表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/251

コナーさんの正体は?


「 ジュディの端末は、最後の操作で《コナーさん》に『よーいどん』がおくられている。 その《コナーさん》に、ジュディは三年以上前に『お借りした本とてもおもしろかったです。お返しにわたしのオススメを持っていきます』ってメッセージを送ってる。 地図の《赤い点と点》の距離を考えれば、その《コナーさん》はこのクロイス州に住んでるはずだ。 ―― さあ、ここで《コナーさん》の正体がわかったやつはいないか?」


 両手をひろげてみせると、「図書館勤務」「作家」「本は別の物をさしてるんじゃない?」などと意見があがる。



 うんざりしたようにケンが手をあげた。

「ここにあがってる11人が《つながってる》のはきいたが、それを『どうやって』さがしあてたのか、まだ聞いてねえけど」




 腕を組みなおしたクラークがジャンをちらりとみた。


「・・・これが、事件として明るみにでたのはつい最近で、一人の被害者が判明して、そこからたどっていった結果がこの11人だ、どうやって探し出したのかは、あとで直にきくといい。・・・おれが言えるのは、根気よく、ずっと追っていったポールとその仲間たちに感謝ってことだけだ。あっちはこれの捜査に四人しかあててもらえなかったらしい」



「警察官としたら当然だろう?たしかに不自然な失踪だけど、どこかで死体があがったわけでもない」

 クラークに対抗するように腕をくんでジャンがいいきる。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ