲裁役、だけど・・・、

「そんないちいち下らない事で・・・」

『何だとー!』

と・・・、余計な一言で3人ギャーギャー言うことになる。

キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン

いつものとうりに授業が始まろうとしていたが・・・。

ガラガラ

先生と・・、見知らぬ女の子が入ってきた。

「ねぇ、あれ誰?」

今聞いてきたのは麻野瑠璃あさのるり。物静かで、控えめな女の子。

「さぁ、転校生じゃないの?」

俺達は、ひそひそ声でいった。

「今日から転校してきた秋野由香里あきのゆかりくんだ、みんなよろしく頼むよ」

と、先生は言った。

その女の子は無表情で、

「秋野由香里です、よろしくお願いします」

その子は、それだけ言って席に座った。

その昼休み長閑が俺と慶太と麻野を(無理やり)誘って、秋野さんに一緒にお昼を食べようと話をしていた。

「ねえねえ、いっしょにお弁当食べない?」

と長閑が言った。しかし、

「いや、私はいいわ。一人で食べるから・・・」

といって立ち去ってしまった。そのとき一瞬俺を見て眉が動いた気がした。気のせいか。

「なによ?感じ悪いわね!」

長閑が怒ったように言った。

「あ、あの・・・、まだ恥ずかしいのかもしれないし・・・」

おどおどして麻野が言った。

「そうかもね」

と言い、俺達だけで食べることにした。

放課後、俺達はいっしょに下校していた。

みんな部活で、夜遅くなっていた。

長閑が、

「あの子、家は何処かしら?」

とつぶやいていた。

俺が

「何でそんな事を気にするんだ?」

と聞いたら慶太が、

「そんなのいっしょに帰りたいからに決まってんだろ?」

「うっ・・・」(こいつだと筒抜けね・・・。)

図星だったようだ。

「じゃーねー」

「また明日なー」

と長閑と慶太が帰っていく。

「また明日」

と、手を振って別れた。

その途中の公園で秋野さんがいた。

「あれ、秋野さん?」

俺は秋野さんの事を呼んだ。

秋野さんは驚いたようにこっちを見た。

「こんな夜遅くにどうしたの?」

こう聞くと、

「いや、別に何にもないわ」

といって立ち去ろうとしていた、その時一瞬彼女に羽があるように見えた。

「あっ?」

思わず声に出してしまった。

「・・・・・・なに?」

彼女は振り返り、問いかけてきた。

「い、いや別に何にも・・・」

「そう」

秋野さんがそう言い、夜のやみへ消えた。



第一話、どうだったでしょうか?感想、ダメな点などがありましたら、遠慮せずに

めっためったにしてください。

良い感想があるとうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ