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おめにかかりたい


「『長めの髪。ハンサムで金持ち。たぶん上流階級。読書家、書評や紹介文を雑誌に寄稿して生活している(ほんとう?) 人とのつきあいが苦手。恋人より家族とすごしている。いままで恋人なし(これはウソ) ジュディいわく彼は本物。 誠実で控えめで、いつでもこちらのことを先に考えてくれる男。―― そんなのほんとうにいるんならおめにかかりたい!』ってかいてある」


 ヒースがうなずき、ただし、とつけくわえる。


「今回は相手の名前をさいごまでださなかったらしい。 住んでいる場所もにごされて聞き出せなかったって、悔やんでたよ。 彼女は、そいつがジュディをどこかに連れ去ったんじゃないかって思ってる。 ―― これは嫌味じゃなくて聞くんだけど、おまえの広い交遊関係内に、思い当たる男とかいねえかな?」


 首をかたむけウィルをみた。




「ぼくの知り合いじゃないね」


 つまらなさそうに肩をすくめた男が、結論を求めるようにマークに顔をむける。


 責任者はうなずいた。



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